Part I "European Activities"の基調講演として、Fabrizio Minarini氏が講演を行った。
Fabrizio Minarini氏は、運転支援システムとアクティブセーフティーに関わっている。eSafetyの実行計画について講演をした。まず、eSafetyの前提として、EUにおける自動車産業の規模を紹介し、運輸サービスに対する需要が増加していることを指摘した。
Transport Policy White Paperについて紹介し、その目標として、死者を50%削減することを掲げていることを明らかにした。その柱は、伝統的な政策と、罰則の調和、そして、eSafetyである。
欧州では、事故数は増加傾向にあるが、死者数が減少傾向にあることを紹介する。95%の事故に人的要因が関係し、その76%において、運転者のみに責任が負わされてることを明らかにした。
次に、EU RTDの組織を紹介した。RTDは、TAP計画とITSの計画を立案している。
eSafetyの目標・目的は、開発を加速し、その利用を推進することである。eSafetyは、EUの諸機関と産業界のジョイント組織である。
eSafetyは、自律的な車両内システムを基礎としている。その適用は、小型、中型車にも適用される。
eSafetyの勧告として、事故原因の分析の強化や、インテリジェントシステムのインパクトの評価、実施に関するムードマップの作成、Public
perceptionの提示があげられた。
Next Stepsとして、産業界が参加するeSafety Forumの創設と、14日に高官協議が行われることを紹介した。
http://www.cords.lu/ist/
|