国土交通省は、22日、三菱ふそうトラック・バスから7件の安全関連のリコールの届け出があったことを公表した。
1件目は、平成9年10月9日から平成16年6月11日に製造された、ふそうローザの4,743台。非常口と後部観音開き扉に不具合があり、走行中に開放するおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/09/recall09-221.html。
2件目は、昭和49年7月20日から平成16年6月21日に製造された、ふそう、ふそうエアロミディ、ふそうエアロスター、ふそうエアロバス、ふそうエアロキングの5車種、51,943台。バスの非常口横の前転倒式座席に不具合があり、急ブレーキにより乗客が後方より座席に倒れかかると、座席が転倒するおそれがある。国内で5件の人身事故が発生している。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/09/recall09-222.html。
3件目は、平成15年5月16日から平成16年4月13日に製造された、ふそうの15型式、4,454台。エアサスペンション車の後車軸に不具合があり、最悪の場合、火災の至るおそれがある。火災が2件発生している。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/09/recall09-223.html。
4件目は、平成14年5月21日から平成16年9月8日に製造された、ふそうファイターミニヨン、ふそうファイター、ふそうエアロミディの3車種、33,990台。前輪のハブベアリングに不具合があり、最悪の場合、火災に至るおそれがある。火災が1件発生している。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/09/recall09-224.html。
5件目は、平成12年3月2日から平成16年9月15日に製造された、ふそう、ふそうファイター、ふそうエアロスター、ふそうエアロバス、ふそうエアロクィーン、ふそうエアロミディ、ふそうエアロキングの7車種、56,229台。前輪のハブベアリングに不具合があり、最悪の場合、火災に至るおそれがある。火災が9件、物損事故が1件発生している。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/09/recall09-225.html。
6件目は、平成6年11月8日から平成8年7月19日に製造された、ふそう、ふそうエアロバス、ふそうエアロクイーンの3車種、5,160台。燃料噴射ポンプに不具合があり、エンジン回転が上昇して、最悪の場合、火災に至るおそれがある。火災が12件発生している。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/09/recall09-227.html。
7件目は、平成1年10月11日から平成3年5月20日に製造された、ふそうキャンターの34,837台。ナックルアームボールスタッドに不具合があり、操舵できなくなるおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/09/recall09-228.html。
(2004/09/22)
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