主要ニュース/「平成15年度交通事故被害者支援事業報告書など、内閣府」、「側面衝突新基準、NHTSAが発表」、「三菱自動車を国交省が告発、再発防止策も」
本田技研工業は、31日、「トラフィック・マナー −ルールを守るココロ−」を公開した。
ルールに関する心理を解説し、自己の行動を振り返ることを目的としている。
歩行者保護、クルマとクルマのコミュニケーション、無灯火の自転車、歩行者の信号無視、携帯電話の使用が取り上げられている。
詳細は、http://www.honda.co.jp/safetyinfo/kyt/manner/index.html。
(2004/05/31)
本田技研工業は、28日、第4回全国自動車教習所教習指導員安全運転競技大会の開催概要を公表した。
5月31日と6月1日の2日間、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキット交通教育センターで開催する。ホンダの教習者やシミュレーターを利用している教習所などの75校182名の指導員が参加し、4種目の実技で運転技術の正確さやタイムを競う。
競技大会には、地域の交通安全教育の場としての自動車教習所と、その指導員の運転技術と指導力の向上が期待されている。
詳細は、http://www.honda.co.jp/news/2004/c040528.html。
(2004/05/28)
神奈川県警察は、28日、 「2004かながわセーフティロード対策」の詳細を公表した。
国道1号線、15号線、16号線など、全県の15路線で、公開取締と沿道対策、道路管理者との連携を行う。
公開取締では、沿線の各警察署が同一時間帯に一斉に取締活動を行い、効果を高める。
詳細は、http://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesf0101.htm。
(2004/05/28)
警視庁は、28日、平成15年度の初心運転者の交通事故状況を公表した。
事故率が最も低かったのは、日通自動車学校の0.52%、高かったのは、東京センチュリーモータースクールの2.72%だった。平均は1.21%。
詳細は、http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/menkyo/kyoushu/shosinjiko.htm。
(2004/05/28)
社団法人日本交通福祉協会は、28日、平成16年度『我が家の交通安全』作文の募集要項を公表した。
応募は消印有効で、9月10日金曜日締め切り。「小学生の部」、「中学生の部」、「父親・母親、一般の部」、65歳以上が対象の「高齢者の部」の4部門がある。今年度から、最優秀作品には内閣総理大臣賞が贈られる。
詳細は、http://www.koutsufukushi.or.jp/sakubun/sakubun.html。
(2004/05/28)
財団法人日本交通安全教育普及協会は、28日、機関誌『交通安全教育』6月号の内容を公表した。
特集は5月号から引き続き「これからの交通安全教育を考える」。6月号は「中学・高校生への交通安全教育を考える」として、筑波大学心理学系教授の新井邦二郎氏が「中学生・高校生に対する交通安全教育への提言」、神奈川県立藤沢西高等学校校長の先孝彦氏が「これからの高等学校における交通安全教育への提言」、神奈川県立栗原高等学校教諭の森井昌邦氏が「栗原高等学校における交通安全教育の取組み」を執筆している。
詳細は、http://www.jatras.or.jp/text/jtse458.html。
「《検証》事故はなぜ起こったか」は、「ドア開放による事故」。二輪車による渋滞中の車両のすり抜けの危険性を指摘している。
詳細は、http://www.jatras.or.jp/text/jtse13_0053.html。
また平成15年度の競輪補助事業活動報告も公表された。
詳細は、http://www.jatras.or.jp/houkoku/k15.html。
(2004/05/28)
警察庁は、28日、6月を「暴走族取締強化期間」にすると発表した。
暴走族の封圧を主眼とした取締を行い、検挙したメンバーの暴走族からの離脱や立ち直りを支援する。また関係機関団体と連携し、暴走族通報の気運を醸成する。
詳細は、http://www.npa.go.jp/koutsuu/shidou15/kikan.pdf(PDFファイル)。
(2004/05/28)
国土交通省は、28日、6月を「不正改造車を排除する運動」と「ディーゼル黒煙クリーン・キャンペーン」月間とすると発表した。
警察庁などと協力して、街頭で167回の街頭検査を実施する。視認性、被視認性の低下を招く窓ガラスへの着色フィルム等の貼付やリアレンズ等不適切な灯火器の取付けなどを重点とする。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/09/090528_.html。
(2004/05/28)
国土交通省は、28日、ポルシェジャパンからリコールの届けがあったことを公表した。
平成14年12月14日から平成15年2月22日に製造された、 911カレラ、911カレラタルガ、911カレラカブリオレ、911カレラ4、911カレラ4S、911カレラ4 カブリオレ、911ターボの7車種、195台。運転席、助手席のシートに不具合があり、後面衝突の際にシートバックが荷重に耐えられないおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/05/recall05-281.html。
(2004/05/28)
NHK(日本放送協会)は、28日の午後7時30分から、首都圏で『特報首都圏』「高齢者の運転・事故を減らすために」を放送する。
GPSを用い交差点に接近するドライバーに警告するシステムや「ヒヤリ、ハッと・マップ」の作成などの取り組みを紹介する。
詳細は、http://www.nhk.or.jp/shutoken/tokuho/index.html。
(2004/05/28)
警視庁は、27日、交通死亡事故当事者の交通違反歴などの特徴を公表した。
交通死亡事故当事者の約80%に、事故前5年以内に交通違反歴があることがわかった。
詳細は、http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/toukei/ihanjiko/ihanjiko01.htm。
(2004/05/27)
警視庁は、27日、6月の一ヶ月間、交通違反長期未出頭者の集中捜査を実施すると発表した。
昨年の集中捜査では、約630名を逮捕した。
詳細は、http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotu/misyuttou/misyutou.htm。
(2004/05/27)
国土交通省は、27日、古河ユニック(マツダ)、いすゞ自動車、シトロエン・ジャポンからリコールの届けがあったことを公表した。
古河ユニック(マツダ)は、昭和63年3月22日から平成9年4月21日に製造された、タイタンの1,966台。スペアタイヤの取付け装置に不具合があり、スペアタイヤが脱落するおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/05/recall05-271.html。
いすゞ自動車は、平成15年3月25日から平成16年4月26日に製造された、キガの7,116台。パワステアリングオイルポンプに2つの不具合があり、ステアリング操作ができなかったり、火災に至るおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/05/recall05-272.html。
シトロエン・ジャポンは、平成13年5月16日から平成15年11月25日に製造された、C5、クサラの2車種、1,963台。方向指示器スイッチに不具合があり、方向指示器が点灯しないおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/05/recall05-273.html。
(2004/05/27)
財団法人日本自動車研究所(JARI)は、26日、『自動車研究』4月号の概要を公開した。
交通安全関連では、「TRL歩行者脚部ダミー1995年および2000年モデルの比較」、「二輪車の二名乗車時の直進安定性解析」、「シミュレーションによる配光可変型前照灯の視認性の検討」、「歩行者および自転車事故における衝突地点の推定」、「視認性評価用視対象の妥当性に関する検討」、「The Relations between Situation Awareness, Workload, and Over-dependence(シチュエーションアウェアネス,運転負荷,システム依存との相関)」がある。
「二輪車の二名乗車時の直進安定性解析」は、一名乗車時より二名乗車時の方が、ウィーブモードの安定性が増すことを、エネルギーフロー法を用いて解析した。
詳細は、http://www.jari.or.jp/ja/hokoku/kikan/jido/jinew.html。
(2004/05/26)
国土交通省は、26日、三菱ふそうトラック・バスからリコールの届けがあったことを公表した。
昭和58年6月2日から平成11年4月27日に製造された、 ふそうの407型式、168,002台。クラッチハウジングとトランスミッションに不具合があり、トランスミッション又はプロペラシャフトが脱落するおそれがある。人身3件、物損15件、火災3件の計21件の事故が発生している。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/05/recall05-261.html。
(2004/05/26)
本田技研工業は、25日、ドライバー自身が自己の交通行動を考える小冊子「トラフィック・マナー(ルールを守るココロ)」を作成、ユーザーに配布すると発表した。
交通に関わるルール違反と、その違反を行う心理背景を解説する。四輪販売店などで、研修を受けたセーフティコーディネーターなどを通じて配布する。
詳細は、http://www.honda.co.jp/news/2004/c040525.html。
(2004/05/25)
国土交通省は、25日、日野自動車とダイムラー・クライスラー日本からリコールの届けがあったことを公表した。
日野自動車は、平成12年5月31日から平成16年3月8日に製造された、日野レインボーの348台。雪道走行時にブレーキ管が破損するおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/05/recall05-251.html。
ダイムラー・クライスラー日本は、平成13年7月6日から平成15年11月25日に製造されたジープ・チェロキーの1,678台。ボールジョイントに不具合があり、走行不能になるおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/05/recall05-252.html。
(2004/05/25)
内閣府政策統括官交通安全対策担当は、24日、「平成15年度交通事故被害者支援事業報告書」などを公開した。
他に公開されたのは、「交通事故被害者の支援−担当者マニュアル−」、「交通事故被害者における自助グループ活動の意義について−パートナーシップ事業報告書−」、「全米被害者支援機構(NOVA)の活動について−「危機応答」活動を中心として−−パイロット事業報告書−」。
詳細は、http://www8.cao.go.jp/koutu/sien/index.html。
(2004/05/24)
国土交通省は、20日と24日、本田技研工業からリコールの届けがあったことを公表した。
20日は、平成15年10月6日から平成16年4月27日に製造された、オデッセイ、ストリームの2車種、74,341台。ATの変速レバーに不具合があり、ハンドルロックができなくなるおそれがある。また、無段変速機の制御プログラムに不具合があり、変速機が加熱するおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/05/recall05-201.html。
24日は、平成16年4月7日から平成16年5月8日に製造された、 CBR1000RRの724台。デジタル式速度計のプロクラムに不具合があり、スピードが遅く表示されるおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/05/recall05-241.html。
(2004/05/24)
社団法人自動車技術会は、21日、2004年春期大会の開催結果を発表した。
燃料潤滑油国際会議が同時に開催されたため、学術講演会の参加者が16%増加し、自動車技術展:人とくるまのテクノロジー展2004の入場者は、23%増加した。
(2004/05/21)
警察庁は、20日、道路交通法施行規則の一部を改正する内閣府令の内容を公開した。
7月1日に小型特殊自動車の規格を改正し、車体の高さをヘッドガードなどについては、2.8mまで許容する。また総排気量は、1,500ccだった規制を撤廃する。
来年6月1日には、AT限定二輪免許を導入し、技能講習の教習時間等の基準を定める。
詳細は、http://www.npa.go.jp/koutsuu/menkyo8/hodohappyo.pdf(PDFファイル)。
(2004/05/20)
警察庁は、20日、道路交通法施行規則の一部を改正する内閣府令に対するパブリック・コメントの結果を公表した。
主な意見と、それに対する警察庁の考え方が掲載されている。また集計の詳細も、公表された。
意見の総数は479件で、FAXが7件、郵送が4件で、残りは全て電子メールだった。
詳細は、http://www.npa.go.jp/comment/result/menkyo1/kekka.htm。
(2004/05/20)
警察庁は、20日、都道府県の航空救急隊員が運転免許を取得する際に、応急救護処置に関する講習を免除する規定を設けることに対するパブリック・コメントの募集を開始した。
運転免許を取得する際には、応急救護処置に関する講習を受講しなければならないが、医師や歯科医師、看護士、救急救命士、市町村消防の救急隊員等は免除されている。この対象に、都道府県の救急隊員も含める。都道府県の救急隊員は、消防法施行令の一部と消防法施行規則の一部改正により市町村消防の救急隊員と同等の資質能力が求められることになったため。
6月21日月曜日までに、電子メール、郵送、FAXで、意見を送付する。
詳細は、http://www.npa.go.jp/comment/menkyo/pubcom.htm。
(2004/05/20)
社団法人日本自動車工業会は、19日、機関誌『JAMAGAZINE』5月号を公開した。
特集は「豊かなクルマ社会の実現に向けて」。「安全と環境への取り組み」をめぐって、自工会会長の宗国旨英氏とアナウンサーの久保純子さんが対談をしている。
また安全ワーキンググループ主査の杉本富史氏が「安全への取り組み」として、自工会の姿勢と取り組みを紹介している。
詳細は、http://www.jama.or.jp/lib/jamagazine/200405/index.html。
(2004/05/19)
国土交通省は、19日、ヤマハ発動機からリコールの届けがあったことを公表した。
平成16年2月13日から平成16年4月12日に製造された、ビーノXC50の8,425台。灯火器類の配線に不具合があり、最悪の場合火災に至るおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/05/recall05-191.html。
(2004/05/19)
富士重工業(スバル)は、17日、「レガシー」を一部改良し、同日、発売を開始した。
安全面では、運転席にダブルプリテンショナー機能を装備、サイドとカーテンエアバッグのオプション設定を全グレードに拡大した。アウトバックの2.5iには、スピン防止装置のVDCをオプション設定した。
依然としてプライバシーガラスは、パッケージオプションに含まれてしまう。
詳細は、プレスリリースが、http://www.fhi.co.jp/news/04_04_06/04_05_17.htm、商品紹介ページが、http://www.subaru.co.jp/legacy/。
(2004/05/18)
国土交通省は、18日、プジョー・ジャポンからリコールの届けがあったことを公表した。
平成12年8月31日から平成15年1月31日に製造された、 プジョー607、プジョー607 セダン V6、プジョー607 スポーツの3車種、429台。バッテリーケーブルに2箇所とリヤサスペンションのロアアームに不具合があった。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/05/recall05-181.html。
(2004/05/18)
Euro NCAPは、14日、新会長に、スウェーデン政府の交通安全部門ディレクターであるClaes Tingvall教授を指名したと発表した。
新会長は、モータースポーツの世界でも有名なマックス・モズレー前会長の後任となる。
詳細は、http://www.euroncap.com/content/media/press_releases/may_14_2004.html。
(2004/05/17)
神奈川県警察は、17日、「春の全国交通安全運動」と「春の交通死亡事故抑止20日間対策」の実施結果を公表した。
春の交通死亡事故抑止20日間対策期間中、事故件数と負傷者数は減少したが、死者数は、前年比88.9%増の17人という結果となった。
また、期間中に警察署が実施した街頭活動の様子が、写真付きで紹介されている。
詳細は、http://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesf0100.htm。
(2004/05/17)
国土交通省は、17日、三菱ふそうトラック・バスからリコールの届けがあったことを公表した。
平成15年6月30日から平成16年4月15日に製造された、ふそうキャンターガッツの410台。AT車の制動倍力装置(マスターバック)の容量が不適切なため、アイドリング状態でも、ブレーキ力が不足し走り出すおそれがある。人身事故が1件発生している。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/05/recall05-171.html。
(2004/05/17)
seatbelt.netは、17日、「交通安全リンク」を更新した。
日本救急医学会を追加したほか、リンク切れのサイトを削除した。日本救急医学会は、救命救急を専門とする医師の集まり。専門医などの認定を行う。
外郭団体・公益法人の分類を細分化し、「学会・研究開発」、「ユーザー・業界団体」、「安全教育」などの小分類を設けた。また更新に際し、ページの記述をHTML 4.0に準拠したものに変更した。
詳細は、交通安全リンク。
(2004/05/17)
フォルクスワーゲングループジャパンは、14日、「ゴルフ」の全面改良を発表、6月9日より発売を開始する。
グレードの差別なく、安全装備を標準装備した。アクティブ・セイフティーでは、ESPとブレーキアシスト・電子制御式ブレーキ圧配分システム付きのABS。パッシッブ・セイフティーでは、前席だけでなく後席にもサイドエアバックを装備し、前後席をカバーするカーテンエアバックも標準装備となっている。後席左右席には、フォースリミッタ付きシートベルトプリテンショナーが装備され、後席中央席のシートベルトも3点式となった。
プライバシーガラスは装備されない模様。
詳細は、プレスリリースが、http://www.volkswagen.co.jp/news/2004/2004-0514a.html、商品紹介ページが、http://www.volkswagen.co.jp/cars/new/golf/。
(2004/05/15)
神奈川県警察は、14日、県内5地区を神奈川県暴走族等の追放の促進に関する条例第16条に基づく「暴走行為助長禁止重点区域」に指定したと発表した。
指定されたのは、川崎臨港地区、横浜市の鶴見地区、金沢地区の、臨海工業地帯3箇所と、相模湖周辺の津久井地区、箱根地区の観光地2箇所。
暴走行為に対する「声援、拍手、手振り、身振り又は旗、のぼりその他これらに類する物を振ることにより、当該暴走行為をあおること」が、重点的に取り締まられる。
詳細は、http://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesf2017.htm。
(2004/05/14)
米国運輸省道路交通安全局(National Highway Traffic Safety Administration: NHTSA)は、12日、乗用車の側面衝突安全基準の改訂方針を明らかにした。
Federal Motor Vehicle Safety Standard 214を改訂し、第一段階として頭部の保護を求め、順次、胸部、腰部に拡大する。また第一段階では、小柄な女性を模したダミーを用い、順次、大柄の男性を模すダミーによる試験も追加する。
側面衝突事故の60%近くの事例で、脳に衝撃を受けており、この新基準により、一年間に700人から1,000人が助かるとNHTSAでは予測している。
新基準は2005年の前半に正式決定され、4年間のうちに、段階的に適合することが求められる。
詳細は、http://www.nhtsa.dot.gov/nhtsa/announce/press/pressdisplay.cfm?year=2004&filename=pr22-04.html。
(2004/05/14)
国土交通省は、13日、第19回ESV国際会議(自動車安全技術国際会議)における国際学生安全技術デザインコンペティションの参加チームの募集を開始した。
対象となる分野は、
応募は、郵送で6月30日当日必着。
日本地区予選、決勝戦の後、2005年6月に米国ワシントンD.C.で開催される第19回ESV国際会議に参加する。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/09/090513_.htmlと、http://www.jsae.or.jp/esv/index.html。
社団法人自動車技術会は、コンペ参加希望者を対象とする講習会「交通事故の実態」を開催する。
日時は、6月18日金曜日13時から17時に、東京都千代田区五番町の自動車技術会。交通事故の概要、衝突安全、予防安全について、ITARDA(交通事故総合分析センター)の研究員が説明し、質疑が行われる。
詳細は、http://www.jsae.or.jp/esv/0618esv.pdf(PDFファイル)。
(2004/05/13)
本田技研工業は、13日、8人乗りのミニバン「エリシオン」を発表、6月10日より発売を開始する。
安全面の特徴は、1列目から3列目まで対応するカーテンエアバック、ステアリング装置に合わせて前照灯を動かすAFS(アダプティブ・フロントライティングシステム)、ミリ波レーダーで車間距離や速度を測定する「追突軽減ブレーキ」などをオプション設定している。また4WDは、前輪が空転したあと、後輪に駆動力を伝えるスタンバイ4WDであるが、作動速度を向上した。
プライバシーガラスは標準装備。2列目、3列目中央席のシートベルトは2点式。
詳細は、プレスリリースが、http://www.honda.co.jp/news/2004/4040513-elysion.html、商品紹介ページが、http://www.honda.co.jp/auto-lineup/elysion/。
(2004/05/13)
警察庁は、13日、警察庁が作成した幼児を対象とした交通安全教育用ビデオ「スプーといっしょにまもろうねこうつうルール」を、財団法人全日本交通安全協会が無償配布すると発表した。
対象は、幼稚園と保育所。8月31日火曜日午後5時までに、地区交通安全協会に申し込む。先着順。
信号の見方、飛び出しの危険や遊んでいい場所・悪い場所がわかる19分のビデオとなっている。
詳細は、http://www.npa.go.jp/koutsuu/kikaku23/anzenbideo.pdf(PDFファイル)。
(2004/05/13)
厚生労働省は、13日、第26回救急救命士国家試験の実施要領を公開した。
9月26日日曜日に、東京都と大阪府、福岡県で実施する。
詳細は、http://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/14.html。
(2004/05/13)
社団法人自動車技術会は、12日、第54回自動車技術会賞の受賞者を発表した。
安全関連では、財団法人日本自動車研究所(JARI)の鴻巣敦宏氏が、歩行者脚部のダミーの開発で浅原賞学術奨励賞を、日産自動車のチームが「緊急ブレーキ感応型プリクラッシュ・シートベルト」の開発で、本田技術研究所のチームが「追突軽減ブレーキ」の開発で、トヨタ自動車のチームが「プリクラッシュセーフティ」の開発で、それぞれ技術開発賞を受賞した。
詳細は、http://www.jsae.or.jp/09award/awa2004.pdf(PDFファイル)。
(2004/05/12)
国土交通省は、12日、トラック等の運転席に設置する「装飾板」に関する調査結果を公開した。
高速道路では11.6%、一般道路では9.6%の中型以上の貨物車が装飾板を装着していた。現在流通している装飾板は、アクリル製で4種類あった。
30cmの装飾板を装着した場合、死角は1m程度、60cmの場合は6mも広くなる。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/09/090512_.html。
(2004/05/12)
国土交通省は、12日、三菱ふそうトラック・バスに係る自動車型式審査を厳格に実施すると発表した。
安全性を検証している最中のハブを装着する車両は、検証が終了するまで、型式審査を行わず、ハブの強度については、検証手法、安全性能、耐久性能等に係る書面を提出させる。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/09/090511_.html。
(2004/05/12)
米国運輸省道路交通安全局(National Highway Traffic Safety Administration (NHTSA))は、10日、乗用車、ライトトラックの側面衝突安全基準を定めたFMVSS 214を改訂する意向を示した。
現地時間の12日、NHTSAのランギ長官が、ワシントンD.C.市内で記者会見し、詳細を発表する。
詳細は、http://www.nhtsa.dot.gov/nhtsa/announce/press/pressdisplay.cfm?year=2004&filename=advisory-2-04.htm。
(2004/05/11)
国土交通省は、10日、フォルクスワーゲングループジャパンから3件のリコールの届けがあったことを公表した。
1件目は、平成12年3月11日から平成13年10月2日に製造されたVWポロGTIの2、054台。ペダルブラケットのクラッチケーブル取り付け台座の溶接が不十分なため、クラッチが切れなくなるおそれがある。国土交通省からの調査指示によるリコールだった。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/05/recall05-101.html。
2件目は、平成10年8月19日から平成14年7月29日に製造されたVWニュービートル、VWニュービートルRSI、VWニュービートルターボの3車種、19、250台。制動灯用スイッチの組み付け方法が不適切なため、制動灯が点灯のまま、あるいは点灯しなくなるおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/05/recall05-102.html。
3件目は、平成15年2月21日から平成16年2月3日に製造されたVWトゥアレグ、VWトゥアレグ4.2V8エアサス、VWトゥアレグ4.2V8、VWトゥアレグ3.2V6の4車種、1、364台。後部座席シートベルトバックルに不具合があり乗員を拘束できなくなるなど、4種類の不具合があった。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/05/recall05-103.html。
(2004/05/10)
警察庁は、7日、ゴールデンウィーク中の交通事故発生状況と暴走族の動向を公表した。
4月29日から5月5日までの死者は、前年比3人減の141人だった。統計がある1970年以降で、最も少なかった。
秋田、山梨、兵庫、奈良、愛媛、鹿児島の6件では、期間中に死亡事故はなかった。
詳細は、http://www.npa.go.jp/toukei/koutuu17/koutuujiko_H16.pdf(PDFファイル)。
(2004/05/07)
国土交通省は、7日、リコールに関連して、三菱自動車工業と当時の取締役執行副社長兼最高執行責任者など4名を、神奈川県警察に告発したと発表した。
三菱自動車工業と三菱ふそうトラック・バスの社長に対して、社内組織・業務処理体制の改善及び必要な措置を実施するよう警告書を交付した。また業界団体である日本自動車工業会会長及び日本自動車輸入組合理事長に対して、リコールの適正な実施を指示した。
さらに「リコールに係る不正行為についての国土交通省の再発防止対策」として、(1) 不具合情報収集・分析の充実・強化、(2) 技術的検証体制の強化、(3) 監査方法の改善・強化、(4) リコール業務体制の強化を行う。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/09/090506_.html。
(2004/05/07)
警視庁は、6日、平成15年中の二輪車、歩行者、高齢者、子供、小学生、高校生、自転車の交通人身事故発生状況を公表した。
高校生が関係する事故は、発生件数、死者数、負傷者数とも、13年をピークに減少している。
詳細は、http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/toukei/jiko/jiko1.htm。
(2004/05/06)
国土交通省は、6日、日立建機からリコールの届けがあったことを公表した。
平成13年7月31日から平成16年3月18日に製造されたCC135、CC135Cの2型式、114台。ベアリングナット、コントロールケーブル、ドライブプレートに不具合があり、前後フレームが離脱したり、走行不能になるおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/05/recall05-061.html。
同日、4月中に届け出られた対象台数100台未満のリコールを公表した。ピー・エー・ジー・インポート(ジャガー)やポルシェ、BMWアルピナ、コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッド(フェラーリ)など7社が届け出た。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/05/recall05-062.pdf(PDFファイル)。
(2004/05/06)
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