国土交通省は、7日、三菱自動車工業から8件のリコール、1件の改善対策の届けがあったことを公表した。
1件目は、平成3年8月22日から平成5年6月14日に製造された ミラージュ、ランサー、リベロの3車種、19,802台。エンジンオイルクーラーホースに不具合があり、最悪の場合、エンジンが焼きつくおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/07/recall07-071.html。
2件目は、平成6年3月31日から平成7年7月31日に製造された デリカの2,216台。メインマフラーに不具合があり、排気管が折損し、騒音が増大するおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/07/recall07-072.html。
3件目は、平成元年10月20日から平成6年1月24日に製造されたミラージュ、ランサー、リベロ、ギャラン、エメロード、エテルナ、ディアマンテ、RVR、RVRスポーツギア、シャリオ、デボネアV、デボネア、GTOの13車種、354台。自動変速機に不具合があり、クラッチが滑る場合があり、アクセルペダルを踏んでも加速できなくなる。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/07/recall07-073.html。
4件目は、平成7年4月11日から平成7年4月24日に製造された ディアマンテの2,605台。駐車ブレーキペダルに不具合があり、駐車ブレーキペダルを踏んでも駐車ブレーキが作動しなくなるおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/07/recall07-074.html。
5件目は、平成5年8月2日から平成6年3月8日に製造されたRVRスポーツギアの 13,381台。フロントフォグランプ装着車において、灯火器類をすべて点灯させると電流がヒュージブルリンクの容量を超えることがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/07/recall07-075.html。
6件目は、平成4年6月8日から平成4年11月13日に製造されたランサーミラージュ、リベロ、ギャラン、エテルナ、RVR、RVRスポーツギア、シャリオの7車種、4,186台。エンジンのウォーターポンプに不具合があり、エンストし、タイミングベルトが外れバルブタイミングがずれ、原動機が損傷するおそれがある。把握できるいる範囲で75件のクレームがあった。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/07/recall07-076.html。
7件目は、平成6年12月6日から平成7年3月30日に製造されたディアマンテの2,660台。燃料タンクの部品を前後逆に溶接したものがあり、最悪の場合、走行中エンストするおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/07/recall07-077.html。
8件目は、平成4年9月19日から平成6年2月10日に製造されたRVR、RVRスポーツギアの2車種、8,722台。左右燃料切り替えバルブに不具合があり、最悪の場合、走行中エンストするおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/07/recall07-078.html。
改善対策は、平成4年6月8日から平成6年10月7日に製造されたランサー、ミラージュ、リベロ、ギャラン、エテルナ、RVR、RVRスポーツギア、シャリオの8車種、43,504台。オルタネータに不具合があり、ブレーキ倍力機能が損なわれ、制動力が低下するおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/07/kaizen07-07.html。
(2004/07/07)
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