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Headlin News
2003年4月のニュースバックナンバー

主要ニュース/自動車アセスメントが、やっと発表。トヨタ、大健闘・損保協会、事故多発交差点80箇所を分析・国際交通安全学会、調査研究報告会と学会賞贈与式

二輪車安全運転全国大会

財団法人全日本交通安全協会は、30日、第36回二輪車安全運転全国大会の開催概要を発表した。

7月26日土曜日、27日日曜日に、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで開催する。50ccの女性、50ccの高校生、400ccの一般A、750ccの一般Bの4クラスで、法規履行走行や、整地におけるブレーキング、コンビネーションスラローム、ストレートブリッジ、ブロックスネーク、コーナリング、スラローム、不整地におけるわだち走行、砂利道走行、レムニー走行、応用千鳥、傾斜地走行、悪路応用走行を競い合う。

出場資格は、都道府県大会の予選の通過者。各クラスの優勝者には、ヨーロッパの交通事情視察旅行がプレゼントされる。

詳細は、http://www.jtsa.or.jp/topics/T-25.html。(2003/04/30)

全日空、全機に除細動器を搭載

全日本空輸(ANA)は、25日、ANAグループのジェット機166機に、自動式体外除細動器を装備したと発表した。

装備されたのは、全日空・エアーニッポン・エアージャパンの退役間近のYS-11を除く、国内線用、国際線用機材全て。二相性(BI-PHASIC型)の除細動器(AED)を採用した。

厚生労働省医政局は、訓練を受けた客室乗務員による除細動器の使用を認める見解を示していた。国際線では、すでに全ての便で除細動器の使用が可能で、国内線では6月までに客室乗務員を訓練する。

航空機内で、二相性(BI-PHASIC型)の自動式体外除細動器を使用できるようになったことなどが要因になり、この4月から救急救命士にも医師の包括的な指示による除細動器の使用が認められるようになり、二相性(BI-PHASIC型)の自動式体外除細動器の導入も推進されることになった。

詳細は、http://svc.ana.co.jp/pr/03-0406/03-049.html。(2003/04/29)

シートベルトプリテンショナー、ベルトフォースリミッターは効果的、米国

米国運輸省道路交通安全局(National Highway Traffic Safety Administration (NHTSA))は、25日、シートベルトの有効性に関する調査結果を公表した。

シートベルトプリテンショナー、ベルトフォースリミッターに関して、全ての車に装備されることを望む、と米国運輸省道路交通安全局長官ジェフリー・ランギ氏は述べた。

米国における2002年モデルには、63%の乗用車とライトトラックがシートベルトプリテンショナーを、84%がベルトフォースリミッターを装備していた。車種別のシートベルトプリテンショナーとベルトフォースリミッターの装備状況の一覧表も掲載されている。

詳細は、http://www.nhtsa.dot.gov/nhtsa/announce/press/pressdisplay.cfm?year=2003&filename=pr14-03.html。(2003/04/28)

JARI、『自動車研究』4月号

財団法人日本自動車研究所(JARI)は、28日、『自動車研究』2003年4月号を公開した。

交通安全関連では、技術資料として「剛体力学に基づく自動車事故解析シミュレーションプログラムの開発」が掲載されている。

詳細は、http://www.jari.or.jp/ja/ron/jido/ji-new.html。(2003/04/28)

「速度上昇期に伴うスピードの出し過ぎ防止」、北海道

北海道警察は、28日、春の交通安全運動の実施要綱を公表した。

全国重点の他に、地域ごとに設定される重点として、北海道は、「速度上昇期に伴うスピードの出し過ぎ防止」を設定した。また、「全道統一行動日」として、5月12日、14日、16日、19日、20日を設けた。

詳細は、http://www.police.pref.hokkaido.jp/info/koutuu/unndou/unndou2.html。(2003/04/28)

交通事故発生マップ、大阪府

大阪府警察は、28日、あなたのまちの交通事故発生マップを更新した。

データが3月末現在になった。

詳細は、http://www.police.pref.osaka.jp/kotsu/map/index.html。(2003/04/28)

全国安全週間スローガン決定

厚生労働省は、28日、平成15年度全国安全週間スローガンを「危険をみつけて進める改善 高めよう職場の安全管理」にしたと発表した。

同時に全国安全週間の実施要綱を発表した。7月1日から7日までを本州間、6月いっぱいを準備期間とする。交通安全関連では、「交通労働災害防止活動の推進」として、管理体制の確立、適正な労働時間等の管理および走行管理、交通労働災害防止担当管理者、運転者等に対する教育の実施、交通労働災害の防止に対する意識の高揚等を行う。

詳細は、http://www.mhlw.go.jp/topics/2003/04/tp0421-1.htmlhttp://www.mhlw.go.jp/topics/2003/04/tp0421-1a.html(実施要綱)。(2003/04/28)

米国の死者数は微増、2002年

米国運輸省道路交通安全局(National Highway Traffic Safety Administration (NHTSA))は、24日、2002年の交通事故の概要を公開した。

調査によると、2002年の死者数は、42,850人で、前年よりもわずかに増加した。人口あたりの死者数は増加しなかった。二輪車の事故と、アルコールが関係する事故が再び増加し始め、乗車中の死者を多くがシートベルトを着用していなかった。SUVとピックアップトラックによるロールオーバー事故が増加している。

しかし、7歳以下の子供の死者数は、歴史的な低水準であった。また、総負傷者数も前年比4%減少した。

詳細は、ニュースリリースが、http://www.nhtsa.dot.gov/nhtsa/announce/press/pressdisplay.cfm?year=2003&filename=pr13-03.html、調査結果が、http://www-nrd.nhtsa.dot.gov/pdf/nrd-30/NCSA/Rpts/2003/2002EARelease.pdf(PDFファイル)。(2003/04/25)

2Lの「ウィッシュ」、トップグレードはVSCが標準装備

トヨタ自動車は、25日、小型SUV「ウィッシュ」に2Lエンジン搭載車を追加、同日、発売を開始した。

2Lエンジンを搭載するトップグレードでは、スピン防止装置であるVSCを標準装備した。ただし、その他のグレードでは、オプション設定すらされていない。

詳細は、http://www.toyota.co.jp/News/2003/Apr/nt03_030.html(ニュースリリース)と、http://www.toyota.co.jp/Showroom/All_toyota_lineup/wish/index.html(商品紹介ページ)。(2003/04/25)

アクティ・バンに運転席・助手席エアバック

本田技研工業は、24日、軽商用車「アクティ・バン」と「アクティ・トラック」を一部改良、25日から全国発売を開始する。

今回のマイナーチェンジで、アクティ・バンに運転席・助手席エアバックを標準装備した。

詳細は、http://www.honda.co.jp/news/2003/4030424-acty.html(ニュースリリース)と、http://www.honda.co.jp/auto-lineup/acty-van/(商品紹介ページ)。(2003/04/24)

BMW3シリーズ全車にDSC

ビー・エム・ダブリュー(BMW)は、22日、BMW 3シリーズ、クーペ/カブリオーレ/tiモデルを一部改良したと発表した。

今回のマイナーチェンジで、3シリーズ全車に、スピン防止装置である「DSC」を標準装備した。また、クーペとカブリオレの一部グレードに、ステアリング操作にあわせて、ヘッドライトの光軸が変化する「アダプティブ・ヘッドライト・コントロール(ALC)」をオプション設定した。

詳細は、http://www.bmw.co.jp/News/2003/PDF/03-022B.pdf(ニュースリリース)と、http://www.bmw.co.jp/Product/Automobiles/3/(商品紹介ページ)。(2003/04/24)

電動車いすの安全利用に関するマニュアルを公開、警察庁

警察庁は、24日、電動車いすの安全利用に関するマニュアルを公表した。

警察庁は、平成14年度に、財団法人日本交通管理技術協会に委託して、「電動車いすの安全利用に関するマニュアル」を作成した。利用者用と指導者用があり、利用者用では、電動車いすの事故事例や安全通行法や、安全点検整備が、指導者用では、法的位置づけと交通方法などが解説されている。マニュアルは、警察庁のサイトからPDFファイルでダウンロードできる。

詳細は、http://www.npa.go.jp/koutsuu/kikaku12/tebiki.htm。(2003/04/24)

自動車安全運転センター法改正案、警察庁

警察庁は、23日、自動車安全運転センター法の一部を改正する法律案についてホームページで公表した。

特殊法人等整理合理化計画に基づき、自動車安全運転センターを民間法人化する。内容は、センターに対する政府出資の解消や、国家公安委員会による理事長および監事の任命制を改め、認可制にする。また、業務の位置づけの見直しを行い、運転免許を受けていないものに対する研修などを行えるようにする。施行は10月1日。

詳細は、http://www.npa.go.jp/koutsuu/index.htm。(2003/04/24)

スズキのKei、マツダ・ラピュタがリコール

国土交通省は、24日、スズキからリコールの届出があったことを公表した。

平成15年3月6日から平成15年4月7日に製造された、スズキ・Keiと、その相手先ブランド供給のマツダ・ラピュタの219台。運転席と助手席のヘッドレスト取り付け部分に不具合があり、追突などの際に、乗車人員に傷害を与えるおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/04/recall04-24.html。(2003/04/24)

カローラ スバシオのリヤ2列目中央席にヘッドレスト

トヨタ自動車は、23日、カローラ スパシオを一部改良、同日発売を開始した。

今回のマイナーチェンジで、リヤ2列目中央席にヘッドレストを採用し、サイドエアバッグをオプション設定、ディスチャージヘッドランプの標準装備するグレードを拡大した。

詳細は、http://www.toyota.co.jp/News/2003/Apr/nt03_029.html(ニュースリリース)と、http://www.toyota.co.jp/Showroom/All_toyota_lineup/Spacio/index.html(商品紹介ページ)。(2003/04/23)

T型フォードの運転講習会を開催、トヨタ博物館

トヨタ自動車の文化施設である愛知県長久手町のトヨタ博物館は、23日、T型フォードを運転できる「クラシックカー運転講習会」を開催すると発表した。

5月10日、6月7日、7月5日の土曜日に開催する。定員は各回3名。受講料は5,000円必要。マニュアルトランスミッションの運転免許取得後3年が経過し、日常的に運転している人が対象。開催日の10日前までに、葉書またはファックスで申し込みをする。定員を超えた場合は、抽選。

当日までに、トヨタ博物館が提供する教材を使い、「イメージトレーニング」をする必要がある。

詳細は、http://www.toyota.co.jp/News/2003/Apr/nt03_0411.html。(2003/04/23)

一般ドライバー向けの運転指導開催、大阪

大阪府警察は、23日、一般ドライバーを対象とした運転教育制度について公表した。

ペーパードライバーに対する教育、高齢運転者に対する教育、地域の特性に応じた運転教育、更新時講習同等教育、企業等に対する安全運転教育などの課程がある。

大阪府では、40の自動車教習所で受講できる。

詳細は、http://www.police.pref.osaka.jp/topics/20.html。(2003/04/23)

小学生の自転車運転コンテスト、神奈川

神奈川県警察は、23日、第34回交通安全こども自転車神奈川県大会開催の概要を公開した。

6月29日日曜日、横浜市中区の横浜文化体育館で開催する。出場資格は、同一小学校の生徒4人チーム。横浜市は5チーム以上、川崎市は3チーム以上、その他の地域は、各地区の交通安全協会ごとに1チームが出場できる。

競技の内容は、「交通規制」、「道路標識」、「自転車の乗り方に関する常識」の学科テストと、安全走行テストと技能走行テストからなる実技テストで構成される。応募は、6月5日木曜日までに、各地区の交通安全協会まで。

詳細は、http://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesf0080.htm。(2003/04/23)

歩行者にとって最も危ない米国の都市は、デトロイト

米国運輸省道路交通安全局(National Highway Traffic Safety Administration (NHTSA))は、22日、歩行者が関係する事故調査結果を発表した。

調査によると、歩行中の死亡者のうち、5分の一近くがひき逃げであるという。また、高齢者とともに、年少者も歩行中に事故に遭うことが多い。

米国では、1975年から2001年までに、約17万5000人の歩行者が死亡した。また、全死者にしめる歩行者の割合は、約12%。

人口あたりの歩行中の死者が最も多い州はニューメキシコ、少ない州はノースダコダ、最も多い大都市はミシガン州デトロイト、最も少ない都市はワシントン州のシアトルだった。

詳細は、ニュースリリースが、http://www.nhtsa.dot.gov/nhtsa/announce/press/pressdisplay.cfm?year=2003&filename=pr12-03.html、調査結果が、http://www-nrd.nhtsa.dot.gov/pdf/nrd-30/NCSA/Rpts/2003/809-456.pdf(PDFファイル)。(2003/04/23)

2003年、自動車技術会賞

社団法人自動車技術会は、22日、2003年の自動車技術会賞の受賞者を発表した。

安全技術関連では、本田技術研究所のチームが、「ナイトビジョンシステムの開発」で論文賞を、いすゞ自動車のチームが、「クラッチペダルレス新マニュアル変速システムの開発」で技術開発賞を、アドヴィックスのチームが、「電子制御システム性能をメカニズムのみで達成した新機構ブレーキアシストの開発 」で技術開発賞を、日産自動車のチームが、「モータ式4輪駆動システム「e・4WD」の技術開発」で技術開発賞を受賞した。

授賞式は、5月22日に、パシフィコ横浜で行われる。

詳細は、http://www.jsae.or.jp/09award/lst2005.html。(2003/04/22)

日野とBMWがリコール

国土交通省は、22日、日野自動車とビー・エム・ダブリューからリコールの届出があったことを公表した。

日野は、平成12年1月22日から平成15年2月7日に製造された、スーパードルフィンプロフィアの1,873台。リヤーショックアブソーバを車枠に固定するブラケットの強度が不足しているため、減衰力が低下するとともに、ブレーキパイプが損傷してブレーキ液が漏れ、警報装置が作動するとともに制動力が低下するおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/04/recall04-221.html

BMWは、平成13年10月4日から平成14年2月27日に製造された、M3 の218台。コネクティングロッドのベアリング部の隙間が不適切なため、ベアリングが焼付いて原動機が停止し、再始動できなくなるおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/04/recall04-221.html。(2003/04/22)

雪道に備えて夏に練習しよう、北海道

北海道警察は、21日、夏期冬道安全運転講習の概要を公開した。

5月1日から10月24日まで、札幌市手稲区の札幌運転免許試験場内の夏期冬道安全運転特設コースで実施する。参加料は1,700円。

詳細は、http://www.police.pref.hokkaido.jp/info/koutuu/menkyo/fuyumiti.html。(2003/04/22)

大阪府、春の交通安全運動

大阪府警察は、21日、春の交通安全運動の概要を公開した。

今年の春の交通安全運動は、統一地方選挙のため、5月11日日曜日から、20日火曜日に開催される。大阪府の独自の運動重点として、「めいわく駐車・放置自転車の追放」が設定された。

詳細は、http://www.police.pref.osaka.jp/topics/18.html。(2003/04/21)

損保協会、事故多発交差点80箇所を分析

社団法人日本損害保険協会は、21日、東京都、神奈川県、愛知県、大阪府の4都府県の事故多発交差点80箇所を分析し、その結果をホームページで公開した。

発生日時などの他、事故類型、当事者、通行目的、通行者の域内外などを分析した。

詳細は、http://www.sonpo.or.jp/outline/release/news_1027.html(ニュースリリース)と、http://www.sonpo.or.jp/bosai/kosaten/kosaten_01.html(事故多発交差点情報ページ)。(2003/04/21)

損保協会、安全運転管理者向けにテキストを作成

社団法人日本損害保険協会は、21日、全国の安全運転管理者講習会用のあんかんテキスト「損害賠償の知識 2003」を作成し、提供をしたと発表した。

交通事故における企業の損害賠償責任や各種自動車保険について解説をしている。一般向けにはPDFファイルとして提供される。

詳細は、http://www.sonpo.or.jp/publish/book_ankan2003.html(ニュースリリース)と、http://www.sonpo.or.jp/publish/book_ankan2003.pdf(PDFファイル)。(2003/04/21)

国際交通安全学会、調査研究報告会と学会賞贈与式

財団法人国際交通安全学会(IATSS)は、18日、東京・大手町の経団連会館にて、調査研究報告会と学会賞贈与式を開催した。

seatbelt.netは、この報告会に出席し、取材を行った。詳細は、ここから。(2003/04/18)

自動車アセスメントが、やっと発表。トヨタ、大健闘

国土交通省と自動車事故対策センターは、18日、平成14年度の自動車アセスメントを公表した。

試験対象車、23車種中、トヨタ・プレミオ、スバル・フォレスター、トヨタ・ノア、トヨタ・アルファード の4車種が、運転席、助手席とも最高の6つ星だった。運転席もしくは助手席で6つ星を獲得したのは、8車種にも上った。

特に、トヨタは、ヴィッツ、イスト、カルディナも運転席6つ星、助手席5つ星を獲得し、運転席は、全ての車種で6つ星を獲得した。

軽自動車では、ダイハツのテリオスキッドが、運転席5つ星、助手席6つ星を獲得した。

また、3つ星を獲得した車両はなくなり、全ての車両が4つ星以上を獲得した。獲得した星の平均の数は、運転席は4.7個が5.1個に、助手席は5.1個から5.3個に増加した。

詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/09/090418_.html(国土交通省プレスリリース)、またはhttp://www.osa.go.jp/(自動車事故対策センター)。(2003/04/18)

ホンダ・レジェンドが……。米国衝突試験結果

米国IIHS/HLDI (Insurance Institute for Highway Safety, Highway Loss Data Institute) は、16日、6車種の衝突試験結果を公表した。

テストされたのは、キャデラックCTS、アキュラRL(ホンダ・レジェンド)、インフィニティQ45(ニッサン・シーマ)、ボルボXC90、ホンダ・エレメント、三菱アウトランダーの6車種。アキュラRL以外は、最上級の評価である「best picks」と評価されたが、アキュラRLは、「acceptable」と評価された。アキュラRLの評価が悪かった要因は、オフセットテストで、乗員の脚部に対する傷害の可能性が高かったことと、ダミーの頭部がBピラーに接触した点。

アキュラRL(ホンダ・レジェンド)は、モデルチェンジ当時、衝突安全性能の向上を強く意図したモデルだった。

詳細は、http://www.hwysafety.org/news_releases/2003/pr041603.htm。(2003/04/18)

特集は、交通安全。JAMAGAZINE

社団法人日本自動車工業会は、18日、広報誌『JAMAGAGINE』4月号の概要を公表した。

特集は「さらなる交通事故減少をめざして」。内閣府政策統括官(総合企画調整担当)付交通安全企画第一担当補佐の大塚 尚氏と、内閣府政策統括官(総合企画調整担当)付交通安全企画調査担当専門官の真下一則氏が、「交通安全対策への挑戦」を執筆した。「これからの方向性」として、政府の政策体系に占める交通安全対策の位置を、本来あるべきところにまで高めることや交通安全対策の総合的推進の仕組みを改善する必要を訴えている。

山口大学経済学部国際経済学科教授の澤喜司郎氏は、「今後の交通安全対策のあり方と課題」という論文を執筆した。平成14年度の国の陸上交通安全対策関係費に関して、「総額1兆5,991億円のうち道路交通環境等整備費が1兆3,867億円と全体の86.7%を占め、交通安全教育指導等の予算はわずか1.5億円にすぎず、このような状況では交通安全対策は名前を変えた道路整備と言われてもしかたがない」と指摘している。

帝塚山大学人文学部人間文化学科教授の蓮花一己氏は、「欧州に見る交通安全対策の深め方 」を執筆し、英独の戦略的目標の設定と基本計画実施体制や、ヨーロッパの事故分析システム、対策効果に関する有効性研究を紹介している。

日本大学名誉教授の長江啓泰氏は、「私の交通安全論」を執筆し、実用化されたASVの技術を紹介し、わかりやすい説明の必要性を説いている。

詳細は、http://www.jama.or.jp/lib/jamagazine/200304/index.html。(2003/04/18)

トヨタ・安全運転実技講習会を開催

トヨタ自動車は、18日、一般ドライバー対象の安全運転実技講習会 「トヨタ・ドライバーコミュニケーション」 の2003年度開催スケジュールを発表した。

静岡県駿東郡小山町の富士スピードウェイで、低μ路でのブレーキ、ABSの効果確認含むブレーキトレーニング、ステアリング・コーナリング・アクセルのトレーニングなどを行うスタンダードコースを4回、高速でのブレーキや緊急回避などを練習するアドバンスコースを3回開催する。「トップレベルのレーシングドライバーの運転ノウハウを応用した、車の挙動特性へのより深い理解を促して安全運転につなげる新規プログラム」と題するトヨタチームDayを3回開催する。受講料は、スタンダードコースが10,000円、その他は13,000円。

その他、東京お台場のMEGA WEBにて、毎週日曜日に2回ずつ、ブレーキ・アクセル・ステアリング各基本操作のチェックと、ABSの正しい使い方、シートベルト効果確認等を含むアドバイスを開催する。受講料は300円。

応募申し込みは、http://www.toyota.co.jp/dcom。詳細は、http://www.toyota.co.jp/News/2003/Apr/nt03_0404.html。(2003/04/18)

1,379名の救急救命士が誕生

厚生労働省は、18日、第23回救急救命士国家試験の合格者を発表した。

受験者数は1,535名で、合格者数は1,379名、合格率は89.8%だった。救急救命士養成所の修了者がほとんどだが、厚生労働大臣指定科目履修大学卒業者が1名、看護師免許を有する者等が119名だった。

詳細は、http://www.mhlw.go.jp/houdou/2003/04/h0418-1.html。(2003/04/18)

子供の交通事故急増、東京都

警視庁は、18日、4月に入り、都内で小学生以下の子供が関連する事故が急増していると発表した。

4月1日から16日までの死者と重傷者を比較すると、過去5年平均0.8人の死者が2人、3.8人の重傷者が13人に上っている。

詳細は、http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotu/kodomojiko/jiko.htm。(2003/04/18)

着色フィルムは、取り締まり強化。神奈川県警

神奈川県警察は、17日、1日に改正された道路運送車両法により、前面ガラスや、運転席、助手席のガラスに着色フィルム等をつける行為に対する取り締まりを厳しくすると発表した。

可視光線透過率が70%未満となる着色フィルムをはり付けた自動車は、取締りの対象となり、反則金が大型車では9,000円、普通車では7,000円科せられ、違反点が1点減少する。

詳細は、http://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesf2011.htm。(2003/04/18)

後付装置のリコール制度、検討会報告書発表

国土交通省は、17日、「自動車等リコール検討会報告書」を発表した。

報告書では、チャイルドシートとタイヤのそれぞれについて、基準不適合状態の判断の支援となるガイドラインを策定した。また、リコールの手続きについても定めている。

また報告書とは別に、正規輸入業者以外の輸入業者が輸入した製品のリコールなど、検討会で表明された検討委員の意見も掲載されている。

詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/09/090416_.html。(2003/04/18)

後付装置のリコール制度、パブリック・コメント結果発表

国土交通省は、17日、後付装置のリコール制度に関する意見の募集を発表した。

57件の意見が寄せられたが、1件に多くの意見が書き込まれていたので、特定後付装置の選定理由やリコールの判断、リコールの届出、リコール実施状況報告などについて、多様な意見が寄せられた。

それらに対して、国土交通省の見解が表明されている。

詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/09/090416_2_.html。(2003/04/18)

マツダ・デミオをリコール

国土交通省は、17日、マツダからリコールの届出があったことを公表した。

平成14年6月19日から平成15年3月10日に製造された、デミオの51,264台。ライトスイッチに不具合があり、前照灯、車幅灯及びフォグランプが点灯しなくなるおそれがあり、方向指示器が作動したままとなるおそれがある。クレームが、前者に24件、後者に29件あった。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/04/recall04-17.html。(2003/04/18)

ホンダ・エレメントもセンターピラーレス

本田技研工業は、16日、新型4WD・SUV「エレメント」を発表、18日から発売を開始すると発表した。

エレメントは、側面衝突対策に不利だとされるセンターピラーレス構造と両側観音開きドアを採用したにもかかわらず、部材の大断面化や各ジョイント部の結合強化などにより、側面55km/h衝突実験をクリアした。歩行者傷害軽減ボディや頚部衝撃緩和フロントシートも採用した。

しかし後部座席中央のシートベルトは2点式にとどまり、サイドエアバック、カーテンエアバック、スピン防止装置などは装備されない。

詳細は、http://www.honda.co.jp/news/2003/4030416-element.html(ニュースリリース)と、http://www.honda.co.jp/ELEMENT/(商品紹介ページ)。

エレメントは、米国IIHS/HLDI (Insurance Institute for Highway Safety, Highway Loss Data Institute) の「5マイルバンパーテスト」にて、バンパー補修費用が、「reasonably well」と評価された。(2003/04/16)

日本自動車会議所へのリンクを追加

seatbelt.netは、15日、「交通安全リンク」を更新し、社団法人日本自動車会議所へのリンクを追加した。

社団法人日本自動車会議所は、自動車メーカーや部品メーカーの他、トラック、バス、ハイヤー・タクシーなどの運輸業界、石油、損害保険などの関連団体や企業で構成される団体。交通安全啓発イベント「交通安全。アクション」を開催している。

「交通安全リンク」は、ここから。(2003/04/16)

死者2000人を突破、昨年より13日遅いペース

警察庁は、15日、14日までの累計死者数が2002人に到達したと公表した。

2000人を突破したのは、昨年より13日遅いペース。

詳細は、http://www.itarda.or.jp/kouki/030414.html。(2003/04/15)

セーフティラリー北海道2003

北海道警察は、15日、「セーフティラリー北海道2003」の要項を公表した。

実施期間は、7月1日から10月31日までの4ヶ月間。個人、3人または5人のグループで申し込む。参加費は、運転記録証明書の交付手数料として700円が必要。申込期限は6月30日月曜日。

詳細は、http://www.police.pref.hokkaido.jp/info/koutuu/safe/safe.html。(2003/04/15)

国土技術政策総合研究所の研究発表会

国土交通省国土技術政策総合研究所は、14日、研究発表会の概要を公表した。

4月23日水曜日に神奈川県横須賀庁舎で、24日木曜日に茨城県つくば市で開催する。交通安全関連では、つくば市の発表会で、「歩行者照明の必要照度に関する研究」の発表がある。

詳細は、http://www.nilim.go.jp/japanese/report/lecture/kenpatsu/kenpatsu.htm。(2003/04/15)

カワサキが2件のリコール。国交省が指導も

国土交通省は、15日、川崎重工業から2件のリコールの届出があったことを公表した。

1件目は、平成12年1月28日から平成14年7月31日に製造された、エリミネーターの1,291台。後輪用ブレーキカムの熱処理が不適切なため、 後輪ブレーキが効かなくなる恐れがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/04/recall04-151.html

2件目は、平成13年3月5日から平成14年7月16日に製造された、W650の1,709台 。前照灯バルブに接続するコネクタの差し込みが不適切なため、最悪の場合、コネクタが脱落する恐れがある。このリコールには、国土交通省の指導があった。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/04/recall04-152.html。(2003/04/15)

交通安全業務計画、国家公安委員会・警察庁

国家公安委員会と警察庁は、14日、平成15年度国家公安委員会・警察庁交通安全業務計画を発表した。

交通安全業務計画では、交通安全対策基本法で定められた指定行政機関である国家公安委員会及び警察庁が、交通安全に関し講ずべき施策と、管区警察局及び都道府県警察が、陸上交通の安全に関し講ずべき施策に関する計画の基準となるべき事項が定められている。

今年度、新たに盛り込まれた施策は、電動車いす対策と、高速道路の逆走防止対策。

詳細は、http://www.npa.go.jp/koutsuu/kikaku10/h15koutuanzen-gyomukeikaku.htm。(2003/04/15)

「交通安全教育」4月号、特集は「 『3つの認知』-交通学習の基本的課題-」

財団法人日本交通安全教育普及協会は、14日、月刊誌「交通安全教育」4月号の情報を公表した。

特集は、「運転する人々に学んでもらいたいこと「3つの認知」-交通学習の基本的課題-」。新潟中央短期大学学長の長塚康弘氏が論文を執筆している。

新連載として、帝塚山大学人文科学部教授の蓮花一己氏が、「リスクに向き合う交通安全教育-交通参加者の自立をめざして」を、広島大学名誉教授の西山啓氏が、「高齢者の心に響く交通安全教育-まずは講師の皆さんへ…わかっていますか高齢者のホントの気持ち」が始まった。

神奈川県警察本部交通部交通総務課の橘義夫氏が、「神奈川県警における交通安全教育への取組み~自ら考え、行動する道路利用者の育成を目指して~」を執筆している。

詳細は、http://www.jatras.or.jp/text/jtse444.html

また、科学警察研究所交通安全研究室の藤田悟郎氏の、連載「《検証》事故はなぜ起こったか」は、「不完全な一時停止による事故」を取り上げている。記事は、http://www.jatras.or.jp/text/jtse13_0039.htmlで読める。(2003/04/14)

自動車図書館の新着図書

社団法人日本自動車工業会は、14日、自動車図書館に3月に収蔵した書籍の一覧を公表した。

交通安全関連では、日本自動車整備振興会連合会『自動車整備関係法令と解説 平成15年版』 、損害保険料率算出機構『自動車保険の概況 平成14年度(平成13年度データ)』。

詳細は、http://www.jama.or.jp/lib/car_library/new_books0303.html。(2003/04/14)

ヤマハの二輪車がリコール

国土交通省は、14日、ヤマハ発動機からリコールの届出があったことを公表した。

平成12年7月3日から平成14年5月17日に製造された、グランドアクシスYA100Wの25,642台。方向指示器に不具合があり、適切に動作しないおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/04/recall04-14.html。(2003/04/14)

今年度、信号機を整備する箇所、神奈川県

神奈川県警察は、11日、平成15年度に信号機を設置する箇所を公開した。

横浜市内では、磯子署管内、青葉署管内で1カ所ずつ。松田署管内の足柄上郡大井町管内で3カ所、伊勢原署管内の伊勢原市と相模原署管内の相模原市内で1カ所ずつ新設される。同時に、14年度長に新設、または廃止された信号機の一覧も公表した。

詳細は、http://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesf3025.htm。(2002/04/12)

自動車技術会、初学者向けセミナーを開催

社団法人自動車技術会は、10日、基礎講座「自動車の運動力学」を開催すると発表した。

5月10日土曜日の9時30分より、17時10分まで、東京神田駿河台の日本大学理工学部9号館にて開催する。対象は、卒業論文・修士論文で自動車運動関係のテーマを扱う学生や、企業の研究者など。基礎的な知識として、大学理工系の初年度で習う数学と力学、大学機械系で習う、振動学、制御工学の基礎的な個所程度が必要。

詳細は、http://www.jsae.or.jp/02evnt/undo0510.pdf(PDFファイル)。(2002/04/10)

JARIの一般公開は17日木曜日

財団法人日本自動車研究所(JARI)は、9日、4月17日木曜日に一般公開を行うと発表した。

交通安全関連では、「レスキュー隊員による乗員の救出状況の実演」や「歩行者頭部保護試験」、「HIC当て大会」などが行事が行われる。また、交通事故分析センター関連では、「ITARDA紹介(含むビデオ放映)およびパネル展示」や「調査車両とともに記念撮影」が行われる。

詳細は、http://www.jari.or.jp/kokai/kokai.html。(2002/04/10)

マツダ、RX-8発売

マツダは、9日、新型4人乗りスポーツカー「RX-8」を発表、4月下旬から納車を開始すると明らかにした。

センターピラーがない構造にもかかわらず、強度補強部材をリアドア内部に配置し、通常の4ドアセダンと同等の衝突安全性を確保した。事前に発表があったが、軽量アルミ製ボンネットとエンジンの間に空間を確保し、ボンネットのインナーパネルに多数のくぼみ(ショックコーン)を設置、歩行者が受ける頭部傷害の低減した。

詳細は、http://www.mazda.co.jp/publicity/Public/200304/0409.html(ニュースリリース)と、http://www.rx-8.mazda.co.jp/(商品紹介ページ)。(2003/04/09)

クライスラーが3件のリコール

国土交通省は、8日、ダイムラー・クライスラー日本から3件のリコールの届出があったことを公表した。

1件目は、平成元年9月12日から平成8年1月25日に製造された、ジープ・ラングラーの2,111台。パーキングブレーキに不具合があり、ブレーキが解除するおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/04/recall04-081.html

2件目は、平成13年7月6日から平成14年6月27日に製造された、ジープ・チェロキーの1,158台。制動倍力装置に接続するバキューム・ホースと冷却水用ホースとが干渉して、バキューム・ホースに穴があいて負圧が漏れ、制動力が低下するおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/04/recall04-082.html

3件目は、2件目と同様の平成13年7月6日から平成14年6月27日に製造された、ジープ・チェロキーの1,158台。ナンバープレートが脱落するおそれがある。国内でクレームが10件発生している。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/04/recall04-083.html。(2003/04/08)

bBに、VSCとディスチャージヘッドランプ

トヨタ自動車は、8日、「bB」を一部改良、同日、発売を開始した。

今回のマイナーチェンジで、FFの最上級グレードに、横滑り防止装置VSCとトラクションコントロールシステムをオプション設定した。さらに、ディスチャージヘッドランプを一部グレードに標準装備した。

詳細は、http://www.toyota.co.jp/News/2003/Apr/nt03_022.html(ニュースリリース)と、http://www.toyota.co.jp/Showroom/All_toyota_lineup/bB/index.html(商品紹介ページ)。(2003/04/08)

IATSS Review、「社会に還元する交通研究」

財団法人国際交通安全学会(IATSS)は、4日、『IATSS Review Vol.27,No.4』の概要をウェブで公開した。

特集は、「社会に還元する交通研究」。「交通研究における官民パートナーシップに関するドイツの事例」、「大学交通センターにおける交通研究の社会貢献」などが掲載されている。

詳細は、http://wwwsoc.nii.ac.jp/iatss/review/v27-n4/rev-moku.html。(2002/04/08)

交通安全コンテスト表彰式を開催、大阪府警

大阪府警察は、7日、3日に実施した「親子の約束・交通ルール!」交通安全コンテスト表彰式の模様を公表した。

コンテストは、小学生とその保護者を対象とした。「低学年の部」、「高学年の部」それぞれに優秀賞1点と特別賞5点が選ばれた。優秀賞を受賞した2名の作文がウェブページで公開されている。

詳細は、http://www.police.pref.osaka.jp/topics/19.html。(2003/04/07)

二輪車講習会の情報、神奈川

神奈川県警察は、7日、二輪車安全運転講習の情報を公表した。

平成15年度は、春と秋を中心とした土曜日に計10回開催する。場所は、横浜・二俣川の免許試験場。受講資格は、神奈川県内在住。受講料の無料。受講者が車両を持ち込む必要がある。白バイ隊員、ホワイトエンジェルス、二輪車安全普及協会指導員等が指導をする。

詳細は、http://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesf0012.htm。(2003/04/07)

神奈川県の教習所の通信簿

神奈川県警察は、4日、平成11年から13年までの普通四輪、普通二輪、大型二輪の免許取得者の事故率を公表した。

各年度ごとの事故率の他、3年間通算の平均も掲載されている。

詳細は、http://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mes83047.htm(PDFファイル)。(2003/04/05)

現場急行支援システムを解説、損保協会誌

社団法人日本損害保険協会は、4日、総合安全防災誌『予防時報』213号を公開した。

警察庁長官官房参事官(高度道路交通政策担当)の横山雅之氏が、『 「FAST」(現場急行支援システム)について』を執筆した。緊急車両の通行をスムーズにするFASTの概要を解説するほか、東京都、千葉県、岡山市で行われた実証実験の模様を紹介している。

詳細は、http://www.sonpo.or.jp/publish/yobojiho/yj21314.pdf(PDFファイル)。(2003/04/04)

マツダ、歩行者を保護する衝撃吸収構造アルミボンネットを開発

マツダは、2日、歩行者を保護する衝撃吸収構造アルミボンネットを開発、9日に発売予定のRX-8に採用すると発表した。

開発した「ショックコーンアルミボンネット」は、円錐形状のくぼみを一様に配置した構造を採用し、内板全体がたわんで衝撃を吸収する仕組みによって、ボンネット全面で均一かつ効果的な衝撃吸収を実現する。詳細は、http://www.mazda.co.jp/publicity/Public/200304/0402.html。(2003/04/04)

交通安全環境研究所の一般公開

独立行政法人交通安全環境研究所は、3日、研究所の一般公開を4月20日日曜日に行うと発表した。

当日は、トヨタ自動車と日野自動車が開発する燃料電池バスの試乗会が開催される。詳細は、http://www.ntsel.go.jp/news/press030403.pdfl(PDFファイル)。(2003/04/04)

平成14年度のリコールは、過去2番目の多さ

国土交通省は、3日、平成14年度のリコールの届出状況を公表した。

件数は、国産車104件、輸入車66件の計170件。対象台数は、2,784,850台、輸入車227,024台の計3,011,874台。対象台数、届け出件数とも、過去2番目の多さ。詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/09/090403_.html。(2003/04/03)

日産とOEMのいすゞ、リコール

国土交通省は、3日、日産自動車からリコールの届出があったことを公表した。

平成13年5月7日から平成15年2月15日に製造された、ニッサン・キャラバン、いすゞ・コモの2車種、23,725台。ディーゼルエンジン搭載車において、ブレーキ倍力装置が作動しなくなったり、エンジンオイルが漏れ、再始動できなくなるおそれがある。また、マニュアルトランスミッションの冷却が不十分なため、後退灯が点灯しなくなっったり、計器及び警告灯が作動しなくなったりする。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/04/recall04-03.html。(2003/04/03)

JARI、所外発表論文を公開

財団法人日本自動車研究所(JARI)は、2日、所外発表論文を公開した。

交通安全関連の論文は、日本心理学会第67回大会の「有選択的注意における対象物検出パフォーマンス低下についての研究ー見えている歩行者の方が危ない?ー」、SAE 2003 World Congressの「Injury Pattern and Tolerance of Human Pelvis under Lateral Lateral Loading Simulating Car-Pedestrian Impact」があった。

詳細は、http://www.jari.or.jp/ja/ron/ronbun.html。(2003/04/03)

東京都の初心運転者の交通事故状況

警視庁は、1日、平成14年中の初心運転者の交通事故状況を公開した。

都内では、ほとんどの教習所の事故率が2%以下で、他道府県と比較すると、事故率は低い。また警視庁は、教習所別の交通事故死者数も公表している。普通自動車で7名、中型二輪で4名、大型二輪で1名が死亡した。

詳細は、http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/menkyo/kyoushu/image/shosin14.pdf(PDFファイル)。(2003/04/03)

三菱自動車が3件の大量リコール

国土交通省は、2日、三菱自動車工業から3件のリコールの届出があったことを公表した。

1件目は、平成9年10月6日から平成15年2月24日に製造されたRVR、シャリオグランディスの2車種、223,702台。前輪用ブレーキホースの固定位置が不適切なため、最悪の場合、ブレーキホースに亀裂が発生し、ブレーキ液が漏れ制動力が低下するおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/04/recall04-021.html

2件目は、平成13年1月8日から平成13年7月19日に製造されたミニキャブの、17,292台。燃料タンク前側取付けナットの締付け力が不十分なものがあり、最悪の場合、燃料タンクの後側取付部付近に亀裂が発生し、燃料が漏れるおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/04/recall04-022.html

3件目は、平成12年3月10日から平成12年8月10日に製造されたギャラン、アスパイア、レグナムの3車種、2,257台。樹脂製燃料タンクとレベリングパイプの溶着が不適切なため、当該溶着部が剥離し、燃料が漏れるおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/04/recall04-024.pdf(PDFファイル)。(2003/04/02)

ひやり地点を公開

国土交通省と警察庁が運営するホームページ「交通安全マップ」は、1日、東京都23区と大阪市内の「ひやり地点」に関する情報の提供を開始した。

地図上に、「ひやり」「車にひやり」「自転車にひやり」のマークが表示される。

URLは、http://www.kotsu-anzen.jp/。(2003/04/01)

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交通安全に関する情報をseatbelt.netまで御寄せください。メールアドレスは、webmaster@seatbelt.netです。

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