2003年12月のニュースバックナンバー |
主要ニュース/「道交法、大幅改正、パブリック・コメントを募集」、「32年ぶりに死者8,000人を下回る見込み、交通警察活動の概況」、「12月を残し、過去最多に、リコール対象台数」
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道交法、大幅改正、パブリック・コメントを募集 |
警察庁は、27日、「道路交通法改正試案」に対するパブリック・コメントの募集を開始した。
改正ポイントは、次の6項目。
- 違法駐車対策の推進
- 運転者対策の推進
- 暴走族対策の推進
- 携帯電話等の使用等に関する罰則の見直し
- 飲酒運転対策の推進
- 高速道路における自動二輪車の二人乗り規制の見直し
違法駐車対策の推進では、車両の所有者の責任を追及できるようにする。また違反金が未納付の場合、車検を更新できなくなる。さらに放置車両の事実確認が、公安委員会が指定する法人に委託できるようになる。
運転者対策の推進は、中型免許を新設し、大型免許の取得条件を21歳以上、運転経験3年以上にする。
暴走族対策は、著しく道路における交通の危険を生じさせ、又は著しく他人に迷惑を及ぼすこととなる行為は罰則の対象とする。
携帯電話の使用に対しては、交通の危険を生じさせなくとも、運転中に使用した場合、5万円以下の罰金となる。
飲酒運転の呼気検査を拒否した場合の罰金が、5万円以下から30万円以下に引き上げられる。
高速道路における自動二輪車の二人乗り規制の見直しは、大型二輪免許又は普通二輪免許取得後3年以上を経過した20歳以上の運転者に対して、高速道路での二人乗りを解禁する。違反した場合、5万円以下の罰金が10万円以下に引き上げられる。
FAX、郵送、電子メールで送付する。締め切りは1月23日金曜日。
詳細は、http://www.npa.go.jp/comment/kouki1/kagami.htm。(2003/12/27)
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車高規制の緩和、パブリック・コメントの募集 |
警察庁は、26日、「車高規制の見直し案(道路交通法施行令の一部を改正する政令試案)」に対するパブリック・コメントの募集を開始した。
車高は、原則的に3.8メートル以下であるが、都道府県公安委員会が認める車両に対しては、3.8メートル以上4.1メートルを超えない範囲内において、都道府県公安委員会が定める高さに引き上げる。実施時期は、平成16年3月1日の予定。
FAX、郵送、電子メールで送付する。締め切りは1月22日木曜日。
詳細は、http://www.npa.go.jp/comment/kisei1/kagami.htm。(2003/12/26)
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保安基準の改正、パブリック・コメントの募集 |
国土交通省は、25日、道路運送車両の保安基準(昭和26年運輸省令第67号)、装置型式指定規則(平成10年運輸省令第66号)及び道路運送車両の保安基準の細目を定める告示(平成14年国土交通省告示第619号)の一部を改正に対するパブリック・コメントの募集を開始した。
改正事項は、 乗用車等に対しオフセット衝突時の乗員保護基準を新たに設ける。乗用車の運転者席について、シートベルト非着用時に警報音により警告する装置を義務付ける。ステアリング機構に対する衝突時の運転者保護基準を強化するとともに、その対象を貨物自動車まで拡大する。大型車等の側面及び後面に装備する大型車用反射材の基準を新たに設ける。側方照射灯の色を白色に限定するとともに、性能要件を強化する。
FAX、郵送、電子メールで送付する。締め切りは1月30日金曜日。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/09/091225_.html。(2003/12/25)
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初日の出暴走の取締り、警察は1万人、国交省は94名を動員 |
警察庁と国土交通省は、25日、年末年始にかけて「初日の出暴走」の取締りを行い、不正改造車に対する特別街頭検査を実施すると発表した。
国交省の特別街頭検査は、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、群馬県、山梨県、長野県、静岡県の1都8県で実施する。国土交通省からは、関東・北陸信越・中部各運輸局の自動車検査官45名と、自動車検査独立行政法人関東・北陸信越・中部各検査部の自動車検査官49名の計94名が出動する。昨年は、112名が出動していた。
警察は、関東管区警察局から山梨県警に派遣される機動隊約300名など1万900人体制で取締りを行う。
詳細は、警察庁が、http://www.npa.go.jp/koutsuu/shidou12/torishimari.pdf(PDFファイル)、国土交通省が、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/09/091225_2_.html。(2003/12/25)
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BMWの二輪車がリコール |
国土交通省は、25日、ビー・エム・ダブリューから2件のリコールの、日野自動車から改善対策の届出があったことを公表した。
BMWの1件目は、平成14年4月16日から平成15年9月18日に製造されたBMW F650CSの376台。後輪用制動装置に不具合があり、制動力が失われるおそれがある。このリコールは、昨年5月23日のリコールに対象台数を追加するもの。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/12/recall12-251.html。
BMWの2件目は、平成14年10月1日から平成15年9月22日に製造されたBMW R1150RS、BMW R1150R Rockster、BMW R1150RT、BMW R1150R、BMW R1150GS Adventure、BMWR1150GS、BMW R1100S、BMW R1200CLの8車種、1,553台。排出ガス発散防止装置のO2センサの配線と原動機右側シリンダーの二次点火プラグ用高圧ケーブルの取り回しが不適切なため、原動機が停止するおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/12/recall12-252.html。
日野自動車は、平成15年8月22日から平成15年12月18日に製造された日野レンジャー、日野スーパードルフィンプロフィアの2車種、1,104台。荷台ダンプ操作レバーの加工が不適切なため、最悪の場合、不意にレバーが動き、荷台が降下するおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/12/kaizen12-25.html。(2003/12/25)
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三菱電機の交通事故自動記録装置が、「2003年全米道路安全賞」 |
三菱電機は、18日、同社の「交通事故自動記録装置(AIRS : Automatic Incident Recording System)」を利用したケンタッキー州・インディアナ州両州の交通当局が共同運営するITS事業「TRIMARC : Traffic Response and Incident Management Assisting the River Cities」が、米国連邦政府「2003年全米道路安全賞」に選ばれたと発表した。
AIRSは、交通事故やニアミスが発生した瞬間の前後状況のみビデオに記録する。データの分析によって、衝突事故の約50%、ニアミスの約33%が、左折違反によるものだった。標識の追加などの対策を実施し、衝突事故が半減した。
詳細は、http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2003/1218.htm。(2003/12/25)
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「総合規制改革会議第3次答申」警察庁 |
警察庁は、24日、警察庁関連の「総合規制改革会議第3次答申」に関する情報を公開した。
道路占用許可、道路使用許可の弾力化、駐車違反対応業務の民間委託の推進、車高規制及び積載要件(車両総重量)の見直し、高速道路における自動二輪車二人乗りに関する規制、オートマチック二輪車限定免許の導入などが論議の対象となっている。
詳細は、http://www.npa.go.jp/seisaku/soumu4/toushin.htm。(2003/12/24)
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PFIで駐車場整備、国交省来年度予算案 |
国土交通省は、24日、平成16年度国土交通省予算案を公表した。
交通安全関連では、1) 交通事故対策の推進(院内地区(千葉市)等)、2) あんしん歩行エリアの整備、3) 事故危険箇所対策の推進(一般国道155号宝町交差点(愛知県)等)、4) PFI手法を用いた駐車場整備の推進(新浦安地区自転車駐車場(千葉県) )、5) ITを活用した運送事業に対する監査体制の強化が挙げられている。
国土交通省関連の予算総額は、6兆7 436億円。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/yosan/yosan04/yosan/index_.html。(2003/12/24)
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クラウン、ヘッドアップディスプレイを使う「ナイトビュー」採用 |
トヨタ自動車は、22日、セダン「クラウン」を全面改良、同日、発売を開始した。
夜間、ヘッドランプの照射範囲外の歩行者、障害物、道路状況を近赤外線カメラでとらえ、ウインドシールドガラス下部のヘッドアップディスプレイに投影して、遠方視界を確保する「ナイトビュー」は、一部グレードにオプション装備。プリクラッシュセーフティシステムは、ロイヤルサルーンGだけに標準装備される。VSC&TRCは、標準装備。
プライバシーガラスは標準装備。
詳細は、http://www.toyota.co.jp/jp/news/03/Dec/nt03_089.html(ニュースリリース)と、http://www.toyota.co.jp/Showroom/All_toyota_lineup/crownroyal/(ロイヤル・商品紹介ページ)、http://www.toyota.co.jp/Showroom/All_toyota_lineup/crownathlete/index.html(アスリート・商品紹介ページ)。(2003/12/22)
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運転支援技術について安全上留意すべき事項の確認、パブリックコメントの結果 |
国土交通省は、22日、「『運転支援技術について安全上留意すべき事項の確認』の意見募集について」(平成15年6月23日)に寄せられた意見とそれに対する国土交通省の考え方を公表した。
寄せられた意見に対して、国土交通省の見解を詳細に紹介している。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/pubcom/03/kekka/pubcomk090623_.html。(2003/12/22)
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料金所の安全の再徹底を指示、国交省 |
国土交通省は、22日、「料金収受業務における料金収受員の安全確保に係る措置の再徹底」を指示した。
道路四公団に対して、料金所における安全対策の見直しや収受員に対する安全教育の実施を求め、その実施状況の逐次報告を求めた。
これは、21日の東北自動車道浦和本線料金所において、ETCレーンを横断中の料金収受員が大型車に跳ねられ死亡する事故を受けてのもの。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/06/061222_2_.html。(2003/12/22)
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小松製作所がリコール |
国土交通省は、22日、小松製作所からリコールの届出があったことを公表した。
平成8年2月2日から平成9年10月9日に製造された小松メック・LW250-5の393台。電気配線に不具合があり、原動機が停止、あるいは変速機がニュートラルに固定、灯火が点灯しなくなるおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/12/recall12-22.html。(2003/12/22)
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「くらいのみちフェア」は2月2日、国交省 |
国土交通省は、19日、「くらしのみちフェア」の開催概要を公表した。
来年2月2日月曜日12時30分から、東京都千代田区の日本教育会館で開催する。申込みは来年1月23日金曜日までにファックスで送信する。
円卓会議「人が主役のみちづくり」には、ゲストの、数学者・大道芸人のピーター・フランクル氏、アナウンサーの岩瀬惠子氏など、くらしのみちゾーン連絡会議アドバイザーの委員、対象地区代表、国土交通省道路局道路交通安全企画官の三浦真紀氏が参加する。
3つの分科会は、住宅地は、東京都世田谷区太子堂地区、東京都文京区千駄木三・四・五丁目地区、滋賀県栗東市下鈎甲地区、商業地は、千葉県鎌ヶ谷市東武鎌ヶ谷駅西口地区、東京都目黒区自由が丘駅周辺地区、愛媛県松山市番町・八坂地区、観光地は、岐阜県白川村荻町地区、島根県津和野町津和野地区、大分県日田市豆田地区が参加する。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/road/road/yusen/renraku/fair.html。(2003/12/19)
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32年ぶりに死者8,000人を下回る見込み、交通警察活動の概況 |
警察庁は、18日、「平成15年中の交通警察活動の概況」を公表した。
年間の死者数は、昭和32年以来46年ぶりに8,000人を下回る見込みだという。その他、「若者の死者数が特に減少、高齢者の占める割合は増加」、「自動車乗車中及び原付乗車中の死者数が特に減少(自動車乗車中は高齢者が若者を上回り最多に)」、「飲酒運転の死亡事故は5月末まで大幅に減少」、「夜間の死亡事故が大幅に減少」しているのが特徴。
詳細は、概略が、http://www.npa.go.jp/koutsuu/kikaku17/shiryou.pdf(PDFファイル)、詳細が、http://www.npa.go.jp/koutsuu/kikaku17/honbun.pdf(PDFファイル)。(2003/12/19)
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政策評価に関する基本計画を公表、警察庁 |
警察庁は、18日、「国家公安委員会及び警察庁における政策評価に関する基本計画」などを公表した。
その他、「平成16年政策評価の実施に関する計画」や「平成16年実績評価計画書」、報告書として、「平成15年事業評価経過報告書 飲酒運転対策」、「平成15年事業評価経過報告書 交通事故自動記録装置の整備」も公開されている。
詳細は、http://www.npa.go.jp/seisaku_hyoka/index.htm。(2003/12/18)
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モトグッテイがリコール |
国土交通省は、17日、福田モーター商会からリコールの届出があったことを公表した。
平成11年10月6日から平成13年6月16日に製造されたV11SPORTの284台。エンジン内部に不具合があり、エンジン停止になるおそれがある。また、変速機に不具合があり、後輪がロックするおそれがある。後者の不具合では、人身事故が1件発生している。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/12/recall12-17.html。(2003/12/17)
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平成15年度「交通安全白書」 |
内閣府政策統括官(総合企画調整担当)交通安全担当は、16日、平成15年度「交通安全白書」を公表した。
平成14年度交通事故の状況及び交通安全施策の現況と、平成15年度において実施すべき交通安全施策に関する計画から構成されている。
詳細は、http://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/h15kou_haku/index.html。(2003/12/16)
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JARI、所外論文を発表 |
財団法人日本自動車研究所(JARI)は、16日、11月の所外発表論文を掲載した。
日本人間工学会第33回関東支部大会での「交通状況がドライバの危険感に与える影響についての研究」、日本塑性加工学会 塑性加工シンポジウム「環境調和型を目指す鉄鋼先端技術」での「自動車の衝突安全性から見たこれからの材料」、自動車技術会 高齢者のアクティブライフを支える自動車での「高齢者の運転特性」などの発表を行った。
詳細は、http://www.jari.or.jp/ja/hokoku/kanko/ronbun.html。(2003/12/16)
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トラックの装飾板は自粛を、神奈川県警 |
神奈川県警察は、15日、トラックなどのフロントウィンドウに装着する「装飾板」により、死角が広がり事故につながった事例があったと発表した。
11月、装飾板をフロントガラスに装着していた大型トラックが、ベビーカーで横断していた母子を轢く事故を起こした。
詳細は、http://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesf0095.htm。(2003/12/15)
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高出力電波でABSが誤作動、三菱ふそう |
国土交通省は、15日、ヤマハ発動機からリコールの、三菱ふそうトラック・バスから改善対策の届出があったことを公表した。
ヤマハ発動機は、平成15年3月31日かせ平成15年10月22日に製造されたシグナスX XC125の5,040台。キャブレターを温めるための装置に不具合があり、最悪の場合火災に至るおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/12/recall12-15.html。
三菱ふそうトラック・バスは、昭和63年10月17日から平成5年4月20日に製造されたふそうエアロスター、ふそうエアロバスまたはエアロクイーンの2車種、2,243台。想定外の不正な高出力電波を受けた際、ABSが誤作動するおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/12/kaizen12-15.html。(2003/12/15)
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交通安全環境研究所、研究発表会の結果 |
独立行政法人交通安全環境研究所は、12日、研究発表会の結果を公表した。
研究発表会には、431名が参加した。希望者には講演概要集を送付する。
詳細は、http://www.ntsel.go.jp/happyoukai03/press031212.pdf(PDFファイル)。(2003/12/12)
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「我が家の交通安全」 |
社団法人日本交通福祉協会は、12日、平成15年度「我が家の交通安全」作文の審査結果を発表した。
小学校低学年の部、小学校中学年の部、小学校高学年の部、中学生の部、父親母親、一般の部、高齢者の部の各部において、最優秀作、優秀作、佳作が選出された。
詳細は、http://www.koutsufukushi.or.jp/sakubun/sakubun15.html。(2003/12/12)
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試験問題漏洩について、一級小型自動車整備士 |
国土交通省は、12日、「平成15年度一級小型自動車整備士技能検定筆記試験に係る試験問題の漏洩及び試験結果」を発表した。
トヨタ自動車では、今年度だけでなく、昨年度の試験でも問題が漏洩していた。トヨタ所属の検定専門委員は解任され、国土交通省はトヨタに対して警告書を交付した。国土交通省は、試験問題案の作成・管理方法を見直すとしている。
詳細は、要旨が、http://www.mlit.go.jp/singikai/dokuritsu/l03/l030902.html、議事録が、http://www.mlit.go.jp/singikai/dokuritsu/l03/l030902.pdf(PDFファイル)。(2003/12/12)
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自動車事故対策機構の評価 |
国土交通省は、12日、「国土交通省独立行政法人評価委員会第2回自動車事故対策機構分科会議事要旨」を公開した。
中期目標、中期計画、償還計画、業務方法書、役員報酬規程、役員退職手当支給規程の各案について審議を行った。
詳細は、要旨が、http://www.mlit.go.jp/singikai/dokuritsu/l03/l030902.html、議事録が、http://www.mlit.go.jp/singikai/dokuritsu/l03/l030902.pdf(PDFファイル)。(2003/12/12)
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JARIの「交通安全教室」 |
財団法人日本自動車研究所(JARI)は、11日、「交通安全教室」を更新した。
「スタッドレスタイヤの注意点」では、雪道ではABS装着車の制動距離が伸びることなどが説明されている。「クルマの性能は千差万別」では、乗用車と大型トラックの性能の違いに着目し、「自分の車と他の車との性能の違いを意識して 走らなければならない」としている。
詳細は、http://www.jari.or.jp/ja/kotsu/kotsu.html。(2003/12/11)
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ホンダが3件のリコールを届け出 |
国土交通省は、11日、本田技研工業から3件のリコールの届出があったことを公表した。
1件目は、平成15年8月27日から平成15年9月29日に製造されたモビリオ、モビリオ スパイク、フィットの3車種、289台。無段変速機に不具合があり、走行不能となるおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/12/recall12-111.html。
2件目は、平成15年3月12日から平成15年11月27日に製造されたフュージョンの5,503台。デジタル式速度計に2つの不具合があり、速度表示が実際の速度より高く表示したり、デジタル表示の一部が消えるおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/12/recall12-112.html。
3件目は、平成13年3月27日から平成15年8月22日に製造されたシルバーウイングの6,487台。ハンドルが外れるおそれがある。物損事故が1件発生している。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/12/recall12-113.html。(2003/12/11)
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JARI通信12月号 |
財団法人日本自動車研究所(JARI)は、10日、「JARI通信」12月号を公開した。
東京都立大学大学院工学研究科土木工学専攻助教授の大口敬氏が、土木工学を説明している。その他、車々間通信システムの標準化や、自動車衝突事故の傷害を軽減など、JARIの活動が紹介されている。
詳細は、http://www.jari.jp/pdf/jatsu/jatsu0312.pdf(PDFファイル)。(2003/12/10)
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オペルとスズキがリコール |
国土交通省は、10日、日本ゼネラルモーターズとスズキからリコールの、スズキから改善対策の届出があったことを公表した。
日本ゼネラルモーターズは、平成13年1月29日から平成13年12月12日に製造されたオペルのアストラ、アストラワゴン、アストラクーペ、ベクトラ、ベクトラワゴンと、OEMのスバル・トラヴィック の6車種、334台。タイミングチェーン潤滑用オイル噴出口の形状が不適切なため、エンジンが停止して再始動が出来なくなるおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/12/recall12-102.html。
スズキのリコールは、平成14年9月12日から平成15年4月11日に製造されたシボレー・アストロの114台。かじ取り装置のステアリングナックルの形状が不適切なため、最悪の場合、ジョイント部が破損してかじ取り操作が出来なくなるおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/12/recall12-101.html。
スズキの改善対策は、平成15年1月20日から平成15年10月31日に製造されたチョイノリの57,451台。エンジン始動用キックスタータレバーの締付構造が不適切なため、最悪の場合、脱落するおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/12/kaizen12-10.html。(2003/12/10)
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国交省自動車交通局、年末年始の輸送安全総点検を実施 |
国土交通省は、9日、自動車交通局が実施する「年末年始の輸送安全総点検」の実施概要を公開した。
重点査察事項は、(1) 飲酒運転防止等、乗務員への安全確保に関する指導・監督の実施状況、(2) 点呼の確実な実施等、運行管理の実施状況、(3) 事故・事件等発生時における旅客の安全の確保のための通報・連絡・指示体制の整備状況、(4) バス車内・車庫内外等の点検・巡回等、テロへの警戒体制の整備状況の4項目。
自動車交通局長が、11日に小田急バス・武蔵境営業所を、審議官が、12日に日本梱包運輸倉庫・狭山ターミナル営業所と武蔵貨物自動車・川越支店を、技術安全部長が、12日に東宝タクシー・鶴見営業所と川崎タクシー・本社営業所を査察する。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/09/091209_.html。(2003/12/09)
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卒後医師臨床研修における必修救急研修カリキュラム |
日本救急医学会は、9日、「卒後医師臨床研修における必修救急研修カリキュラム」をホームページで公開した。
救急診療の基本的事項として、(1)バイタルサインの把握ができる、(2)身体所見を迅速かつ的確にとれる、(3)重症度と緊急度が判断できる、(4)二次救命処置(ACLS)ができ、一次救命処置(BLS)を指導できる、(5)頻度の高い救急疾患・外傷の初期治療ができる、(6)専門医への適切なコンサルテーションができる、(7)大災害時の救急医療体制を理解し、自己の役割を把握できる の7項目を挙げている。
その他、救急診療に必要な検査、経験しなければならない手技、経験しなければならない症状・病態・疾患が列挙されている。また、「救急医療体制を説明できる」ことや「地域のメディカルコントロール体制を把握している」、「トリアージの概念を説明できる」、「災害時の救急医療体制を理解し、自己の役割を把握している」ことを求めている。
詳細は、http://www.jaam.jp/html/info/info-20031203.htm。(2003/12/09)
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交通安全年間スローガンは「運転中 メールひと文字 事故一生」など |
財団法人全日本交通安全協会は、9日、平成16年使用の交通安全年間スローガンを発表し、「交通安全スローガン」を入れたポスターデザインの募集を開始した。
最優秀作の内閣総理大臣賞は、運転者(同乗者を含む)に対するものは「運転中 メールひと文字 事故一生」、歩行者・自転車利用者に対するものは「まだいける まだ大丈夫は もう危険」、子供部門は「まぁだだよ 信号青でも 右左」。
また「交通安全スローガン」を入れたポスターデザインを募集を開始した。締め切りは平成16年1月28日水曜日必着。
詳細は、年間スローガンが、http://www.jtsa.or.jp/topics/T-28.html、ポスター募集が、http://www.jtsa.or.jp/topics/T-29.html。(2003/12/09)
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安全CMコンテストの結果発表、自工会 |
社団法人日本自動車工業会は、9日、第37回東京モーターショー期間中に実施した「安全CMコンテスト」の受賞作を発表した。
CM大賞は、栗林武氏の「大事な人」。他に準大賞に2作品が選ばれた。CM大賞作品と準大賞作品は、ホームページ上で公開されている。
詳細は、http://www.jama.or.jp/anzenCM_contest/index.html。(2003/12/09)
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新明和のダンプ荷台がリコール |
国土交通省は、9日、新明和工業からリコールの届出があったことを公表した。
平成12年9月7日から平成15年9月30日に製造された三菱・ふそうキャンター、いすゞ・エルフ、日産・アトラス、ニッサンディーゼル・コンドル、日野デュトロ、トヨタ・ダイナ の6車種、187台。荷台とシリンダ装置を結合している金具に不具合があり、ブレーキ配管を損傷したり、荷台が意図せず降下するおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/12/recall12-9.html。(2003/12/09)
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スバルの新型軽自動車「R2」 |
富士重工業は、9日、新型軽自動車「R2」を発表、同日、発売を開始した。
全グレードで、ビスカス式フルタイムAWD(4WD)が選択できる。サイドエアバッグとフロント・アクティブセイフティシートは、全グレードでオプション設定、電子制御制動力配分システム付きABSは、最廉価グレードでオプションとなる。
プライバシーガラスはオプション装備。サイドエアバックが装備され、プライバシーガラスが装備されない選択肢は用意されているが、サイドエアバックとHIDヘッドランプが装備され、プライバシーガラスが装備されない選択肢は用意されていない。
詳細は、http://www.fhi.co.jp/news/03_10_12/03_12_08.htm(ニュースリリース)と、http://www.subaru.co.jp/r2/(商品紹介ページ)。(2003/12/09)
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日産、渋滞追従システムを開発 |
日産自動車は、8日、「低速追従機能付車間自動制御システム」を新開発したと発表した。
従来の速度域よりも低い40km/h以下の速度でも、車速に応じた車間距離を一定に保ちながら、追従走行する。来年発売の新型車に搭載する。
詳細は、http://www.nissan-global.com/JP/STORY/0,1299,SI9-CH-LO4-TI957-CI720-IFY-MC92,00.html。(2003/12/08)
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かながわセーフティーロード対策中間結果 |
神奈川県警察は、8日、かながわセーフティーロード対策中間結果報告を公表した。
国道1号、16号、246号の各線沿線において、9月1日から沿線事業所や道路管理者と協力して対策を実施した。沿線事業所では、事業所出入口への注意看板掲出や従業員のシートベルト点検、道路管理者は、カーブ等の縁石に反射機材を設置した。
詳細は、http://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesf0094.htm。(2003/12/08)
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Cross Roadが、ホームページを刷新 |
内閣府政策統括官(総合企画調整担当)交通安全担当は、5日、総合交通安全ネットワーク「Cross Road」を刷新したと発表した。
法令などの交通安全政策情報や、交通事故相談などの情報が掲載される予定があるが、現在は、交通安全教育教材として、ビジュアル教材(生活道路における危険が潜む場所)が掲載されているだけ。
URLは、http://www.cross-road.gr.jp/top.php。(2003/12/05)
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飲酒運転は、飲酒全体の損害の8.5%、NHTSA |
米国運輸省道路交通安全局(National Highway Traffic Safety Administration (NHTSA))は、3日、飲酒運転に関する政策方針を発表した。
飲酒運転による損害は、アルコールなど薬物の損失の8.5%を占めるという。
詳細は、http://www.nhtsa.dot.gov/nhtsa/announce/press/pressdisplay.cfm?year=2003&filename=pr52-03.html。(2003/12/04)
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日野と日産がリコール |
国土交通省は、4日、日野自動車と日産自動車から、それぞれ1件のリコールの届出があったことを公表した。
日野は、平成10年2月19日から平成15年8月28日に製造された日野ブルーリボン、日野ブルーリボンシティーの2車種、316台。センターベアリングのラバーに不具合があり、プロペラシャフトが脱落して走行不能となるおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/12/recall12-41.html。
日産は、平成11年3月1日から平成15年4月18日に製造されたハイパーミニの219台。トランスバースリンクに不具合があり、タイヤがホイールハウスと干渉し、走行安定性を損なうおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/12/recall12-42.html。(2003/12/04)
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神奈川県警、首都高の交通事故防止キャンペーン |
神奈川県警察は、3日、首都高速道路交通事故防止キャンペーンを実施していると発表した。
死亡事故の発生傾向は、深夜(23時〜6時)から明け方の時間帯に多発し、施設接触事故や追突事故が多い。首都高速では、11月28日からETC夜間割引が始まっており、交通事故増加が懸念される。
詳細は、神奈川県警が、http://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mes87009.htm、首都高速道路公団が、http://www.mex.go.jp/mexinfo/campaign/index.html。(2003/12/03)
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12月を残し、過去最多に、リコール対象台数 |
国土交通省は、3日、リコール対象台数が、11月末時点で、過去の年間リコール対象台数を超えたと発表した。
11月末で125件、342万6072台となった。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/09/091203_.html。(2003/12/03)
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ヒュンダイが3件のリコール |
国土交通省は、3日、ヒュンダイモータージャパンから3件のリコールの届出があったことを公表した。
1件目は、平成13年3月2日から平成13年6月25日に製造されたサンタフェ、トラジェの2車種、184台。クランク角センサの耐久性が不足していた。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/12/recall12-31.html。
2件目は、平成14年6月18日から平成14年9月10日に製造されたXGの152台。前席シートベルトの巻き取り装置に不具合があり、シートベルトが巻き取られなかったり、シートベルトプリテンショナーが作動しなくなるおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/12/recall12-32.html。
3件目は、平成12年6月17から~平成14年12月7日に製造されたエラントラ、クーペの2車種、1,161台。ブレーキパイプの固定方法に不具合があり、パイプが錆び制動液が漏れるおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/12/recall12-33.html。
同日、11月に届け出られた対象台数100台未満のリコールも公表した。TCM、小松フォークリフト、三菱ふそうトラック・バス、フォルクスワーゲングループジャパン(ベントレー)、ダイムラー・クライスラー日本(メルセデス・ベンツ)、トライアンフジャパン、が届出をした。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/12/recall12-3.pdf(PDFファイル)。(2003/12/03)
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ウォーキング・トレイルを紹介、国交省 |
国土交通省は、2日、「ウォーキング・トレイル事業」のホームページを公開した。
ウォーキング・トレイル事業は、「歩いて楽しい道づくり」を目指し、「みち」「結節施設」「拠点」「修景施設」「コミュニケーション施設」「休憩施設」「照明施設」「衛生施設」「関連サービス施設」などを整備する。
札幌市や栃木県栃木市など10箇所が、紹介されているほか、全国で60箇所が指定されている。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/road/road/yusen/wtrail/index.html。(2003/12/02)
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SUVが高評価を獲得。IIHS |
米国IIHS/HLDI (Insurance Institute for Highway Safety, Highway Loss Data Institute) は、11月30日、中型SUVと大型SUVの衝突安全試験結果を公表した。
中型では、9車種中、8車種がGoodと評価された。最高評価は、トヨタの4Runner、唯一「acceptable」だったのは、Kia Sorentoだった。
詳細は、http://www.hwysafety.org/news_releases/2003/pr113003.htm。(2003/12/01)
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救命救急センターの評価結果、厚生労働省 |
厚生労働省は、1日、平成15年度「救命救急センターの評価結果」を公開した。
全国165箇所の救命救急センターを対象に評価を行い、159施設がAと評価され、6施設がB評価だった。C評価はなかった。
B評価とされたのは、市立釧路総合病院、青森県立中央病院、岩手県立大船渡病院、兵庫県の公立豊岡病院但馬救急センター、県立宮崎病院、宮崎県立延岡病院。岩手県立大船渡病院と県立宮崎病院、宮崎県立延岡病院は、昨年度A評価から評価を下げた。長岡赤十字病院は、前年度B評価から評価を上げた。
空床確保数やセンター担当医師の勤務体制、深夜帯におけるセンターの医師数、救命救急士の研修受け入れ実績などを点数化し、評価した。
詳細は、今年度が、http://www.mhlw.go.jp/houdou/2003/12/h1201-1.html、14年度が、http://www.mhlw.go.jp/houdou/2003/01/h0115-2.html。(2003/12/01)
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年末年始の輸送等に関する安全総点検を実施、国交省 |
国土交通省は、1日、「年末年始の輸送等に関する安全総点検」の実施概要を公開した。
期間は、10日水曜日から平成16年1月10日土曜日まで。
飲酒運転、居眠り運転等を防止するための体制整備状況や事故等発生時に乗客等の安全を確保するための体制整備状況を中心に、国土交通省職員による立ち入り検査を実施する。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/01/011201_.html。(2003/12/01)
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