国土交通省は、30日、本田技研工業から2件、HONDA OF AMERICA MFG.,INC.から1件、HONDA CANADA INC.から1件、三菱自動車工業からの8件のリコールの、トヨタ自動車から1件の改善対策の届けがあったことを公表した。
ホンダの1件目は、平成11年8月26日から平成16年6月9日に製造されたオデッセイ、アヴァンシア、インスパイアの3車種、56,966台。自動変速機とフューエルポンプに不具合があり、走行不能になったり、エンジンが再起動できなくなるおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-301.html。
ホンダの2件目は、平成13年3月27日から平成15年8月22日に製造されたシルバーウイングの6,487台。メインスタンドブラケットに不具合があり、スタンドが脱落するおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-302.html。
ホンダオブアメリカは、平成13年3月22日から平成14年11月21日に製造されたインスパイア、セイバーの2車種、9,784台。自動変速機に不具合があり、走行不能になるおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-303.html。
ホンダカナダは、平成13年10月22日から平成16年2月16日に製造されたラグレイトの3,270台。自動変速機に不具合があり、走行不能になるおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-304.html。
三菱の1件目は、平成8年12月11日から平成8年12月25日に製造されたミニキャブ、ブラボーの2車種、599台。燃料配管製造時のメッキ工程が不適切なため、穴があき燃料が漏れるおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-306.html。
三菱の2件目は、平成8年8月10日から平成9年9月9日に製造されたギャラン、レグナムの2車種、2,534台。エンジンのクランク角センサに不具合があり、エンストし、再始動できなくなるおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-307.html。
三菱の3件目は、平成7年1月16日から平成7年4月3日に製造されたランサーの5,142台。ブーストホースに不具合があり、最悪の場合、エンジンが破損し走行できなくなるおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-308.html。
三菱の4件目は、平成8年4月12日から平成8年6月12日に製造されたパジェロの、577台。スロットルボデーのアクセルワイヤーブラケットの強度が不足しているため、アクセル操作ができなくなるおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-309.html。
三菱の5件目は、平成3年9月13日から平成3年11月26日に製造されたシグマの202台。警察車両の前輪緩衝装置(ロアアーム)に不具合があり、操縦安定性が損なわれるおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-3010.html。
三菱の6件目は、平成8年5月13日から平成8年6月26日に製造されたリベロ、ミラージュ、ランサーの3車種、2,599台。ホーンコンタクトプレートの固定が不十分なものがあり、ホーンスイッチを操作しても、警音器が鳴らなくなるおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-3011.html。
三菱の7件目は、平成7年12月4日から平成8年2月1日に製造されたシグマの401台。警察車両においてバッテリの内部構造が不適切なため、長時間アイドリング運転を続けると、原動機の始動ができなくなるおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-3012.html。
三菱の8件目は、平成8年8月18日から平成8年9月7日に製造されたギャラン、レグナムの2車種、447台。エンジンルーム内配線に不具合があり、自動変速機が3速に固定のままとなる、または速度計が指示不良となるおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-3013.html。
トヨタの改善対策は、平成15年7月29日から平成16年1月14日に製造されたセルシオ、クラウンの2車種、20,903台。パーキングロック機構が作動しなくなるおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/kaizen06-30.html。
(2004/06/30)
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