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Checkpoint of SAFETY
評価方法(Check Sheet ver.1)について

配点

原則として各項目に4点を配分。エアバック関連に20点、シートベルトに20点、予防安全性に40点、その他の項目に20点。ただし、予防安全性の項目のうち、各種装置を統合するシステムであるアンチ・スピン・デバイスと、電子制御油圧ブレーキシステムについては、それぞれ20点を配分。この2つの装置を装備すれば、満点になるように配慮した。

配点におけるウェイト付けについての見解

安全装置の効果を考慮して、配点にウェイト付けをすることが理想である。しかし、安全装備の装着と事故防止効果、被害軽減効果との因果関係を説明する科学的研究結果を寡聞にして知らない。そのため、科学的見知に基づく配点のウェイト付けを行うことを断念した。

アンチ・スピン・デバイスと電子制御油圧ブレーキシステム

安全装置の効果に配慮して配点のウェイト付けをするため、一般的に事故予防効果が高いと言われ、高級車を中心に普及が進んできたアンチ・スピン・デバイスと、先進的な車種に採用が始まった電子制御油圧ブレーキシステムについては、20点を配分した。2つのシステムの下位システムであるABSやブレーキ圧前後配分システムの点数が付かないことを考慮した。
標準装備・オプション装備について

安全装備については、車両価格に関わらず装備できることが大切であると考える。理想的な全グレード標準装備には満点を与え、全グレードでオプション装備、あるいは標準装備とオプション装備を組み合わせて全グレードで装着が可能の場合は3点を配分する。

しかし、一部のグレードで標準装備であっても、一部のグレードでオプションでも装備できない場合は1点とする。一部グレードにのみオプション装備の場合も、この位置付けになる。相対的に低い点数であるが、これは「安全装備にグレードによる差異・差別はなし」という考えを理想とするからである。

危険装備について

安全上、好ましくない装備についても評価をする。 この評価ではプライバシーガラス・濃色ガラスを対象とする。プライバシーガラスについては、道路運送車両法で、後部座席と後部ウィンドウについては、装着が認められている。しかしプライバシーガラスを安全上好ましくないと判断する理由は、ドライバーの後方視界を制限するだけでなく、他車や歩行者からドライバーの動きや視線を読み取ることを困難にするからである。またプライバシーガラスが装備されている場合、後部座席に乗車中の幼児が正しくチャイルドシートに着席しているか、といった判断を外部から困難になることも、厳しく評価するのである。

装備状況 マーク 点数
全グレードに装備なし
4
全グレードでオプション装備
3
一部グレードで標準装備
1
全グレードで標準装備
×
0
関係する項目なし
4

 

March 4 2002
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