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Headlin News
2002年10月のニュースバックナンバー

主要ニュース/米国の衝突安全試験、歩車分離式信号、警察庁・重点施策の事業評価

大阪は、トワイライトオン

大阪府警察は、31日、「夕暮れ時の交通事故に注意!−トワイライトオン運動の実践」を掲載した。

平成11年から大阪府交通対策協議会は、トワイライトオン運動を継続している。トワイライトオン運動とは、夕暮れ時における早めのヘッドライト点灯、自転車のライト点灯、歩行者・自転車利用者の反射材の活用の3点。詳細は、http://www.police.pref.osaka.jp/topics/14.html。(2002/10/31)

小濱啓次氏、ドクターカー・ヘリの活用を主張

読売新聞は、31日、朝刊の「論点」に、小濱啓次・川崎医科大学救命救急センター部長の論考を掲載した。

小濱氏は、救急救命士の業務範囲の拡大に疑問を投げかけ、ドクターカーやドクターヘリコプターの普及と、その有効活用を唱えている。

seatbelt.netから。中国地方の中心部に位置する川崎医科大学救命救急センターは、ドクターヘリが配備され、実績をあげています。小濱氏は、その中心的な存在で、ドクターヘリの普及に力を注いできました。

しかし小濱氏の尽力にも関わらず、ドクターヘリやドクターカーの普及・活用は進みません。それは、財政的な問題、ヘリコプターに関する航空法の問題、そして激務で幅広い医療知識が必要とされる救急医の養成が難しいことが、原因であると考えられます。

小濱氏の主張は、氏の立場を考えれば十分に理解できますが、必要とされる人的・時間的・財政的資源と、救命効果とを考えると、救急救命士の業務範囲の拡大の方向が、ベターではないでしょうか。(2002/10/31)

9月末までの交通事故状況

警察庁は、30日、9月末までの「交通事故発生状況」と「交通事故統計月報 」を公表した。

「交通事故発生状況」は、http://www.npa.go.jp/toukei/koutuu1/home.htm、「交通事故統計月報 」は、http://www.npa.go.jp/toukei/koutuu3/jikotoukei-h1409.pdf(PDFファイル)。(2002/10/31)

トライアンフのリコール

国土交通省は、30日、トライアンフジャパンからリコールの届出があったことを公表した。

平成13年5月17日から平成14年5月9日に製造された「デイトナ955、100周年記念エディション、スピードトリプル、スプリントS」の3車種、159台。後輪ホイールハブ部分のべアリングのローラーの形状が不適切なものがあるため、走行安定性が損なわれるおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall02/10/recall10-30.html。(2002/10/31)

公道試験に関する手続き、国土交通省

国土交通省は、30日、「燃料電池自動車等の試験自動車の認定(大臣認定)手続きについて」を公表した。

申請者や、運行者の用件や、申請の際の書面や手続きを規定した認定要領を定めた。申請書及び添付書面等が明示されたほか、技術安全部と自動車審査部に対して、説明しなければならない事項が列挙された。詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha02/09/091030_.html。(2002/10/30)

「道の駅」国土交通省

国土交通省は、29日、ホームページ「道の駅」を更新した。

「道の駅」のあり方を考える研究会検討報告や、「道の駅」整備に関する事業制度などを紹介している。「道の駅」は、特定交通安全施設等整備事業の対象。詳細は、http://www.mlit.go.jp/road/road/station/station.html。(2002/10/29)

大阪府の交通事故発生マップ

大阪府警察は、28日、「あなたのまちの交通事故発生マップ」を更新した。

データが9月末日現在に更新された。9月末現在、死者数は、昨年比3人増の242人となっている。詳細は、http://www.police.pref.osaka.jp/kotsu/map/index.html。(2002/10/28)

車高を低くしたフォレスター登場

富士重工業(スバル)は、24日、フォレスターに「CROSS SPORTS」を追加設定し、31日から発売する。

安全面での特徴は、車高を下げ、操縦安定性を向上し、不等&可変トルク配分電子制御4WDである「VTD-4WD」をAT車に採用したこと。ただし、横滑り防止装置であるVDCは装着されない。詳細は、http://www.fhi.co.jp/news/02_10_12/02_10_15.htm(ニュースリリース)と、http://www.subaru.co.jp/forester/index.html(商品紹介ページ)。(2002/10/26)

電動スクーターは道路走行禁止、大阪府警

大阪府警察は、24日、「電動スクーターにご注意を!」を発表した。

キックボード型またはスクーター型でモーターをつけて走行する2輪または3輪車は、道路運送車両の保安基準に適合し、自賠責保険に加入などの用件を満たさない限り道路上を走行できないことを注意喚起している。また、原付免許とヘルメットの着用が必要。ただし、ヤマハが今週発売を予定している電動スクーターについては、今回の警告とは別だと断りがある。詳細は、http://www.police.pref.osaka.jp/topics/05.html

seatbelt.netから。この種の電動スクーターは、数機種が発売されており、数が増えてきました。歩道をかなりのスピードで走り、以前にも、エンジンを原動機とする小型のキックボードの安全性が問題になったこともあり、近いうちに問題化すると考えていましたが、まずは大阪府警が警告を発しました。(2002/10/25)

カーブ走行用ヘッドランプを認可へ、国土交通省

国土交通省は、24日、「カーブ走行で進行方向を照らす新しい前照灯を導入するための道路運送車両の保安基準の細目を定める告示の一部改正」を発表した。

ロービームやハイビームが動くタイプや、カーブ走行時にのみ点灯するタイプなど、4種類が認められた。同時に、対向車を幻惑させないよう、7種の規制が設定された。詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha02/09/091024_.html。(2002/10/25)

オデッセイは、HIDを「ほぼ」標準装備

本田技研工業は、24日、オデッセイを一部改良し発売した。

安全面での特徴は、最廉価グレード以外で、ロービームを「HID」ディスチャージヘッドライトとしたこと。最廉価グレードでは、5万円で用意される。

7人乗りタイプのセカンドシート中央座席に、2点式マニュアルシートベルトが装着される点は、改良されなかった。詳細は、http://www.honda.co.jp/news/2002/4021024-odyssey.html(ニュースリリース)と、http://www.honda.co.jp/auto-lineup/odyssey/(商品紹介ページ)。(2002/10/25)

危険運転致死傷罪の半数は、アルコール・薬物の影響

警察庁は、23日、「危険運転致死傷罪の適用状況(施行後9か月間)について」を公表した。

施行後、9か月間に発生した交通事故で、危険運転致死傷罪を適用されたものは203件だった。事故類型では、アルコール・薬物の影響が108件で53%。赤色信号の殊更無視が69件で34%だった。施行後9か月を、3か月ごとに分析すると、適用状況は、増加傾向にある。詳細は、http://www.npa.go.jp/koutsuu/shidou5/tekiyoujyoukyou.htm。(2002/10/24)

暴走族は衰退傾向、警察庁

警察庁は、23日、「平成14年上半期における暴走族の動向及び取締状況について」を公表した。

暴走族の活動は衰退傾向にあるという。詳細は、http://www.npa.go.jp/koutsuu/shidou4/bosozoku.pdf(PDFファイル)。(2002/10/24)

交通安全施設フェア、札幌で開催

北海道警察は、23日、「交通安全施設フェア」の概要を発表した。

10月28日月曜日午前10時から午後4時まで、札幌市中央区大通り西2丁目さっぽろ地下街のオーロラプラザで開催する。北海道警察、北海道開発局、札幌市が展示を行う。北海道警察は、UTMS・CD-Rや歩行者支援システムなどの信号システムや、標識関係等を展示する。詳細は、http://www.police.pref.hokkaido.jp/info/koutuu/anzen/anzens.html。(2002/10/24)

信号機を19基増設、北海道

北海道警察は、23日、「交通規制の見直しと信号機の整備について」を更新した。

事故多発に伴う安全対策として9基、交通環境の変化に伴う安全対策として3基設置するほか、計19基を11月上旬までに整備する。詳細は、http://www.police.pref.hokkaido.jp/info/koutuu/minaosi/minaosi.html。(2002/10/24)

北海道のデイ・ライト、実施は2〜3%

北海道警察は、22日、「デイライト運動推進のお知らせ」を更新した。

札幌市内と近郊で、7月から9月に実施したデイ・ライトの実施状況調査の結果を公表した。調査によると、月をおうごとに実施率は向上しているが、3%前後に留まっている。詳細は、http://www.police.pref.hokkaido.jp/info/koutuu/daylight/daylight.htm

seatbelt.netから。緯度が高く、冬の気候が厳しい北海道では、これからの時期は、デイ・ライトの効果は高まることが予想されます。デイ・ライトに対する北海道警察の取り組みは注目に値します。(2002/10/24)

警察庁の目標は、事故の2割から3割減

警察庁は、22日、「次期特定交通安全施設等整備事業長期計画の主要施策とアウトカム目標(案)」を公表した。

「あんしん歩行エリア」の整備により、エリア内の死傷事故を約2割抑止し、特に歩行者・自転車事故は約3割抑止することを目標としている。事故危険箇所対策の推進により、対策実施箇所の死傷事故を約3割抑止する。

また、この案と、交通局が発行するパンフレット『次期交通安全施設等整備事業長期計画の策定に向けて 「乗って」「歩いて」―安全・安心― 人にやさしい道路交通のために 』に対する意見を募集している。詳細は、http://www.npa.go.jp/koutsuu/kisei/shisetu/shisetu26.htm。(2002/10/23)

UTMS--新交通管理システム--のホームページ、更新

警察庁は、22日、「UTMS--新交通管理システム--」のホームページを更新した。

UTMSは、警察庁が開発、普及を目指している、ITSの一部。詳細は、http://www.npa.go.jp/koutsuu/kisei/utms/index.htm。(2002/10/23)

イグニッションスイッチが戻らない、プジョーのリコール

国土交通省は、22日、プジョー・ジャポンから2件のリコールの届出があったことを公表した。

1件目は、平成13年7月19日から平成13年12月3日に製造された「プジョー307XS、プジョー307XSI、プジョー307XT、プジョー307スタイル」の4車種、1,671台。イグニッションスイッチの寸法精度が不適切なため、最悪の場合、当該モータの電源線が発熱により焼損するおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall02/10/recall10-22_1.html

2件目は、平成13年11月1日から平成14年1月7日に製造された「プジョー206XT、プジョー206XTプレミアム、プジョー206XS、プジョー206S16、プジョー206CC」の5車種、1,730台。イグニッションキーとステアリングコラムカバーとが干渉してキーの戻りが不十分となることがあり、最悪の場合、当該モータの配線が発熱により焼損するおそれがある。 詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall02/10/recall10-22_2.html。(2002/10/23)

独立行政法人自動車事故対策機構法案を国会提出

政府は、21日、「独立行政法人自動車事故対策機構法案」を衆議院に提出した。

「独立行政法人自動車事故対策機構法案」は、18日金曜日の閣議で決定されていた。同法案は、国土交通省と財務省の共管。詳細は、http://www.shugiin.go.jp/itdb_gian.nsf/html/gian/keika/1D7FEF6.htm。(2002/10/22)

Cクラスに4WDを追加、メルセデス・ベンツ

ダイムラー・クライスラー日本は、21日、Cクラスセダンを一部改良・車種を追加し・発売した。

安全面での特徴は、フルタイム4WDを搭載した「C240 4MATIC」を追加したこと。4MATICは、横滑り防止装置であるESP機能と両立させている。ただし、「C240 4MATIC」には、右ハンドルの設定はない。

Cクラスは、従来から後部左右席に、ベルトフォースリミッター付シートベルトテンショナーを採用し、前席と後席のSRSサイドバッグ、SRSウインドウバッグを標準装備するなど、安全装備が充実している。詳細は、http://www.mercedes-benz.co.jp/news/news/02_1021.html(ニュースリリース)と、http://www.mercedes-benz.co.jp/showroom/passenger/c_class/index.html(商品紹介ページ)。(2002/10/22)

トヨタのWiLL「サイファ」は、???

トヨタ自動車は、21日、WiLLブランドの「サイファ」を新発売した。

安全面での特徴は、1.5Lエンジンを搭載したパートタイム4WDを設定したこと。商品紹介のWebページの設計が悪く、詳しい情報は現時点では分からない。詳細は、http://www.toyota.co.jp/News/2002/Oct/nt02_114.html(ニュースリリース)と、http://www.will-cypha.com/pc/index.html(商品紹介ページ)。(2002/10/22)

交通死亡事故事例からみた危険予知のポイント

神奈川県警察は、21日、「交通死亡事故事例からみた危険予知のポイント」を更新・発表した。

「乗用車が左折する際、後方から道路の左側方を直進して来たバイクと衝突」や、「前を走る乗用車が急に速度を落としたため、追い越そうとした際、前方を横断してきた自転車と衝突」が紹介されている。詳細は、http://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesf0066.htm。(2002/10/21)

交通安全リーダーズネットワーク、交通安全教育教材を配布

財団法人日本交通安全教育普及協会は、「交通安全リーダーズネットワーク−CrossRoad」を更新し、新規の交通安全教育教材類の提供を開始した。

新たに提供が開始されたのは、生活道路における危険が潜む場所に関する危険予測トレーニング教材、「規制標識」「規制標示」のデータ、「交通安全教育教材(小学生向け)」の3点。詳細は、http://www.cross-road.gr.jp/。(2002/10/21)

損保協会、安全対策研究コーナーを新設

社団法人日本損害保険協会は、18日、協会ホームページに、安全対策研究コーナーを新設した。

提供される情報は、交通安全や自然災害、労働災害など多岐に渡る。交通安全では、人身・物損事故の保険金支払いデータからみた交通事故実態の分析に、「加害者側からみた年齢層別交通事故の特徴(人身事故)」が、協会職員による学会発表・投稿・講演用資料に、「企業における自動車事故による費用損失に関する研究」や「日本損害保険協会の自動車事故防止・軽減への取組み」が掲載されている。詳細は、http://www.sonpo.or.jp/bosai/anzencorner/00_anzentaisaku.html。(2002/10/21)

自動車アセスメントの試験対象決定

国土交通省は、18日、2002年モデル、平成14年度自動車アセスメントの試験対象自動車及びチャイルドシートを決定した。

車両は、23車種を試験する。うち、3車種はメーカーの申し出による「再試験」となる。チャイルドシートは、13機種を試験する。うち2機種がメーカーの申し出による「再試験」。詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha02/09/091018_.html。(2002/10/19)

米国の衝突安全試験、結果発表

米国運輸省高速道路安全局(National Highway Traffic Safety Administration (NHTSA))は、11日、2002年モデル、2003年モデルの前面と側面の衝突安全試験とロールオーバー試験の結果を発表した。

日米欧韓の55車種がテストされた。ただし、全ての車種で全ての試験が行われたわけではない。この試験でトヨタのHighlanderとクライスラーPT Cruiserが、燃料漏れを起こし、リコールを勧告された。詳細は、http://www.nhtsa.dot.gov/nhtsa/announce/press/pressdisplay.cfm?year=2002&filename=pr65-02.html。(2002/10/18)

シビック フェリオにリアヘッドレスト

本田技研工業は、17日、シビック、シビック フェリオ、シビック ハイブリッドを一部改良・発売した。

安全面での特徴は、シビック フェリオにリアヘッドレストを標準装備した。シビック、シビック ハイブリッドには、安全面での大きな変更はない。詳細は、http://www.honda.co.jp/news/2002/4021017-civic.html(ニュースリリース)と、http://www.honda.co.jp/CIVIC/(商品紹介ページ)。(2002/10/18)

神奈川県の信号機新規設置箇所、追加発表

神奈川県警察は、17日、「県内信号機新設箇所のご案内」を更新した。

相模原署で2箇所追加、港北署、緑署、高津署、浦賀署、大和署、海老名署、座間署、葉山署で1箇所ずつ追加された。今回の追加で、相模原所管内では1年間に16箇所の信号機が追加される。詳細は、http://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesf3025.htm。(2002/10/17)

交通安全環境研究所の研究発表会

独立行政法人交通安全環境研究所は、11月13日、14日の両日、「平成14年度(第2回)研究発表会」を開催する。

11月13日は「交通機関の安全確保」、14日は「環境保全と自動車審査」という題目で、場所は東京都三鷹市の海上技術安全研究所講堂。聴講は無料で自由。自動車交通関連の主な発表題目は次の通り。

  • 「自動車安全部における研究の概要と方向性について」
  • 「前突時の衝突荷重分布の解析」
  • 「車高が高い車両との側面衝突に関する検討」
  • 「追従走行時のドライバの運転特性に関する研究―運転動機の観点から見た車間距離設定のメカニズム―」
  • 「カーブ道路走行時における運転者の視線移動量測定結果」
  • 「可変配光前照灯(AFS)が対向車ドライバに与える眩惑状況の解析」

詳細は、http://www.ntsel.go.jp/14happyoukai/press.html。(2002/10/17)

軽自動車初のSRSカーテンシールドエアバッグ採用、ムーブ

ダイハツ工業は、15日、ムーブを全面改良・発売した。

安全面での特徴は、SRSカーテンシールドエアバッグを軽自動車で初めて採用した。しかし、ABSが標準装備されないグレードもある。詳細は、http://www.daihatsu.co.jp/wn/021015-1f.htm(ニュースリリース)と、http://www.daihatsu.co.jp/move/index.htm(商品紹介ページ)。(2002/10/16)

トラヴィック、新型ワイパーを採用

富士重工業(スバル)は、15日、トラヴィックを一部改良・発売した。

安全面での特徴は、新型フロントワイパーの採用と、アクティブヘッドレスト、サイドエアバッグのメーカー装着オプションできるグレードの拡大。詳細は、http://www.fhi.co.jp/news/02_10_12/02_10_15.htm(ニュースリリース)と、http://www.subaru.co.jp/traviq/index.html(商品紹介ページ)。(2002/10/16)

歩車分離式信号は効果あり、警察庁

警察庁は、15日、「歩車分離式信号のモデル運用結果と指針の制定について」を公表した。

実施前後6ヶ月の前年同月比較で、交通人身事故件数は182件から112件に約4割減少し、人対車両の事故は30 件から8件と約7割減少した。歩車分離式信号のデメリットとして懸念された渋滞は、右左折車両分離方式で若干減少し、スクランブル方式又は歩行者専用現示方式では20%増加、合計で約2%の減少した。交通事故防止効果が高いスクランブル方式又は歩行者専用現示方式では、渋滞が増えることが実証された。

また、このモデル運用では、当該交差点を管轄する警察署協議会等における意見聴取を行うパブリック・インボルブメントを実施し、導入に賛成する意見が7割を超えた。警察庁は、都道府県警察に対して、「歩車分離式信号に関する指針」を出し、平成15 年度から始まる次期交通安全施設等整備事業で、計画的に整備を推進する方針。

詳細は、http://www.npa.go.jp/koutsuu/kisei/bunri/honbun.pdf(PDFファイル)と、【別添】歩車分離式信号(歩車分離制御)に関する指針(骨子・案)http://www.npa.go.jp/koutsuu/kisei/bunri/betten.pdf(PDFファイル)、【付図】歩車分離制御の方式(例)http://www.npa.go.jp/koutsuu/kisei/bunri/fuzu.pdf(PDFファイル)。(2002/10/16)

LEDの信号機は西日でも見やすい、警察庁

警察庁は、15日、「歩行者用信号灯器のLED化に向けた実証実験の実施結果について」を公表した。

神奈川県と兵庫県の2箇所で試作品を設置した。アンケート調査に対する有効回答のうち標準仕様の候補となった、人形部分のみ点灯させる「デザイン案1」については約6割が見やすいとの評価を示した。高齢者では、「デザイン案1」に対する肯定的意見は約8割だった。従来型の信号機では見えづらい西日でも、LED型は見やすいとの意見もあった。詳細は、http://www.npa.go.jp/koutsuu/kisei/led/honbun.pdf(PDFファイル)と、デザイン案及び試験設置状況http://www.npa.go.jp/koutsuu/kisei/led/design.pdf。(PDFファイル)(2002/10/16)

いすゞのSUV、リコール

国土交通省は、15日、いすゞ自動車からリコールの届出があったことを公表した。

平成12年2月3日から平成13年10月30日に製造された「MU、WIZARD」の2車種、1,762台。発電機の電気配線の長さ設定が不適切なため、最悪の場合、原動機が停止し、再始動ができなくなるおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall02/10/recall10-15.html。(2002/10/15)

警察庁、重点施策の事業評価

警察庁は、10日、「平成15年度予算概算要求の重点事項に関する事業評価結果報告書」を公表した。

安全・快適な交通環境実現のための施策の推進として、「特定交通安全施設等整備事業の推進」、「交通規制情報管理システムの整備」、「交通事故自動記録装置の整備」、「車間距離不保持違反取締装置」の4項目について、事業評価を行った。詳細は、http://www.npa.go.jp/seisaku_hyoka/houkokusho-h15jigyou/index.htm。(2002/10/11)

酒気帯び運転、新基準で2万7000人検挙

警察庁は、10日、「改正道路交通法等の施行後3か月の状況」を公表した。

行政処分件数は、25万9,051件となり、そのうち、免許取消しは1万37件で、前年比1.28倍、90日以上の免許停止は3万8,697件、前年比1.21倍となった。新たに酒気帯び運転として検挙されるようになった、呼気中のアルコール濃度0.15%以上0.25%未満での検挙者は、2万7,071人に上った。詳細は、http://www.npa.go.jp/koutsuu/kikaku4/doukouhou_sekou.pdf(PDFファイル)。(2002/10/11)

アコードワゴンは3席シートベルト内蔵リアシート

本田技研工業は、10日、アコードとアコードワゴンを全面改良し、アコードは10月11日より、アコードワゴンは11月28日より発売する。

安全面での特徴は、予防安全では、車線維持支援と車間/車速制御を行う「HiDS(Hondaインテリジェント・ドライバーサポート・システム)」を新規採用し、一部グレードにオプション装備する。従来のフロント2輪ブレーキ制御から4輪制御に進化させた、ABSとTCS、横滑り抑制機能を統合した「VSA」をFF車の一部グレードに標準、もしくはオプション装備する。4WD車には装備できない。ディスチャージヘッドライト(ロービーム)を全車標準装備する。

また、衝突安全では、前席サイドエアバッグと新開発サイドカーテンエアバッグを全グレードでオプション装備する。後部座席全席に3点式ELR/ALRシートベルトを標準装備する他、後席中央席のヘッドレストを、全グレードでエアバック類とセットオプション装備する。アコードワゴンは、3席シートベルト内蔵リアシートを全車標準装備する。詳細は、http://www.honda.co.jp/news/2002/4021010-accord.html(ニュースリリース)と、http://www.honda.co.jp/ACCORD/(アコードの商品紹介ページ)、http://www.honda.co.jp/ACCORDwagon/(アコードワゴンの商品紹介ページ)(2002/10/11)

トヨタ、第9回ITS世界会議に出展

トヨタ自動車は、10日、14日から17日にアメリカのシカゴ市で開催される第9回ITS世界会議に出展する、と発表した。

衝突不可避を事前に判断し被害を軽減する「プリクラッシュセーフティ」、夜間走行をサポートする「ナイトビュー」などの最新ITS技術を搭載したLEXUS「LS430」(日本名セルシオ)ベースのコンセプトカーを展示する。詳細は、http://www.toyota.co.jp/News/2002/Oct/nt02_1005.html。(2002/10/11)

北海道、信号機の整備について

北海道警察は、10日、「交通規制の見直しと信号機の整備について」を公表した。

通学路の安全対策として20基、事故多発に伴う安全対策として7基の信号機を整備する他、10月中に全道で計44基の信号機を整備する。44箇所の設置場所は、下記のホームページで公開されている。詳細は、http://www.police.pref.hokkaido.jp/info/koutuu/minaosi/minaosi.html。(2002/10/11)

三菱エアトレックのリコール

国土交通省は、10日、三菱自動車工業からリコールの届出があったことを公表した。

平成13年10月17日から平成13年11月8日に製造されたエアトレックの637台。4輪駆動車の動力伝達装置において、後軸差動装置のオイルシール組付け治具が不適切なため、最悪の場合、後軸差動装置が損傷し走行不能になるおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall02/10/recall10-10.html。(2002/10/10)

マツダ・ミレーニアは、トラクションコントロールを標準装備

マツダは、9日、ミレーニアを一部改良、発売した。

安全面での特徴は、予防安全では、新たにトラクションコントロールシステムを全車標準装備したが、横滑り防止装置の設定はない。衝突安全では、運転席&助手席SRSエアバッグシステムに加え、頭部保護機能付SRSサイドエアバッグシステムも標準装備されるが、後席中央席には2点式シートベルトを装備する。詳細は、http://www.mazda.co.jp/publicity/Public/200210/1009.html(ニュースリリース)と、http://www.millenia.mazda.co.jp/(商品紹介ページ)。(2002/10/10)

日産・キューブは、前席アクティブヘットレストを標準装備

日産自動車は、8日、キューブを全面改良、発売した。

キューブの安全面での特徴は、前席アクティブヘッドレストを全車標準採用し、ヘッドランプマニュアルレベライザー付キセノンヘッドランプが、最廉価グレードを除きオプション設定された。さらに、全グレードにSRSカーテンエアバッグシステムと運転席・助手席SRSサイドエアバッグシステムをセットオプション設定する。後席中央席には2点式シートベルトを装備する。詳細は、http://www.nissan-global.com/JP/STORY/0,1299,SI9-CH-LO4-TI678-CI532-IFY-MC92,00.html(ニュースリリース)と、http://www.nissan.co.jp/CUBE/(商品紹介ページ)。(2002/10/09)

『自動車研究』9月号

財団法人日本自動車研究所(JARI)は、8日、『自動車研究』2002年9月号を発表した。

9月号には、「自動車事故での性別の違いによる人体傷害状況の比較」、「二輪車用前照灯の照射方向に対する対向車ドライバの目の位置調査−二輪車の車両姿勢変化がまぶしさに及ぼす影響の検討−」、「交差点右折時における運転者の視線移動パターン−横断中の歩行者などの発見遅れに関する予備的検討−」、「ドライバの覚醒水準に及ぼす運転支援機能の影響」などの論文が収録されている。詳細は、http://www.jari.or.jp/ja/ron/jido/ji-new.html。(2002/10/08)

クライスラーのリコール

国土交通省は、8日、ダイムラー・クライスラー日本から2件のリコールの届出があったことを公表した。

1件目は、平成8年2月22日から平成11年12月14日に製造されたクライスラー ボイジャー、グランドボイジャー、タウン&カントリーの3車種、6,418台。燃料装置において、Oリングの材質が不適切なため、最悪の場合、火災に至るおそれがある。 詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall02/10/recall10-81_.html

2件目は、平成8年8月7日から平成11年9月17日に製造されたボイジャーの4,193台。第3列座席の座席ベルトにおいて、当該座席ベルト巻取装置の上方にある防音パッド部の接着テープの貼り付け方法が不適切なため、最悪の場合、当該座席ベルトが機能しなくなるおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall02/10/recall10-82_.html。当該車は、燃料装置の不具合と2種類のリコールになっている。(2002/10/08)

「交通安全教育」10月号、特集はチャイルドシート

財団法人日本交通安全教育普及協会は、7日、月刊誌「交通安全教育」10月号の情報を公表した。

特集は、「チャイルドシート、その正しい利用と安全」。JAF本部・公益事業部課長の稲垣昇氏が、「2002年 チャイルドシート使用状況全国調査より」を、東京都文京区土木部管理課交通安全係長の木村禮子氏が、「東京都文京区のチャイルドシート普及啓発への取組み 」を執筆している。詳細は、http://www.jatras.or.jp/text/jtse438.html

また、科学警察研究所交通安全研究室の藤田悟郎氏の、連載「《検証》事故はなぜ起こったか」は、チャイルドシートと後席乗員のシートベルトを取り上げている。当事者の運転者二人はシートベルトをしていて無傷であったが、一台の後部座席にシートベルト、チャイルドシートなしで着席していた母子が、窓ガラスに衝突し大けがをした事例を紹介している。http://www.jatras.or.jp/text/jtse13_0033.htmlで読める。(2002/10/08)

20基が早急な対応が必要、隅角部を有する鋼製橋脚

国土交通省は、7日、「隅角部を有する鋼製橋脚の点検結果及び対応方針」を公表した。

全対象基数4,265基のうち、893基において何らかの損傷が確認された。特に首都高速16基、阪神高速4基については、早急な対応が必要と判断された。「損傷はあるが早急な補修・補強の必要がない」とされた橋脚については、損傷長さ30mmを基準とし、30mm以上の場合は、補修・補強を行い、30mm以下は、必要に応じて補修・補強を行う。詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha02/06/061004_.html。(2002/10/07)

トヨタ、折畳式シート中央席3点式シートベルトに積極姿勢

トヨタ自動車は、7日、ランドクルーザープラド、ハイラックスサーフを全面改良、発売した。

ランドクルーザープラドの安全面での特徴は、オンロードでの操縦性・走行安定性を確保した新型のフレームを開発し、前後輪の基本駆動力配分比を40:60とする新構造の「トルセンLSD」を採用した。予防安全では、「車両安定性制御システムVSC」を「アクティブTRC」とセットで上級グレードに設定した。衝突安全では、SRSサイドエアバッグ(フロントシート)とSRSカーテンシールドエアバッグ(フロントシート・セカンドシート)を全車にオプション設定した。3ドア、5ドア車とも、セカンドシートの全席に3点式シートベルトを用意する他、5ドア車のサードシート中央席にも、ヘッドレストと天井格納式3点式シートベルトを採用した。

さらに、オフロードでの安全性を高めるために、4輪を独立してブレーキ制御する「アクティブTRC」、急斜面の降坂時の車両安定性を高める「ダウンヒルアシストコントロール(DAC)」、急斜面の登坂時の車両後退を緩和する「ヒルスタートアシストコントロール」を設定した。詳細は、http://www.toyota.co.jp/News/2002/Oct/nt02_108.html(ニュースリリース)と、http://www.toyota.co.jp/Showroom/All_toyota_lineup/landcruiserprado/(商品紹介ページ)。

ハイラックスサーフの安全面での特徴は、前席SRSサイドエアバッグ&前後席SRSカーテンシールドエアバッグを全車にオプション設定する他、後席中央席にも3点式シートベルトを用意する。しかしハイラックスサーフには、VSCは装備されない。詳細は、http://www.toyota.co.jp/News/2002/Oct/nt02_109.html(ニュースリリース)と、http://www.toyota.co.jp/Showroom/All_toyota_lineup/hiluxsurf/index.html(商品紹介ページ)。

トヨタ自動車は、カルディナの後席中央席に続き、ランドクルーザープラドのセカンドシートとサードシートの中央席、ハイラックスサーフの後席中央席に、3点式シートベルトを装備したことで、従来は、2点式シートベルトが採用されることがほとんどだった折畳式シート中央席へも、3点式シートベルトを装備する姿勢を鮮明にした。国土交通省では、後席中央席への3点式シートベルトの装備の義務化を検討している。(2002/10/07)

トヨタのタクシー、運転席エアバックABSを標準装備

トヨタ自動車は、4日、クラウン コンフォート、コンフォート、コンフォート教習車を一部改良、発売した。

安全面での特徴は、クラウン コンフォート、コンフォートは、運転席SRSエアバッグと、ABSを標準装備し、コンフォート教習車には、それらに加えて助手席SRSエアバッグを標準装備する。詳細は、http://www.toyota.co.jp/News/2002/Oct/nt02_106.html(ニュースリリース)。(2002/10/05)

投稿資格と投稿料を廃止、自動車技術会

社団法人自動車技術会は、4日、自動車技術会論文集投稿規定を改正し、11月1日に施行することを発表した。

投稿資格から本会会員要件を撤廃し、投稿料も廃止する。ただし学部学生は投稿できない。これにより、幅広い研究者が、軽い負担で投稿できるようになった。詳細は、http://www.jsae.or.jp/11toko/index.html。(2002/10/05)

JARI、所外発表論文を公開

財団法人日本自動車研究所(JARI)は、4日、所外発表論文を公開した。

交通安全関連の論文題名として、「Issues in Car-Motor Cycle Frontal Crash Simuations」や、「車線逸脱警報装置の警報呈示方法の解析」などがある。詳細は、http://www.jari.or.jp/ja/ron/ronbun.html。(2002/10/05)

ボルボのリコール

国土交通省は、4日、日本ボルボからリコールの届出があったことを公表した。

平成12年5月8日から平成14年8月25日に製造されたボルボFH12、ボルボFM12の2車種、313台。動力伝達装置に1件、電気装置に3件の不具合が見つかった。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall02/10/recall10-4_.html。(2002/10/04)

2003年春季大会の学術講演を募集、自動車技術会

社団法人自動車技術会は、3日、2003年春季大会の学術講演の募集を開始した。

講演申込締切は2002年11月29日金曜日17時。2003年春季大会は、2003年5月21日水曜日から23日金曜日に、横浜市のパシフィコ横浜にて開催される。詳細は、http://www.jsae.or.jp/2003haru/index.html。(2002/10/04)

ヒュンダイの小型車は、リア中央席3点式シートベルト装備

ヒュンダイモータージャパンは、2日、新型車「TB」を発表、発売した。

安全面での特徴は、運転席&助手席SRSエアバッグシステム、フロント3点式ロードリミッター付プリテンショナーELRシートベルト、EBD(電子制御制動力分配システム)付ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)と、リア中央席3点式ELRシートベルトおよびヘッドレストを全車に標準装備する他、運転席&助手席SRSサイドエアバッグシステムを最上位グレードに標準装備する。

TBは、1.3Lエンジンを搭載するBセグメントの車。日本製のライバル車種で、リア中央席3点式ELRシートベルトとベッドレストを装備するものは少ない。詳細は、http://www.hyundai-motor.co.jp/press/2002_10_02_tb.html(ニュースリリース)と、http://www.hyundai-motor.co.jp/showroom/tb/(商品紹介ページ)。(2002/10/04)

日産ディーゼルのリコール

国土交通省は、3日、日産ディーゼル工業からリコールの届出があったことを公表した。

平成11年11月11日から平成14年9月17日に製造された通称名がない、「KL-CD48XNH改、KL-CD48XRH改、KL-CD48XTH改、KL-CV27XMH、KL-CV27XPH、KL-CV27XSH、KL-CV27XZH、KL-CV27YNH、KL-CV27YPH、KL-CV27YTH、KL-CV27YVH、KL-CV27YZH、KL-CV27YZP、KL-CV27YZU」の2車種、14型式の525台。燃料装置において、チューブサポートの形状が不適切なため、当該部に亀裂が発生し、燃料が漏れるおそれがある。 詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall02/10/recsll10_3_.html。(2002/10/03)

国際交通安全学会シンポジウム「ITS導入とシステム・法律・ユーザの諸問題」

財団法人国際交通安全学会(IATSS)は、2日、国際交通安全学会シンポジウム「ITS導入とシステム・法律・ユーザの諸問題」の開催概要を公開した。

このシンポジウムは、自動車主体の運転支援システムに焦点をあて、システム、法律、運転者の3つの側面から導入に際しての論点を明確化することを目的としている。

日程は、2日間のプログラムとなっており、11月11日月曜日に東京・経団連会館で、PARTl 講演"European Activities"、PARTll パネル討議「システムの諸問題」、PARTlll パネル討議「法律の諸問題」が開催され、翌12日火曜日に京都・国立京都国際会館で、PARTlV パネル討議「ユーザの諸問題」と、PARTV パネル討議「まとめ」が開催される。

参加には、申し込みが必要で、所定の用紙に記入の上、ファックス、E-mailまたは郵送する。詳細は、http://wwwsoc.nii.ac.jp/iatss/news/symposium/symposium04/sympo04.html(概要)と、http://wwwsoc.nii.ac.jp/iatss/news/symposium/symposium04/program04.html(プログラム)。(2002/10/03)

日産ティーノに、ビルトインチャイルドシートパッケージ

日産自動車は、2日、ティーノを一部改良した。

安全面での特徴は、全車を対象に2WAYビルトインチャイルドシート(中央席)などをセットにした「ビルトインチャイルドシートパッケージ」が設定された。

しかし、後部座席中央には、三点式シートベルトではなく、二点式シートベルトが装備される。詳細は、http://www.nissan-global.com/JP/STORY/0,1299,SI9-CH-LO4-TI677-CI531-IFY-MC92,00.html(ニュースリリース)と、http://www.nissan.co.jp/TINO/index.html(商品紹介ページ)。(2002/10/03)

交通安全運動期間中の大阪府

大阪府警察は、2日、平成14年「秋の全国交通安全運動」の実施結果を公開した。

期間中の大阪府内の交通事故死者は9名で、全国ワースト8位だった。期間中、死者は対前年比30.8%減少したが、発生件数は3.0%、負傷者数は2.8%、それぞれ増加した。詳細は、http://www.police.pref.osaka.jp/topics/01.html。(2002/10/03)

事故事例からみた危険予知のポイント

神奈川県警察は、2日、「交通死亡事故事例からみた危険予知のポイント」を更新した。

7月の交通死亡事故事例が追加された。トレーラーが左折時、交差点内の自転車横断帯を走る自転車の小学生に気づかず衝突した事例と、バイクがバスを追い越す際、対向車線にはみ出して自動車と正面衝突した事例が紹介されている。詳細は、http://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesf0066.htm。(2002/10/03)

国土交通省所管・独立行政法人の評価

国土交通省は、2日、国土交通省所管独立行政法人の平成13年度業務実績評価を公表した。

道路交通安全関係の独立行政法人としては、土木研究所、交通安全環境研究所、北海道開発土木研究所がある。

業務運営評価、個別業務評価、自主改善努力評価の三つの側面で評価を行った。詳細は、http://www.mlit.go.jp/hyouka/h13jisseki/h13jisseki.htm。(2002/10/03)

ディアマンテ、ブレーキアシストを全車標準装備

三菱自動車工業は、1日、ディアマンテを一部改良した。

安全面では、新たにブレーキアシストを全車標準装備した。

従来から、タイヤ空気圧低下警報を全3Lモデルと、一部の2.5Lモデルに装備するほか、レーダーで車間距離を計り、速度を調整する「プレビューディスタンスコントロール」を最上級モデルに装備する。詳細は、http://www.mitsubishi-motors.co.jp/NEWS/0210-03/3507.html(ニュースリリース)と、http://www.mitsubishi-motors.co.jp/DIAMANTE/index.html(商品紹介ページ)。(2002/10/02)

北海道警察、デイ・ライト(昼間点灯)を推進

北海道警察は、1日、「デイライト運動推進のお知らせ」を公開した。

昼間からヘッドライトを点灯すること、ヘッドライトは近目で点灯することを呼びかけている。

道警は、7月以降「デイ・ライト(昼間点灯)運動」を実践している事業所等の交通事故発生状況を前年同期と比較し、検証した。昼間の死者は、7月は-35.5%、8月は-22.2%減少した。詳細は、http://www.police.pref.hokkaido.jp/info/koutuu/daylight/daylight.htm。(2002/10/01)

自動車図書館、9月の新着図書

社団法人日本自動車工業会は、1日、自動車図書館の新着図書を公開した。

『自動車技術戦略報告書 平成14年度』(自動車技術会)、『本田宗一郎と井深大 ホンダとソニー、夢と創造の原点』(朝日新聞社)、『プリンスのあゆみ』(プリンス自動車販売)などが収蔵された。詳細は、http://www.jama.or.jp/lib/car_library/new_books0209.html。(2002/10/01)

貨物運送取扱事業法施行規則改正に向けてパブリック・コメント

国土交通省は、1日、貨物運送取扱事業法施行規則等の一部を改正する省令(案)に係るパブリックコメントの募集を開始した。

貨物運送取扱事業法施行規則及び貨物運送取扱事業等報告規則の一部を改正する。安全関連では、改正貨物運送取扱事業法にて、附帯業務に係る輸送の安全確保に関する規定が置かれたため、附帯業務に係る輸送の安全確保のための所要の注意義務の履行(特に、荷造りの際の荷崩れ防止)、及び附帯業務の関係者への所要の注意義務の周知・指導の規定を置くことにする。

また、貨物自動車運送事業輸送安全規則も改正が予定されている。「運転者が事業用自動車の運行を管理する営業所を出発してから帰ってくるまでの期間は、6日を超えてはならないこととする」他、「当日の乗務前及び乗務後の点呼等のいずれも営業所において対面で受けない乗務を行う場合、乗務前及び乗務後の点呼に加え、乗務途中の点呼を行うこととする」。

FAX、郵送、電子メールで、10月31日木曜日必着。詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/pubcom/pubcomt122_.htmlと、http://www.mlit.go.jp/kisha/pubcom/pubcomt123_.html。(2002/10/01)

トヨタが40万台のリコール

国土交通省は、1日、トヨタ自動車から2件のリコールの届出があったことを公表した。

1件目は、平成11年6月2日から平成14年6月4日に製造されたライトエース、タウンエースの2車種、24,279台。ハンドル据え切り操作を頻繁に繰り返すと、異音やハンドルの遊びが大きくなり、最悪の場合、確実な操舵ができなくなるおそれがある。 詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall02/10/recall10-11_.html

2件目は、平成12年10月11日から平成14年4月3日に製造されたヴィッツ、プラッツ、WiLL Vi、ファンカーゴ、bB、bB OPEN DECKの6車種、397,263台。後輪用ブレーキパイプの形状が不適切なため、厳寒時新雪路面を頻繁な発進と停止を繰り返して走行すると、ディスクホイール内側に多量に堆積した雪が氷結し、最悪の場合、制動液が漏れ、制動力が低下するおそれがある。 詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall02/10/recall10-12_.html

また9月には、対象台数100台未満のリコールが、三菱自動車バス製造株式会社、ビー・エム・ダブリュー株式会社、ポルシェジャパン株式会社から届け出られた。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall02/10/recall10_1_.pdf。(2002/10/01)

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