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ふじのくに交通安全県民フェア 2008

日時:2008年10月25日土曜日・26日日曜日(取材は26日)

場所:ツインメッセ静岡(静岡市駿河区)

今年が2回目となる「ふじのくに交通安全県民フェア 2008」が開催された、ツインメッセ静岡。

ツインメッセ静岡

静岡県くらし交通安全室では、交通安全メルマガ「交通安全わんクラブニュース」の登録を呼び掛けていた。ブースでは、振り込め詐欺防止や防犯活動に関する展示も。交通安全フェアにしては、交通安全に関する展示、活動が少ないのではないだろうか。

交通安全わんクラブニュース

交通安全わんクラブニュースの登録をすると、オリジナルエコバッグを貰える。

登録すると貰えるエコバッグ

本田技研工業浜松製作所が出展したドライビングシミュレーター。二輪用のものは子供に大人気。

本田技研工業浜松製作所が出展したドライビングシミュレーター

オールオーバーシミュレーター。子供向けにジュニアシートが用意されていたが、観察していると、ジュニアシートの適用身長よりも低い子供も多く、シートベルトが首に当たり、危険なように見受けられた。遊園地のジェットコースターに乗る前に、身長を比較するために使う等身大パネルを設置し、子供の身長に応じ、チャイルドシートとジュニアシートを使い分ける必要があると思われる。

オールオーバーシミュレーター

静岡県内の富士スピードウェイに、交通安全センター「モビリタ」を併設するトヨタ自動車は、屋外で交通安全体験イベントを開催。モビリタの交通安全イベントの「基本メニュー」は視界の確認、飲酒疑似歩行体験、チャイルドシート取付けレッスン。

視界の確認

「トヨタ ドライバーコミュニケーション」の同乗体験も実施。トヨタもジュニアシートは用意していたが、チャイルドシートは用意していなかった。やはり身長を確認して、ジュニアシート、チャイルドシートに振り分ける必要を感じた。

トヨタ ドライバーコミュニケーションの同乗体験

自動車部品メーカーや、用品メーカーも出展している。写真は、LEDヘッドライトなどを展示した小糸製作所のブース。

小糸製作所のブース

社団法人静岡県トラック協会が協賛した「ファミリー対抗トラック引きレース」の開会式の様子。多くの参加者が集まっていた。

「ファミリー対抗トラック引きレース」の開会式の様子

静岡県御殿場市出身のタレント・勝俣州和さんによる交通安全トークショー。SBSラジオの公開録音として開催された。前半はSBSの原田亜弥子アナと静岡県警の担当者が、振り込め詐欺について。中盤は勝俣州和さんを交えて、ドライブレコーダーの衝突の瞬間の映像を見ながら、事故防止についてトーク。

交通安全トークショー

事故映像が紹介された5事例中、3事例は自動車と自転車の事故。3事例とも、自動車の進行方向右から左に横切る自転車との衝突だったが、その点への言及がなかった。勝俣さんが「ハイビームだと対向車が見え難いですよね」と指摘しても、蒸発現象への言及もなかった。後半は、勝俣さんと原田アナによる「静岡トーク」。

9月末現在の、静岡県内の交通事故死者は153人で、前年比22人の増加となっており、都道府県別でワースト6位にある。

(2008/10/26)

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