国土交通省は、18日、三菱自動車工業からの10件のリコール、1件の改善対策の届けがあったことを公表した。
1件目は、平成7年10月12日から平成7年11月6日に製造されたミラージュ、ランサーの2車種、141台。エンジンのカムシャフトが焼付き、走行ができなくなるおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-181.html。
2件目は、平成7年10月4日から平成8年10月28日に製造されたミラージュ、ランサーの2車種、1,393台。異常なバルブ打音が発生し、最悪の場合、エンジンのカムシャフトが焼付き、走行ができなくなるおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-182.html。
3件目は、平成9年5月26日から平成9年5月29日に製造されたレグナムの33台。低圧燃圧レギュレーターに不具合があり、最悪の場合、燃料が漏れるおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-183.html。
4件目は、平成9年4月22日から平成9年9月25日に製造されたパジェロの3,300台。燃料ホースと燃料パイプを接続する作業の確認指示が不備なため、最悪の場合、燃料が漏れ、エンストし、再始動できなくなるおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-184.html。
5件目は、平成8年1月8日から平成8年3月13日に製造されたミニキャブの6,168台。シフトケーブルが外れシフト操作ができなくなるおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-185.html。
6件目は、平成7年3月13日から平成7年3月21日に製造されたパジェロミニの129台。最悪の場合、プロペラシャフトの結合部が外れ、走行ができなくなるおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-186.html。
7件目は、平成6年4月14日から平成7年3月3日に製造されたデリカの3,130台。左後輪用ブレーキパイプの形状が不適切なため、最悪の場合、ブレーキ液が漏れ制動力が低下するおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-187.html。
8件目は、平成5年8月23日から平成6年4月25日に製造されたミニカ、ミニカトッポ の2車種、20,342台。室内配線の固定方法が不適切なため、配線がショートし、ヒューズが切れ、前照灯などの灯火器類が不灯またはオーバーヒートとなるおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-188.html。
9件目は、平成6年4月18日から平成6年12月12日に製造されたデリカの2,521台。エンジンルーム内集合配線の配線経路が不適切なため、最悪の場合、配線がショートし、ヒューズが切れ、エンジン始動不能、速度計指示不良、後退灯不灯等となるおそれがあり、また一部配線がショートした場合は、火災となるおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-189.html。
10件目は、平成6年10月3日から平成7年10月31日に製造されたFTOの13,680台。エンジンルーム内配線と車室内配線に不具合があり、最悪の場合、配線が断線し、速度計指示不良またはアイドル不調となるおそれがある。また配線がショートし、ヒューズが切れ、エンジン始動不能またはワイパー作動不良となるおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-1810.html。
改善対策は、平成7年12月27日から平成8年1月13日に製造されたギャランΣの12台。液化石油ガス(LPG)エンジン搭載のMT車において、左急旋回時にエンストを起こす可能性がある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/kaizen06-18.html。
(2004/06/20)
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