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Headlin News
2002年11月のニュースバックナンバー

主要ニュース/シートベルト着用状況全国調査、国際交通安全学会シンポジウム、Euro NCAP

「交通安全教育」11月号、特集は夜間の交通事故防止

財団法人日本交通安全教育普及協会は、29日、月刊誌「交通安全教育」11月号の情報を公表した。

特集は、「夜間の交通事故防止に向けて」。財団法人交通事故総合分析センターの長嶋良氏が、「夜間事故の傾向と特徴〜飲酒と夜間の駐車車両事故」を、科学警察研究所交通規制研究室の萩田賢司氏が、「運転者の視点を考慮した横断歩行者事故の分析−昼夜別の特徴− 」を執筆している。詳細は、http://www.jatras.or.jp/text/jtse439.html

また、科学警察研究所交通安全研究室の藤田悟郎氏の、連載「《検証》事故はなぜ起こったか」は、「秋の薄暮時に発生した歩行者事故」を取り上げている。秋の夕方、赤信号で横断していた歩行者と、最高速度の2倍で走行していた二輪車が衝突した事例を紹介している。http://www.jatras.or.jp/text/jtse13_0034.htmlで読める。(2002/11/30)

タイ製でも安全装備は日本仕様、ホンダ・フィット アリア

本田技研工業は、29日、小型セダン「フィット アリア」を発表、12月20日に発売する。フィット アリアは、タイで製造され輸入される。

フィット アリアの安全面の特徴は、衝撃吸収構造を採用した歩行者傷害軽減ボディなど、ホンダの衝突安全技術が注ぎ込まれたボディ。フロント3点式ロードリミッター付プリテンショナーELRシートベルトや、頚部衝撃緩和フロントシートが標準装備される他、フィットでは、オプションであるハイマウント・ストップランプも標準装備する。ディスチャージヘッドライト〈HID〉(ハイ/ロービーム)は、グレードにより標準装備とパッケージオプションに分かれる。パートタイム4WDも用意される。

しかし、横滑り防止装置は装備されず、後部座席中央のシートベルトは2点式である。詳細は、http://www.honda.co.jp/news/2002/4021129-fit.html(ニュースリリース)と、http://www.honda.co.jp/Fit-ARIA/(商品紹介ページ)。(2002/11/29)

速度計のトラブルでリコール2件

国土交通省は、29日、日本ゼネラルモーターズからリコールと改善対策、新大州本田摩托有限公司からリコールの届出があったことを公表した。

GM日本のリコールは、平成10年3月9日から平成12年5月12日に製造されたオペル・アストラの11,646台。左前輪の速度センターに不具合があり、ABS、トラクションコントロール機構及び速度計が機能しなくなる恐れがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall02/11/recall11_29_1_.html

新大州本田摩托有限公司(ホンダの中国での合弁企業・二輪車の製造会社)のリコールは、平成10年3月9日から平成12年5月12日に製造されたドゥデイ(二輪車)の21,306台。速度計と速度伝達用ケーブルとの取り付けが不十分で外れる可能性がある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall02/11/recall11_29_2_.html

GM日本の改善対策は、平成10年3月9日から平成12年11月17日に製造されたオペル・アストラとザフィーラの2車種、17,444台。排出ガス発散防止装置と原動機に不具合が見つかった。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall02/11/kaizen11-29_.html。(2002/11/28)

大阪府の交通事故発生マップ

大阪府警察は、28日、「あなたのまちの交通事故発生マップ」を更新した。

データが10月末日現在に更新された。10月末現在、死者数は、昨年比2人減の266人となっている。詳細は、http://www.police.pref.osaka.jp/kotsu/map/index.html。(2002/10/29)

日産ディーゼルがリコール

国土交通省は、28日、日産ディーゼル工業からリコールの届出があったことを公表した。

平成12年9月4日から平成14年11月1日に製造された「KL-RP252GAN、KL-UA272KAM、KL-UA452KAN、KL、UA452MAN、KL-UA452PAN」の5車種、372台。かじ取り装置のリンケージの中間アームシャフトの強度不足により、シャフトが折損かる可能性がある。対策品の供給に時間がかかるため、走行距離の多い車両から順次対策を実施する。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall02/11/recall11-28_.html。(2002/11/28)

欧州のNCAP、5つ星は4車種

Euro NCAPは、26日、2002年の自動車アセスメントの結果を発表した。

合計で18車種がテストされ、最高評価の5つ星を獲得したのは、ルノー・メガーヌII、サーブ9-3、ルノー・Vel Satis、メルセデスベンツEクラスの4車種。ルノー・メガーヌIIは、小型ファミリーカークラスにおいて、最初に5つ星を獲得したことになる。詳細は、http://www.euroncap.com/press_releases/press_release_phase_11.htm。(2002/11/28)

米国の衝突安全試験、2003年の対象モデルを発表

米国運輸省高速道路安全局(National Highway Traffic Safety Administration (NHTSA))は、26日、前面と側面の衝突安全試験とロールオーバー試験の対象となる2003年モデルを発表した。

67車種が、前面衝突試験が37車種、側面衝突試験が30車種、ロールオーバー試験が71車種。車型別では、乗用車が37車種、SUVが22車種、バンが2車種、ピックアップトラックが6車種となる。

この試験に、過去に試験を受け継続して販売されるモデルを加え、2003年に米国市場で発売される85%の車種がアセスメントの対象となる。詳細は、http://www.nhtsa.dot.gov/nhtsa/announce/press/pressdisplay.cfm?year=2002&filename=pr73-02.html。(2002/11/27)

米国、感謝祭期間中にシートベルト着用キャンペーン実施

米国運輸省は、25日、25日から12月1日まで、交通安全キャンペーン「"Click It Or Ticket"/Operation ABC (America Always Buckles Up Children) Seat Belt Law Enforcement Mobilization」を実施すると発表した。

昨年は感謝祭期間中の4日間に585人が死亡した。ミネタ運輸長官は、2003年までに全米でシートベルト着用率を78%にするよう注力すると表明した。詳細は、http://www.nhtsa.dot.gov/nhtsa/announce/press/pressdisplay.cfm?year=2002&filename=pr72-02.html。(2002/11/27)

渋滞解消を目指して交差点改良、神奈川県

神奈川県警察は、26日、交差点改良事業を紹介するホームページ、「渋滞のない快適な流れを目指して NO.3」を公開した。

既に改良された交差点として、小田原市中里の高田入口交差点、横浜市鶴見区の潮田公園入口交差点、川崎市幸区の南幸町2丁目交差点を紹介しているほか、改良が予定されている箇所として、横浜市磯子区の青砥坂交差点、横浜市栄区の住友電工南門前交差点を取り上げている。詳細は、http://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesf3031.htm。(2002/11/27)

清水和夫氏、チャイルドシートのアセスを斬る

自動車雑誌『NAVI』は、26日発売の2003年1月号に、清水和夫氏の「チャイルドシートはどれが安全? −国土交通省とその外郭団体が行うアセスメント」を掲載した。

記事では、10月28日に日本自動車研究所(JARI)で行われた、安全性能試験の模様を伝えている。(2002/11/26)

高校生の作文コンクール結果

社団法人日本自動車工業会は、25日、第40回 高校生の「くらしの安全・くらしの安心」作文コンクールの入選者を発表した。

12,208篇の応募作で、1等文部科学大臣奨励賞に入選したのは、個人で応募した北海道浜頓別高等学校1年の佐藤麻美さん。題名は『「まさか」は隣人』。

入賞作には、高校生にとって身近な自転車事故を扱った作品が目立った。詳細は、http://www.sonpo.or.jp/outline/release/news_1009.html。(2002/11/26)

シートベルト高着用率の36州・地域に奨励補助金、米国運輸省

米国運輸省は、22日、34州と、ワシントン特別区、プエルトリコの計36地域に対して、総額5047万ドルの奨励補助金を交付すると発表した。

この奨励補助金は、Transportation Equity Act for the 21st Century (TEA-21)に基づくもの。補助金は、シートベルト着用率向上の施策などに使われる。詳細は、http://www.nhtsa.dot.gov/nhtsa/announce/press/pressdisplay.cfm?year=2002&filename=pr71-02.html。(2002/11/25)

自工会、高規格救急車3台を寄贈

社団法人日本自動車工業会は、22日、総務省消防庁の平成14年度高規格救急自動車整備事業に協力し、3台の高規格救急車3台を寄贈すると発表した。

寄贈を受けるのは、大阪府の泉佐野市、茨城県の茨城西南地方市町村圏事務組合、山梨県の富士五湖広域行政事務組合消防本部の3団体。詳細は、http://release.jama.or.jp/sys/news/detail.pl?item_id=194。(2002/11/23)

自工会、JAMAGAZINE 11月号

社団法人日本自動車工業会は、22日、『JAMAGAZINE 2002年11月号』を公開した。

自工会・委員会の活動紹介として、マツダ取締役専務執行役員で、自工会技術管理委員会・委員長の荷堂啓氏が、「自動車のグローバル化をめざして〜技術管理委員会の活動について〜」という記事を執筆し、基準・認証分野の国際標準化活動について解説している。詳細は、http://www.jama.or.jp/lib/jamagazine/200211/19.html。(2002/11/22)

ホンダ、「SJ 11月号」を公開

本田技研工業は、21日、ホンダ安全運転普及本部の機関紙『セーフティジャパン』11月号の要約をホームページにて公開した。

特集は、「高校生への交通安全教育−工夫をこらした「交通安全」授業の試み」。山梨県立山梨園芸高校、茨城県立江戸崎西高校、東京都立福生高校、神奈川県立神田高校の事例を紹介している。他に、神奈川新聞社川崎総局長論説委員の三好秀人氏のインタビュー記事がある。詳細は、http://www.honda.co.jp/safetyinfo/sj/index.html。(2002/11/22)

道路運送車両法改正に関わる政令

国土交通省は、21日、「道路運送車両法の一部を改正する法律の一部の施行期日を定める政令案」及び「道路運送車両法施行令の一部を改正する政令案」を公表した。

不正改造の禁止及び整備命令手続等の強化と整備管理者制度の見直しは、来年4月1日から施行される。不正改造車への整備命令手続等の権限の委任と再封印に関する権限の委任については、運輸監理部長又は運輸支局長に委任する。政令は、22日の閣議で決定される。詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha02/09/091121_.html。(2002/11/22)

整備管理者制度と.不正改造防止に対するパブリックコメントの結果

国土交通省は、21日、道路運送車両法施行規則等の一部改正に関するパブリックコメントの募集結果を公表した。

整備管理者制度と.不正改造防止に関して合計49件の意見が寄せられた。意見に対する国土交通省の見解も明らかにされている。詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/pubcom/kekka/pubcomk120_.html。(2002/11/21)

三菱コルトに4WD

三菱自動車は、20日、コルトに4WDモデルを追加し、来年1月25日に発売すると発表した。。

1.3L、1.5L車にビスカスカップリング型の4WDを設定した。詳細は、http://www.mitsubishi-motors.co.jp/NEWS/0210-03/3530.html(ニュースリリース)と、http://www.mitsubishi-motors.co.jp/COLT/index.html(商品紹介ページ)。(2002/11/21)

側面衝突対策をしたCRS、ヤナセが発売

ヤナセは、19日、来年1月1日より、乳児用、学童用のチャイルドシートを1機種ずつ発売し、幼児用のチャイルドシートに新柄を追加すると発表した。

発売されるのは、ドイツ・レーマー社の製品で、3機種とも、側面衝突に対応したサイドプロテクションの考えを採用した。詳細は、http://www.yanase.co.jp/news/02/11-19/index.html。(2002/11/20)

コマツがリコール

国土交通省は、19日、小松製作所からリコールの届出があったことを公表した。

平成11年9月1日から平成13年12月17日に製造された「GD305-3、GD355-3、GD405A-3」の2車種、183台。電気配線の不具合により、灯火器類が作動しなくなるか、原動機が停止して再始動ができなくなるおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall02/11/recall11-19_.html。(2002/11/20)

日産、運転者席・助手席の側面ガラス用フィルムを自主回収

国土交通省は、19日、日産自動車から、ディーラーオプションとして販売している、熱線・UVカットフィルムを自主回収する旨、届け出られたことを発表した。

可視光線透過率が、道路運送車両の保安基準に定められた70%を満足しないおそれがあるため。平成9年7月から平成14年8月までに販売された約1万2000セット。詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha02/09/091119_.html。(2002/11/20)

メルセデス・ベンツSクラス、新安全装置プレセーフを装備

ダイムラー・クライスラー日本は、18日、メルセデス・ベンツ Sクラスとメルセデス・ベンツ CLクラスを一部改良、発売した。

安全面での特徴は、Sクラスに「プレセーフ」を装備したこと。プレセーフとは、ドライバーが危険回避のために急ハンドルや急ブレーキをかけた場合、前席のシートベルトテンショナーを巻き上げ、助手席の着座姿勢を正し、開いていたガラス・スライディングルーフを閉める機能。またSクラスに、フルタイム4WDであるS430 4MATICを設定した。さらに一部グレードではオプション設定であったバイキセノンヘッドライトとヘッドライトウォッシャーを全グレード標準装備とした。

CLクラスは、SクラスとともにISO-FIX対応チャイルドセーフティシート固定装置が装備されるようになった。Sクラス、CLクラス共に、AMGモデルが用意され、AMG強化ブレーキシステム、AMGチューンのアクティブ・ボディ・コントロールが採用された。

なお、S430 4MATICは、左ハンドルのみの設定となっている。Sクラスの詳細は、http://www.mercedes-benz.co.jp/news/news/02_1118_s.html(ニュースリリース)と、http://www.mercedes-benz.co.jp/showroom/passenger/s_class/index.html(商品紹介ページ)。

CLクラスの詳細は、http://www.mercedes-benz.co.jp/news/news/02_1118_cl.html(ニュースリリース)と、http://www.mercedes-benz.co.jp/showroom/passenger/cl/index.html(商品紹介ページ)。 (2002/11/19)

トヨタの燃料電池自動車は12月2日発売

トヨタ自動車は、18日、「トヨタFCHV」の国土交通大臣認定を取得、12月2日からリース販売を開始すると発表した。

リース先は、内閣官房、経済産業省、国土交通省、環境省が予定されている。リース料は、30か月リースで月額120万円。

安全面の特徴は、制動灯・尾灯をLED化したこと。LEDにすることで、消費電力が低減できる他、反応速度が早くなる。詳細は、http://www.toyota.co.jp/News/2002/Nov/nt02_1104.html(トヨタ自動車のニュースリリース)と、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha02/09/091118_.html(国土交通省)。(2002/11/18)

電動キックボードと電動スクーターは原付き、警察庁

警察庁は、15日、「いわゆる『電動キックボード』及び『電動スクーター』について」を公表した。

この中で、定格出力0.60キロワット以下の電気モーターを有する電動キックボードや電動スクーターは、道路運送車両法上の原動機付自転車に該当し、保安基準への適合や自賠責の加入、軽自動車税の納税、運転には原付きの運転免許が必要になる。道路の走行方法も原付きに準ずる扱いになる。詳細は、http://www.npa.go.jp/koutsuu/kikaku6/kickboard.htm。(2002/11/16)

歩行者の頭部保護、パブリックコメントの結果

国土交通省は、15日、歩行者の頭部保護基準導入に係るパブリックコメントの募集結果を公表した。

8件の意見が寄せられ、基準の内容や基準の適用範囲、適用時期に対する意見が表明された。これらに対して、国土交通省の考え方が明らかにされている。詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/pubcom/kekka/pubcomk118_.html。(2002/11/15)

10月3日の国家公安委員会

国家公安委員会は、10月3日開催の定例委員会の議事概要を公開した。この委員会は、谷垣委員長が内閣改造で就任して初めての定例委員会だった。

この定例委員会では、秋の全国交通安全運動期間中の交通事故発生状況等や、9月16日から3日間、フランス・リヨン市で開催された「e-SAFETY国際会議」で討議された、欧州におけるITSの動向等が、警察庁から報告された。また、公安委員が、自動車安全運転センターの中央研修所を青少年向けに開放する案を提示したが、警察庁は、各地でサーキットが整備されるいる現状を指摘し、消極的な意向を示した。詳細は、http://www.npsc.go.jp/report14/10_3.pdf(PDFファイル)。(2002/11/15)

交通事故救命救急法講習会の開催予定

社団法人日本交通福祉協会は、14日、来年1月から3月までの交通事故救命救急法講習会開催案内を公開した。

1月に北関東各県で、2月に静岡県と沖縄県、2月と3月に東京都と神奈川県で開催される予定。受講料は3000円。詳細は、http://www.koutsufukushi.or.jp/cpr/cpr.html。(2002/11/15)

フィット、ハイマウントストップランプを標準装備せず

本田技研工業は、14日、フィットの1.3Lモデルを一部改良、発売した。

安全面での特徴は、一部グレードに、ディスチャージヘッドライト(HID)と、ハイマウント・ストップランプをメーカーオプションとして設定した。従来から、前席用i-サイドエアバッグシステムも、一部グレードにオプション設定されている。

だが、最廉価グレードには、ディスチャージヘッドライトはハイマウント・ストップランプは、オプション装備もできない。詳細は、http://www.honda.co.jp/news/2002/4021114-fit.html(ニュースリリース)と、http://www.honda.co.jp/Fit/(商品紹介ページ)。

seatbelt.netから。ホンダは、Dピラー上部に停止灯を装備したモデルでは、ハイマウントストップランプを積極的には採用していません。ハイマウントストップランプの価値は、車両の上方に設置されていることだけでなく、ブレーキ時に、尾灯とは違う位置の停止灯が点灯することにもあると思われます。乗用車に対して、ハイマウントストップランプの装備が義務づけられる前にも、標準装備をするべきです。(2002/11/14)

日野スーパードルフインプロフィアがリコール

国土交通省は、13日、日野自動車からリコールの届出があったことを公表した。

平成12年3月14日から平成14年8月9日に製造されたスーパードルフインプロフィアの1,347台。ブレーキパイプとリーフスプリングの隙間が不適切なため、相互に干渉し、ブレーキパイプが腐食する恐れがある。詳細は、hhttp://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall02/11/recall11-13_.html。(2002/11/14)

技術安全部長がWP29でスピーチ

国土交通省は、13日、自動車交通局技術安全部長が、国連欧州経済委員会の第128回自動車基準調和世界フォーラム(WP29)のオープニングセッションにて、スピーチを行ったと発表した。

スピーチにおいて、技術安全部長は、WP29の更なる活性化のために日本が貢献する意向を表明し、2003年度末までに30項目程度の協定規則を採択することを明らかにした。詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha02/09/091113_.html。(2002/11/13)

マツダ・デミオがリコール

国土交通省は、12日、マツダからリコールの、日本フルハーフから改善対策の届出があったことを公表した。

マツダは、平成14年6月19日から平成14年10月31日に製造されたデミオの26,212台。燃料タンクと室内ヒーターに不具合が見つかった。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall02/11/recall11-12_.html

日本フルハーフは、平成10年2月25日から平成13年9月27日に製造されたニッサンディーゼル、いすゞ、トヨタ、三菱、日産、日野の各社の155型式、337台。フロア自動開閉用油圧シリンダーに不具合があり、作業者や第三者を傷つける恐れがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall02/11/kaizen11-12_.html。(2002/11/12)

国際交通安全学会シンポジウム、第一日目を取材

財団法人国際交通安全学会は、11日、東京・大手町の経団連会館にて、「シンポジウム ITS導入とシステム・法律・ユーザーの諸問題」を開催した。

seatbelt.netは、このフォーラムを取材した。記事のインデックスは、ここから

シンポジウムは、12日にも、京都の国立京都国際会館にて開催され、「ユーザーの諸問題」や「まとめ」のパネル討議が行われる。(2002/11/12)

まじめに作ったけど……、三菱コルト

三菱自動車は、11日、新型コルトを発表、16日に発売する。

安全面での特徴は、ペダル後退抑制機構や、ISO-FIXチャイルドシート固定バーを標準装備する他、SRSサイト・カーテンエアバックをオプション装備にした。

しかし、横滑り防止装置は用意されず、後席中央席のシートベルトは、2点式である。詳細は、http://www.mitsubishi-motors.co.jp/NEWS/0210-03/3524.html(ニュースリリース)と、http://www.mitsubishi-motors.co.jp/COLT/index.html(商品紹介ページ)。(2002/11/12)

サファリはブレーキを強化

日産自動車は、8日、サファリを一部改良、発売した。

安全面での特徴は、ブレーキローター径を拡大、大型ブレーキキャリパーを採用し、ブレーキ性能を高めた。

先月フルモデルチェンジしたトヨタ・ランドクルザー・プラドと比較して、サイドエアバックや横滑り防止装置が装備されない点や、2列目中央席のシートベルトが2点式であることなど、基本設計の古さが目立っている。詳細は、http://www.nissan-global.com/JP/STORY/0,1299,SI9-CH-LO4-TI691-CI540-IFY-MC92,00.html(ニュースリリース)と、http://www.nissan.co.jp/SAFARI/(商品紹介ページ)。(2002/11/09)

マセラティと輸送機工業がリコール

国土交通省は、8日、コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッド(マセラティ)と輸送機工業からリコールの届出があったことを公表した。

マセラティは、平成10年8月31日から平成13年6月29日に製造されたクワトロポルテV6、クワトロポルテ3.2の2車種229台。かじ取り装置に不具合が見つかった。部品の材質が不適切であった。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall02/11/recall11-08_1_.html

輸送機工業は、ユソーキのYJV309B、YJZ309B、YJS249Bの3形式、1,527台。シャシーに不具合が見つかった。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall02/11/recall11-08_2_.html。(2002/11/08)

「妊婦シートベルトの会」へのリンクを設定

seatbelt.netは、8日、「妊婦シートベルトの会」へのリンクを設定した。

道路交通法では着用を免除されている妊婦だが、「妊婦シートベルトの会」では、母体と胎児の安全のために、シートベルトの着用を推進している。交通安全リンクの下方に、リンクと紹介文が掲載されている。(2002/11/08)

『日本の損害保険 ファクトブック2002』

社団法人日本損害保険協会は、7日、『日本の損害保険 ファクトブック2002』の発行を発表した。

交通事故賠償に関する主な高額判決例などが掲載されている。本体は無料で、郵送の場合は、送料が310円分の切手となる。損害保険協会の拠点でも配布している。詳細は、http://www.sonpo.or.jp/outline/release/news_1007.html。(2002/11/08)

国土交通省図書館、10月の新着図書

国土交通省は、7日、国土交通省図書館の新着図書を公開した。

自動車交通安全関連の新着図書はないが、航空・鉄道事故調査委員会『航空事故調査報告書 平成14年9月27日』が収蔵された。詳細は、http://www.mlit.go.jp/library/sinchaku.htm。(2002/11/07)

JARI、所外発表論文を公開

財団法人日本自動車研究所(JARI)は、6日、所外発表論文を公開した。

交通安全関連の論文題名として、「Analysis of Driver's Steering Behavior During Auditory of Haptic Warnings in Lane Departure Situations」『6st International Symposium on AVEC 2002』がある。詳細は、http://www.jari.or.jp/ja/ron/ronbun.html。(2002/11/07)

自動車図書館、10月の新着図書

社団法人日本自動車工業会は、6日、自動車図書館の新着図書を公開した。

交通安全関連では、『ITS年次総会シンポジウム2002 次世代ITSに向けて 〜ITSのある生活〜』(ITS Japan)、『ITS関係4省庁年次レポート 平成14年版』(ITS Japan)、『交通事故統計年報 平成13年版』(交通事故総合分析センター)などが収蔵された。詳細は、http://www.jama.or.jp/lib/car_library/new_books0210.html。(2002/11/06)

ウイングロード、前席アクティブヘッドレストを標準装備

日産自動車は、5日、ウイングロードを一部改良、発売した。

安全面での特徴は、むち打ち症を防止するアクティブヘッドレストを、前席に標準装備したこと。これは、アクティブヘッドレストの全車標準装備を進める日産の方針に沿ったもの。

だが、SRSサイドエアバッグシステムは、オプション装備に留まり、後席中央席は、2点式シートベルトのまま。詳細は、http://www.nissan-global.com/JP/STORY/0,1299,SI9-CH-LO4-TI690-CI539-IFY-MC92,00.html(ニュースリリース)と、http://www.nissan.co.jp/WINGROAD/(商品紹介ページ)。(2002/11/06)

自動車技術会、学生向けWEBマガジンで自動運転を特集

社団法人自動車技術会は、5日、学生向けWEBマガジン『Motor Ring No.15』を公開した。

今号の特集は、乗用車の運転支援技術。メーカーの技術者が、自社の技術を紹介している他、学生が執筆した記事も掲載されている。詳細は、http://www.jsae.or.jp/motorring/motor15.html。(2002/11/06)

シートベルト着用状況全国調査

社団法人日本自動車連盟(JAF)は、警察庁と合同で実施した「シートベルト着用状況全国調査」の結果を公表した。

運転者の着用率は一般道で88.1%、高速自動車道等で97.1%。助手席同乗者は、一般道で75.2%、高速自動車道等で90.6%だった。しかし、後部座席同乗者の着用率は、一般道で6.7%、高速自動車道等で9.3%と低迷した。

この調査結果を受け、JAFは、後部座席を含めた全ての座席でシートベルトを締めるよう啓発活動を展開する。詳細は、http://www.jaf.or.jp/profile/news/file/102_14.htm。(2002/11/06)

英語の交通安全白書要約版発行、国際交通安全学会

財団法人国際交通安全学会(IATSS)は、1日、『WHITE PAPER ON TRAFFIC SAFETY IN JAPAN(交通安全白書要約版)』を発売した。

送料、税込みで1部1700円。詳細は、http://wwwsoc.nii.ac.jp/iatss/gakkai/kouhou/kou-form/kou-form.html。(2002/11/06)

北海道、冬の交通安全運動

北海道警察は、5日、「平成14年冬の交通安全運動」を公表した。

冬の交通安全運動は、11日から20日まで実施する。特に、11日、15日、20日は、全道統一行動日とした。20日には、シートベルト着用率調査が行われる。詳細は、http://www.police.pref.hokkaido.jp/info/koutuu/unndou/unndou2.html。(2002/11/06)

高齢者の安全対策、電動車いすを中心に

警察庁は、5日、「高齢者の安全・快適なモビリティの確保に関する調査研究について」を公表した。

電動車いす利用者が関わる交通事故は、207件発生し、死者11人だった。また、単独事故などで交通事故統計に現れない事故は、平成13年中死者6名、傷者41名だった。

安全の確保のために、「電動車いす教育の充実」、「指導者の育成」、「一般交通参加者に対する広報啓発活動」が重要とされている。今後の対策として、平成14年度に「電動車いすの安全利用に関する指導・教育プログラムの研究開発」、平成15年度に「電動車いすの安全利用に係る指導者の育成」と「電動車いす利用者に対するきめ細かな交通安全教育の 推進」が予定されている。詳細は、http://www.npa.go.jp/koutsuu/kikaku5/tyosakenkyu_kourei.pdf(PDFファイル)。(2002/11/05)

ルノー・ルーテシアのリコール

国土交通省は、5日、ルノー・ジャポンからリコールの届出があったことを公表した。

平成13年12月20日から平成14年4月22日に製造されたルーテシアの679台。原動機と燃料装置に不具合が見つかった。前者は18件、後者は61件のクレームが発生しており、発見の動機も日本国内からの情報であった。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall02/11/recall11-05_.html

また、10月中に、対象台数100台未満のリコールが、スズキ、新キャタピラー三菱、ルノー・ジャポン、トヨタ自動車の各社から届け出られたことが発表された。このうち、ルノー・ジャポンとトヨタ自動車は、それぞれ別の助手席用エアバックの不具合だった。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall02/11/recall11-05_.pdf(PDFファイル)。(2002/11/05)

インプレッサの安全装備、ほとんど変わらず

富士重工業(スバル)は、1日、インプレッサを一部改良、発売した。

安全面での特徴は、バンパーや、ワイパーを改良し、歩行者保護を充実した他、サイドエアバックの保護範囲を拡大した。また、脱落式のペダルをMT車にも採用した。

だが、後席中央席の3点式シートベルトとヘッドレストがオプション装備であることや、横滑り防止装置(VDC)の設定がない点などは、解消されなかった。詳細は、http://www.fhi.co.jp/news/02_10_12/02_11_01.htm(ニュースリリース)と、http://www.subaru.co.jp/impreza/index.html(商品紹介ページ)。(2002/11/05)

JARI、情報公開

財団法人日本自動車研究所(JARI)は、1日、平成14年版の「情報公開」を開示した。

平成13年度の事業報告や、平成14年度の事業計画、平成13年度の国からの委託、財務諸表類が公開されている。詳細は、http://www.jari.or.jp/ja/syokai/jigyo.html。(2002/11/04)

ホンダ、「SJ 10月号」を公開

本田技研工業は、1日、ホンダ安全運転普及本部の機関紙『セーフティジャパン』10月号の要約をホームページにて公開した。

特集は、「世界に根づくHondaの交通安全活動−広がる交通安全活動のネットワーク」。第6回セーフティジャパンインストラクター競技大会の模様を紹介している。他に、「財団法人交通事故総合分析センター 第5回研究発表会」の記事がある。詳細は、http://www.honda.co.jp/safetyinfo/sj/index.html。(2002/11/01)

いすゞ「コモ」、運転席は安全を充実

いすゞ自動車は、10月30日、ワンボックス車「コモ」を、一部改良し、車種を追加、同日発売した。

安全面での特徴は、運転席SRSエアバッグシステム、運転席ロードリミッター付プリテンショナーシートベルトを全車標準装備としたこと。詳細は、http://www.isuzu.co.jp/press/2002/10_30com.html(ニュースリリース)と、http://www.isuzu.co.jp/product/como/index.htmll(商品紹介ページ)。(2002/11/01)

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