主要ニュース/「プリウス衝突安全も先進的。VWゴルフは全てで最高得点。EuroNCAP」、「死者数だけでなく、負傷者数、事故件数も減少。5月末まで」、「チャイルドシートの着用状況と対策、警察庁」
社団法人日本自動車工業会は、30日、クルマと安全、環境、税金に関するホームページを更新した。
「安全への取り組み」や「近未来の自動車技術」、「交通事故」などの項目がある。
詳細は、http://www.jama.or.jp/safe/へ。
(2004/06/30)
国土交通省は、30日、「道路行政の達成度報告書・業績計画書」を公表した。
交通安全施設等整備事業費等として、道路交通における死傷事故率を目標では、約116件/億台キロだったが、実績は119.9件/億台キロだった。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/road/press/press04/20040630/20040630.htmlへ。
(2004/06/30)
国土交通省は、30日、本田技研工業から2件、HONDA OF AMERICA MFG.,INC.から1件、HONDA CANADA INC.から1件、三菱自動車工業からの8件のリコールの、トヨタ自動車から1件の改善対策の届けがあったことを公表した。
ホンダは、自動変速機に不具合があり、海外製を含めて、約7万台が対象。
届出内容は、詳細記事へ。
(2004/06/30)
国土交通省は、29日、省内に「国土交通ホットラインステーション」を設置すると発表した。
国民からの要請、意見、相談等の受付を一元化する。ホットラインステーションには、各部局の担当者が輪番で詰める。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/00/000629_.html。
(2004/06/29)
国土交通省は、29日、日本フルハーフ、いすゞ自動車から1件の、ダイムラー・クライスラー日本から2件のリコールの届けがあったことを公表した。
日本フルハーフは、平成6年11月30日から平成12年6月28日に製作された190型式の、5,070台。リレーエマージェンシバルブに不具合があり、最悪の場合、ブレーキが過熱して火災に至るおそれがある。火災が1件発生している。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-291.html。
いすゞ自動車は、平成14年4月24日から平成16年1月7日に製作されたエルフと、OEMのニッサン・アトラス、ニッサンディーゼル・コンドルの3車種、2,991台。圧縮天然ガス自動車の高圧レギュレータのプラグの締付力が不足しているため、燃料が漏れるおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-292.html。
ダイムラー・クライスラー日本の1件目は、平成13年9月25日から平成16年6月15日に製作されたE240、E320、E3204MATIC、E500、E55、E240ステーションワゴン、E320ステーションワゴン、E3204MATICステーションワゴン、E500ステーションワゴン、E55ステーションワゴン、SL350、SL500、SL600、SL55の14車種、31,613台。電子制御式油圧ブレーキ(SBC)コントロールユニットに不具合があり、通常の踏力ではブレーキの効きが悪くなるおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-293.html。
ダイムラー・クライスラー日本の2件目は、平成9年4月30日から平成16年3月22日に製作されたA160、A160L、A190、E230、E240、E320、E3204MATIC、E400、E430、E55、AMGE50、AMGE55、AMGE60、E240ステーションワゴン、E320ステーションワゴン、E3204MATICステーションワゴン、E430ステーションワゴン、E55ステーションワゴン、AMGE55ステーションワゴン、S320、S430、S500、S500L、S600L、S55、S55L、AMGS55、AMGS55L、CLK320、CLK320カブリオレ、CLK55、AMGCLK320、AMGCLK55、CL500、CL600の35車種、89,693台。ブレーキ・ハイドロリック・ユニットに不具合があり、最悪の場合、制動力が低下するおそれがある。クレームが323件あった。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-294.html。
(2004/06/29)
財団法人国際交通安全学会は、28日、交通研究国際学生シンポジウム(ISSOT: International Student Seminar on Transport Research)の開催概要を発表した。
11月16日から18日まで、ベトナム・ハノイで開催する。テーマは、「Innovative Transportation Technology for Future」と、「Transportation Policy and Practice for Mobility and Safe Environment」。応募要項は、7月中旬に確定する。
詳細は、http://www.iatss.or.jp/english/news/issot/index.html。
(2004/06/28)
財団法人日本交通安全教育普及協会は、28日、機関誌『交通安全教育』7月号の内容を公表した。
特集は5月号から引き続き「これからの交通安全教育を考える」。7月号は「高齢者への交通安全教育を考える」として、東北工業大学教授の太田博雄氏が「高齢ドライバーの安全対策の課題」、香川県警察本部交通部交通企画課課長補佐の木村義徳氏が「香川県における高齢者交通安全への取組み〜高齢者世帯交通安全訪問事業から〜」を執筆している。
詳細は、http://www.jatras.or.jp/text/jtse459.html。
「《検証》事故はなぜ起こったか」は、「目の病気と交通事故」。高齢者には、白内障や緑内障など目の病気があることが多く、異常を感じたら専門医の診断を受けることを勧めている。
詳細は、http://www.jatras.or.jp/text/jtse13_0054.html。
(2004/06/28)
米国連邦運輸省は、25日、飲酒運転の基準を血中アルコール濃度8%に改正した州政府に対して奨励補助金を交付すると発表した。
基準を満たした47州と2特別区に対して、4780万ドルが交付される。
基準を満たしていないコロラド、デラウエア、ミネソタの3州は、高速道路建設補助金の2%を削減された。コロラドとミネソタは改正作業を進めており、残るのはデラウエアのみ。
日本の基準は、呼気1リットル中のアルコール濃度が0.15mg以上が酒気帯び運転となる。
詳細は、http://www.nhtsa.dot.gov/nhtsa/announce/press/pressdisplay.cfm?year=2004&filename=pr28-04.html。
(2004/06/28)
国土交通省は、28日、三菱ふそうトラック・バスのリコール問題に関する緊急対策を発表した。
7月7日から予定されていた三菱ふそうによる無料点検を、1日から開始するように指導した。また日本バス協会、全日本トラック協会などを通じて、早急に無料点検を受けるように指導する。
自動車検査場で無料点検の実施を促進させるよう指導を行う。街頭検査の頻度を高める。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/09/090628_2_.html。
(2004/06/28)
マツダは、28日、5人乗りの新型小型車「ベリーサ」を発表、同日、発売を開始した。
カーテンと前席サイドエアバックは、メーカーオプション。スピン防止装置「DSC」は、FF車にオプション装着される。4WDは、後輪をモーターで駆動する。
プライバシーガラスは標準装備。後部座席中央のシートベルトは2点式。
詳細は、ニュースリリースが、http://www.mazda.co.jp/publicity/release/200406/0628.html、商品紹介ページが、http://www.verisa.mazda.co.jp/。
(2004/06/28)
トヨタ自動車は、25日、同社が運営するトヨタ記念病院の全面改修が完了し、28日月曜日にリニューアルオープンすると発表した。
リニューアルの柱は、救急対応体制の強化と、病棟の個室化。「ERトヨタ」と名付けられた救急外来は、救急処置室の病床が2床から6床に増加、病棟にも、重傷者管理を行う、ICUを6床、HCUを4床、オーバーナイトを6床、それぞれ新設した。
トヨタ記念病院は、トヨタ自動車が直営する「株式会社病院」の一つ。
詳細は、ニュースリリースが、http://www.toyota.co.jp/jp/news/04/Jun/nt04_0614.html、病院ホームページが、http://www.toyota-mh.jp/。
(2004/06/25)
EuroNCAPは、24日、12車種の衝突安全試験結果を公表した。
ハイブリッドカーであるトヨタ・プリウスは、初めてEuroNCAPの試験を受け、乗員安全で最高の5つ星、子供の安全で4つ星、歩行者安全は2つ星であった。
フォルクスワーゲン・ゴルフは、今回試験された12車種の中では、それぞれの分野で最高点の乗員安全が5つ星、子供の安全が4つ星、歩行者保護が3つ星であった。
詳細は、http://www.euroncap.com/content/media/press_releases/phase_14.html。
(2004/06/24)
国土交通省は、24日、ホンダアクセスから自主改善の届けがあったことを公表した。
ホンダ・CL400とCB400ssに装着されたリヤキャリアの取付位置が不適切なため、リヤキャリアの下にあるリヤフェンダー・方向指示器・番号灯・制動灯が垂れ下がるおそれがある。対象は785台。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/09/090624_.html。
(2004/06/24)
国土交通省は、24日、ピー・エー・ジー・インポートからリコールの届けがあったことを公表した。
平成14年12月20日から平成15年8月27日に製作された360モデナ、360スパイダーの2車種、132台。パワーステアリング オイルデリバリーホースに不具合があり、火災に至るおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-241.html。
(2004/06/24)
警察庁は、22日、5月末現在の交通事故統計を発表した。
死者数が前年同期比21人、3.5%減だったほか、発生件数も3.4%減、負傷者数も3.1%減少している。
詳細は、http://www.npa.go.jp/toukei/koutuu16/jikotoukei-h1605.pdf(PDFファイル)。
(2004/06/22)
国土交通省は、22日、タダノからリコールの届けがあったことを公表した。
平成9年9月24日から平成16年5月10日に製造されたTR-160Mの425台。ブレーキホースの固定構造が不適切なため、最悪の場合、ブレーキ液が漏れて制動力が低下するおそれがある。国内で人身事故が1件発生している。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-221.html。
(2004/06/22)
トヨタ自動車は、21日、「トヨタセーフティースクール第30回記念セレモニー」の開催概要を発表した。
28日月曜日10時20分から、愛知県豊田市のトヨタ会館において、愛知県豊田警察署署長とトヨタ自動車常務役員の挨拶など、記念セレモニーのあと、愛知県警察本部による安全劇や安全マン体操などの「トヨタセーフティースクール」を開催する。
トヨタセーフティースクールは、愛知県豊田市近郊の幼稚園・保育園の園児を対象に、1975年から開催し、累計参加者は約17万人に上っている。
詳細は、http://www.toyota.co.jp/jp/news/04/Jun/nt04_0610.html。
(2004/06/21)
国土交通省は、21日、わかりやすい道路案内標識に関する検討会の第1回議事概要を公開した。
道路標識に表示される地名の選定基準などをドライバーに広報する必要性や、カーナビの普及に伴う道路標識に対するニーズの変化などが指摘された。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/road/sign/kentoukai/index.html。
(2004/06/21)
国土交通省は、21日、ダイハツ工業からリコールの届けがあったことを公表した。
平成15年1月20日から平成16年3月1日に製造されたミラCNGの107台。圧縮天然ガス車の高圧部の配管に不具合があり、最悪の場合、燃料が漏れるおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-211.html。
(2004/06/21)
国土交通省は、18日、三菱自動車工業からの10件のリコール、1件の改善対策の届けがあったことを公表した。
クレーム件数と事故件数が、平成9年7月以前、平成9年8月から平成13年3月まで、平成13年4月以降の3期間に分けて報告されている。対象台数100台未満のリコール、改善対策も含まれている。
届出内容は、詳細記事へ。
(2004/06/20)
独立行政法人交通安全環境研究所は、18日、第2回「大型車のホイール・ボルト折損による車輪脱落事故に係る調査検討会」の資料と議事要旨を公開した。
大型車のホイール・ボルト折損による車輪脱落事故の発生状況や国交省「大型車のホイール・ボルト折損による車輪脱落事故」結果概要などが公開されている。
詳細は、http://www.ntsel.go.jp/news/kentoukai0611.html。
(2004/06/19)
財団法人日本自動車研究所(JARI)は、18日、『自動車研究』5月号の概要を公開した。
交通安全関連では、「見通しの良い交差点における出会い頭事故対策効果に関する実証研究」、「低速ACC (Adaptive Cruise Control system)に対する理解度がドライバの運転行動に及ぼす影響の検討」、「障害物回避支援装置設計のためのドライバ操舵回避特性の検討」、「実路走行における情報処理負荷の副次課題法による推定」、「JARIおよびTNOが開発した歩行者頭部インパクタの比較」がある。
詳細は、http://www.jari.or.jp/ja/hokoku/kikan/jido/jinew.html。
(2004/06/19)
国土交通省は、18日、「平成16年度自動車アセスメント実施要領」に関するパブリック・コメントの募集を開始した。
高速ブレーキ試験、フルラップ前面衝突試験、オフセット前面衝突試験、側面衝突試験及び歩行者頭部保護性能試験を行う。
チャイルドシートも、昨年と同様の方法で試験をする。
7月2日日金曜日必着で、FAX、郵送、電子メールで送付する。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/09/090618_.html。
(2004/06/19)
国土交通省は、17日、「セカンドステージのITSの方向性」に関するパブリック・コメントの募集を開始した。
このパブリック・コメントは、スマートウェイ推進会議の議論を補完するものと位置づけられる。スマートウェイ推進会議では、セカンドステージにおけるITSの今後のあり方とITSによって実現される社会の姿、そして、その方策が議論された。
「先端、流行」から脱し、セカンドステージにおけるITSは、生活、社会を変革するものだと位置づけられている。
交通安全政策としてのITSは、走行支援システム、車両制御技術、自動車衝突回避システム、自動運転システムの実用化により、交通死亡事故ゼロ社会を実現するとしている。
30日水曜日必着で、FAX、郵送、電子メールで送付する。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/road/press/press04/20040617/20040617.html。
(2004/06/18)
国土交通省は、17日、日野自動車、小松フォークリフト、マツダからそれぞれ1件のリコールの届けがあったことを公表した。
日野自動車は、平成15年10月1日から平成16年4月16日に製造された、日野レンジャーの353台。ブレーキに不具合があり、ブレーキが引きずり、最悪の場合、ブレーキが過熱して発火するおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-171.html。
小松フォークリフトは、平成15年9月2日から平成16年4月19日に製造された、 M157、M159A、M161、M163、M186、M200、SM201、M202、SM202、M203、M204、M209、M210、M212、M213の13型式、558台。MT車において、クラッチ断続用油圧シリンダのピストン材質が不適切なため、クラッチ操作ができなくなるおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-172.html。
マツダは、平成14年3月1日から平成16年2月14日に製造されたアテンザの、47,411台。樹脂製燃料タンクに不具合があり、出火するおそれがある。また、方向指示器に不具合があり、方向指示器が点灯しなくなり、方向指示表示灯の点滅が速くなるおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-173.html。
(2004/06/18)
日本放送協会(NHK)は、17日、「難問解決!ご近所の底力」で、「交通事故一掃大作戦」を取り上げる。
千葉県柏市あけぼの地区を事例に、埼玉大学助教授の久保田尚氏がアドバイスをする。
放送は、総合テレビで午後9時15分から。
詳細は、http://www.nhk.or.jp/gokinjo/。
(2004/06/17)
内閣府政策統括官交通安全対策担当は、16日、『平成16年交通安全白書』の全文を公表した。
今年度実施すべき交通安全施策に関する計画では、全国の全ての救急隊に一名以上の救急救命士を配属することを目標として、体制を整備するとした。
詳細は、http://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/h16kou_haku/index.html。
(2004/06/16)
日本放送協会(NHK)は、16日、「クローズアップ現代」で、「堕ちたブランド 〜三菱自動車 欠陥隠しの真相〜(仮題)」を取り上げる。
関係者の証言や内部資料・裁判記録などから、三菱自動車の欠陥隠しの真相を探る。
放送は、総合テレビが午後7時30分から、BS-1が午後11時50分から。
詳細は、http://www.nhk.or.jp/gendai/index.html。
(2004/06/15)
国土交通省は、15日、三菱ふそうトラック・バスから3件の、三菱自動車工業から1件のリコール、Toyota Motor Manufacturing(UK)Ltd.及びトヨタ自動車株式会社から改善対策の届けがあったことを公表した。
三菱ふそうトラック・バスの1件目は、平成9年2月28日から平成14年5月31日に製造された、ふそうキャンターの418台。燃料タンクの取り付けに不具合があり、燃料が漏れたり、燃料タンクが脱落するおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-151.html。
三菱ふそうトラック・バスの2件目は、平成12年6月28日から平成14年3月7日に製造された、ふそうエアロクイーン、ふそうエアロバスの2車種、620台。後輪用ブレーキエアホースと駐車ブレーキ用エアホースが干渉し、エアが漏れ制動力が低下し、駐車ブレーキが解除できなくなるおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-152.html。
三菱ふそうトラック・バスの3件目は、平成3年12月21日から平成14年4月10日に製造された、ふそうエアロクイーン、ふそうエアロバスの2車種、266台。プロペラシャフトの取り付けに不具合があり、プロペラシャフトが脱落するおそれがある。物損事故が2件発生している。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-153.html。
三菱自動車工業は、平成10年9月28日から平成16年4月27日に製造された、ミニキャブ,タウンボックス、トッポ、BJミニカの4車種、1,650台。ディーラーオプションのホイールキャップが保安基準に適合していない。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-154.html。
トヨタは、平成15年9月5日か平成15年12月8日に製造された、アベンシス、アベンシスワゴンの2車種、6,496台。 燃料蒸発ガス発散防止装置に不具合がある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/kaizen06-15.html。
(2004/06/15)
財団法人国際交通安全学会(IATSS)は、14日、英文学会誌『IATSS RESEARCH』 に関する情報を公開した。
「Vol.28, No.1」は、「Current Research Topics On Transportation And Traffic Safety In Asian Countries」。森田朗東京大学教授などが、"Urban Transport And Local Governance In Asian Developing Countries - In Search of Transport Policies -"を執筆している。その他、マレーシアにおけるシートベルト着用状況の調査などがある。
詳細は、http://www.iatss.or.jp/english/research/v28-n1/res-moku.html。
2005年春に発行予定の「Vol.29, No.1」は、特集論文を公募する。論題は、"THE COMPUTERIZATION OF TRANSPORTATION: Sophisticated Systems Incorporating IT in the Mobility of People and Things"。
詳細は、http://www.iatss.or.jp/english/news/bosyuu/index7.html。
(2004/06/14)
米国The Insurance Institute for Highway Safety(IIHS)は、13日、衝突試験結果を公表した。
ボルボ S40とBMW 5シリーズ、ニッサン・タイタンは、「Good」と評価され、前面オフセット衝突において、Best Pickを獲得した。
フォード・エスケープとマツダ・トリビュートの双子車は、marginalからacceptに評価を改善した。しかしIIHSは、脚部の安全性に、改善の余地があるとしている。
詳細は、http://www.hwysafety.org/news_releases/2004/pr061304.htm。
(2004/06/14)
北海道警察は、14日、交通事故の被害者や加害者の手記「癒されぬ輪禍パートII」を、道内の交通安全協会にて配布すると発表した。
被害者や加害者の手記、シートベルト着用で助かった体験談、捜査員の手記など15編が掲載されている。
詳細は、http://www.police.pref.hokkaido.jp/info/koutuu/anzen-keihatu/anzen-keihatu.html。
(2004/06/14)
国土交通省は、14日、リコールに係わる不正行為再発防止対策に対するパブリック・コメントの募集を開始した。
対策として、情報収集の強化や、監査の実施、技術的検証などを行う。
30日水曜日までに、FAX、電子メール、郵送で意見を送付する。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/09/090614_2_.html。
(2004/06/14)
米国運輸省道路交通安全局(National Highway Traffic Safety Administration: NHTSA)は、10日、事故時の状況を記録するドライブ・レコーダー (Event Data Recorders: EDR) の基本要件を提案した。
2008年9月までに自発的にドライブ・レコーダーを搭載するように提案する。ドライブ・レコーダーは衝突速度やシートベルト、エアバックの効果などを記録する。
事故調査の精度が向上するほか、事故現場での救命救急活動を効果的にすることも期待されている。
詳細は、http://www.nhtsa.dot.gov/nhtsa/announce/press/pressdisplay.cfm?year=2004&filename=pr27-04.html。
(2004/06/12)
警察庁は、11日、JAFと共同で実施したチャイルドシート使用状況の全国調査結果を発表した。
6歳未満全体では、47.4%は使用していたが、32.6%がそのまま着座、11.5%が大人がだっこをし、8.5%が大人用シートベルトを着用していた。
今後の対策として、広報と連動した街頭活動の強化、幼稚園、保育所、産婦人科病院との連携した保護者への方法啓発活動、チャイルドシートのレンタルの支援、チャイルドシート指導者の育成を行う。
詳細は、http://www.npa.go.jp/koutsuu/kikaku24/childseat.pdf(PDFファイル)。
(2004/06/12)
国土交通省は、11日、リコール改善推進室を自動車交通局に設置すると発表した。
室長、次長の下に、リコール制度運用改革チーム、情報収集・分析チーム、技術的検証チームを置く。
材料、動力伝達装置、品質管理の3分野で専門家を人選し、9月までに「リコール案件調査・検証検討会」を設置する。秋頃にメーカーに対する重点的抜き打ち監査を実施する計画。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/09/090611_2_.html。
(2004/06/12)
国土交通省は、11日、大型車のホイール・ボルト折損による車輪脱落事故防止対策としての緊急点検の実施結果と三菱自動車工業に対する道路運送車両法による過料を適用を東京地方裁判所に通知したと発表した。
緊急点検の対象は約104万台。最も少なかったダンプカー協会関係で0.5%、多かった自動車販売店協会関係では、5.8%に不具合が見つかった。
リコールの届出をせず内密に回収・修理をしたため過料を課せられる。最大で20万円。
詳細は、緊急点検結果が、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/09/090611_.html、過料の適用が、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/09/090611_3_.html。
(2004/06/12)
国土交通省は、11日、ハーレーダビッドソン ジャパンからリコールの届けがあったことを公表した。
平成15年7月16日から平成15年12月18日に製造されたXL 883スポーツスター883、XLH 883ハガースポーツスター883ハガー、XL1200Cスポーツスター1200カスタム、XL1200Sスポーツスター1200スポーツ、XL883Cスポーツスター883カスタム、XL 883Rスポーツスター883R、XL1200Rスポーツスター1200ロードスター、FLHTエレクトラグライド・スタンダード、FLHTCエレクトラグライド・クラシック、FLHRロードキング、FLTRロードグライド、FLHRCIロードキング・クラシック、FXDLダイナ・ローライダー、FXDWGダイナ・ワイドグライド、FXDダイナ・スーパーグライド、FXDXダイナ・スーパーグライド・スポーツ、FXDLIダイナ・ローライダー・インジェクションの17車種、815台。尾灯と制動灯のソケットに不具合があり、点灯しなくなるおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-111.html。
(2004/06/11)
社団法人日本自動車連盟(JAF)は、10日、チャイルドシートに関する調査結果を公表した。
チャイルドシートの使用率は、法律で使用義務がある6歳未満で47.4%だった。前年は51.7%、前々年は52.4%だった。3年連続で使用率は低下しており、今年は50%を下回った。
チャイルドシートの取り付け状況は、乳児用では71.1%、学童用が74.7%が適正とされたが、幼児用では、34.8%にとどまった。
3年連続で使用率が低下したことは、4年前の4月に義務化された効果が、薄れていることを示している。罰則、反則金の対象にするなど、さらなる法改正や啓発活動の見直しが必要となるであろう。
詳細は、http://www.jaf.or.jp/profile/news/file/104_09.htm。
(2004/06/10)
国土交通省は、10日、マツダから2件、ヤマハ発動機から1件のリコールの届けがあったことを公表した。
マツダの1件目は、平成11年5月10日から平成14年3月20日に製造されたMPVの3,625台。オートクルーズ・コントロール装置のケーブルに不具合があり、アクセル・ケーブルに引っかかり、エンジン回転数が下がらなくなるおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-101.html。
マツダの2件目は、平成15年3月3日から平成15年11月1日に製造されたMPVの19,492台。パワーステアリング用油圧ポンプ・プーリーに不具合がありオーバーヒートして走行不能となるおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-102.html。
ヤマハ発動機は、平成16年2月6日から平成16年5月25日に製造されたグランドマジェスティ YP250Gの6,058台。電気配線の取りまわしが不適切なため、電気系統の一部が作動しなくなるおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-103.html。
(2004/06/10)
政府は、9日、道路交通法の一部を改正する法律を公布、警察庁は、同法に関する情報を公開した。
携帯電話の規制、飲酒運転対策、暴走族対策は6ヵ月以内、高速道路などでの二輪車二人乗りの解禁は1年以内、違法駐車の民間委託は2年以内、中型免許制度は3年以内に施行する。
詳細は、http://www.npa.go.jp/koutsuu/kikaku20/gaiyou.pdf(PDFファイル)。
(2004/06/09)
大阪府警察は、9日、5月末現在の交通事故発生状況を公開した。
死者数は前年同月比14人増の125人、状態別では、歩行者が55.2%増の45人、55歳以上64歳以下の年齢層が81.8%増の20人、人対車両が59.3%増の43人、非幹線道路が68.2%増の37人だった。
詳細は、http://www.police.pref.osaka.jp/topics/01.html。
(2004/06/09)
米国運輸省道路交通安全局(National Highway Traffic Safety Administration: NHTSA)は、7日、2004年、2005年モデルの衝突試験結果と、ロールオーバーの発生率を公表した。
2004年モデルは、アキュラ 3.2 TLや、マツダRX-8、三菱ギャランなど7車種、2005年モデルは、クライスラー・タウンアンドカントリー、フォードエスケープなど6車種が試験された。
ロールオーバー試験は、日米韓独の33車種が試験された。
詳細は、http://www.nhtsa.dot.gov/nhtsa/announce/press/pressdisplay.cfm?year=2004&filename=pr26-04.html。
(2004/06/09)
国土交通省は、9日、北村製作所から改善対策の届けがあったことを公表した。
平成15年12月15日から平成16年4月16日に製造された日産・アトラス、バネット、三菱・キャンター、いすゞ・エルフ、日野・デュトロ、トヨタ・ダイナ、トヨエース、マツダ・タイタン、タイタンダッシュの9車種、143台。 荷台スライド式側扉が脱落するおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/kaizen06-09.html。
(2004/06/09)
国土交通省は、8日、「平成15年度チャイルドシートアセスメント」の結果を発表した。
幼児用シートでは、アップリカ葛西の「マシュマロフィッツVシールド」は、フレームの破損が生じたため、「不適」とされた。また、全国防災事業協業組合の着衣型チャイルドシート「ハイパーベスト」は、チャイルドシートの腰ベルトが、取扱説明書通りには、ダミーの腰骨部位を充分に覆うように装着できなかったため、全体的な評価が行われなかった。
タカタの乳児、幼児兼用の「ミリブ6000」は、幼児用としては唯一「優」と評価されたが、乳児用としては、他の3機種が「優」を獲得する中、「良」の評価にとどまった。
反対に、コンビの「プリムロング」と、リーマンの「パミオデビューDX」は、乳児用としては「優」だったが、幼児用としては「普通」だった。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/09/090608_.html。
(2004/06/08)
国土交通省は、8日、リコール制度の運用強化策を発表した。
国土交通省の担当者を現状の20名から倍増させるほか、リコール案件調査・検証検討会を設置し、外部の有識者10名でリコール案件の調査、技術的検証を行い、自動車交通局長の諮問委員会であるリコール判定委員会で、リコール及び勧告に関する国土交通省への助言を行う。
また、メーカーから事故につながるおそれのある安全上重要な情報を四半期ごとに報告を求める他、警察庁、道路公団、JAFとの情報交換を緊密にし、情報の内容を詳細にする。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/09/090608_2_.html。
(2004/06/08)
国土交通省は、8日、ドゥカティジャパンからリコールの、トヨタ自動車から改善対策の届けがあったことを公表した。
ドゥカティジャパンは、平成14年7月15日から平成15年10月30日に製造された749、749S、999、999S、999R、999R FILAの6車種、684台。オイルクーラーに不具合があり、オイル漏れを起こし、リアタイヤがスリップするおそれがある。国内で事故が1件発生している。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-081.html。
トヨタ自動車は、平成16年4月13日から平成16年4月15日に製造されたイスト、bB、プラッツの3車種、206台。けん引フック取付金具の溶接に不具合があり、金具が外れるおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/kaizen06-08.html。
(2004/06/08)
高橋はるみ北海道知事と芦刈勝治北海道警察本部長は、7日、道民に向けた「交通死亡事故多発非常事態緊急メッセージ」を発表した。
ドライバーと同乗者には、シートベルト・チャイルドシートの着用や、デイ・ライトの励行を、歩行者・自転車には明るい服装や反射材の使用、信号の遵守を求めている。
詳細は、http://www.police.pref.hokkaido.jp/info/koutuu/hijyoujitai/jiko_kinkyui_msg.htm。
(2004/06/07)
トヨタ自動車とダイハツ工業は、7日、両社が共同開発した小型車を、トヨタは「パッソ」として、ダイハツは「ブーン」として、同日、発売を開始した。
歩行者傷害軽減に配慮した設計、前席サイドエアパックと前後席カーテンエアバックを63,000円でオプション設定した点が特徴。ボディは、トヨタの「GOA」、ダイハツの「TAF」の基準を満たす設計。1.3L車は2WDだけだが、1L車は4WDも用意する。
後席中央のシートベルトは2点式、「パッソ」の最廉価グレード以外はプライバシーガラスが標準となる。
開発はトヨタが主導し、生産はダイハツが担う。
詳細は、ニュースリリースが、http://www.toyota.co.jp/jp/news/04/Jun/nt04_026.html、トヨタ「パッソ」の商品紹介ページが、http://www.toyota.co.jp/Showroom/All_toyota_lineup/passo/、ダイハツ「ブーン」が、http://www.daihatsu.co.jp/showroom/lineup/boon/index.htm。
(2004/06/07)
財団法人日本自動車研究所(JARI)は、4日、5月の所外発表論文を掲載した。
自動車技術会 2004年春季学術講演会での「後突評価用ダミーと志願者の衝撃応答の比較」、「配光可変型前照灯の視認性に関する検討」、SAE 2004 World Congressでの「Development of a Biofidelic Flexible Pedestrian Legform Impactor- Application in a Car-Pedestrian Subsystem Test」、『月間交通』の「歩行者および自転車事故における衝突地点の推定」などがあった。
詳細は、http://www.jari.or.jp/ja/hokoku/kanko/ronbun.html。
(2004/06/04)
衆議院は、3日、道路交通法の一部を改正する法律案を可決、同法案は成立した。
中型自動車免許の新設、高速道路等での二輪車の二人乗りの解禁、放置違反金制度の新設、違法駐車の確認作業の民間委託などが認められた。
詳細は、http://www.shugiin.go.jp/itdb_gian.nsf/html/gian/keika/1D943AA.htm。
(2004/06/04)
国土交通省は、4日、パブコ(ニッサンディーゼル、日野、いすゞ)と三菱自動車工業から、それぞれ1件のリコールの届けがあったことを公表した。
パブコは、昭和61年11月28日から平成15年11月12日に製造されたニッサンディーゼル・コンドル、コンドル35、日野・レンジャー、いすゞ・フォワード、エルフの5車種、445台。スペアタイヤ取り付け装置に不具合があり、最悪の場合、スペアタイヤが脱落するおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-041.html。
三菱は、平成8年11月15日から平成9年1月24日に製造されたギャラン、レグナムの2車種、115台。助手席エアバッグのインフレータ気密性が不十分なものがあり、衝突の際に乗員に過度の障害を与えるおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-042.html。
(2004/06/04)
トヨタ自動車は、3日、「車両安全の新技術と装備の充実」と「新安全運転講習施設の開設」を発表した。
両安全の新技術と装備の充実では、車両限界前からブレーキ・エンジン・ステアリングを統合制御させるVDIM(Vehicle Dynamics Integrated Management)や、車線逸脱警報機能と車線維持支援機能を持つレーンキーピングアシストを開発し、装備する。2004年秋以降の新型車には、歩行者傷害軽減ボディ構造を採用する。
富士スピードウェイ内に2005年春に開設予定の新安全運転講習施設には、490mのワインディング低μ路や、バンク角35度の周回路などを設ける。
詳細は、ニュースリリースが、http://www.toyota.co.jp/jp/news/04/Jun/nt04_0601.html、担当役員によるプレゼンテーションが、http://www.toyota.co.jp/jp/safety_presen/index.html。
(2004/06/03)
本田技研工業は、3日、「セーフティサマー北海道 2004」キャンペーンの開催概要を発表した。
7月10日から9月30日まで、北海道の全ホンダ二輪販売店とホクレン給油所、北海道以外の主要二輪販売店で、ツーリングング途中の点検整備の促進や、北海道ツーリングインフォメーションの提供等の活動を行う。
詳細は、ニュースリリースが、http://www.honda.co.jp/HMJ/news/2004/040603-safetysummer.html。
(2004/06/03)
内閣府政策統括官交通安全対策担当は、3日、「平成16年度内閣府交通安全業務計画」を公表した。
交通安全業務計画は、交通安全対策基本法により、交通安全基本計画(5ヵ年計画)に基づき、内閣府が講ずべき施策などを作成したもの。
高齢者の交通安全対策の推進やシートベルトとチャイルドシートの着用の徹底、交通安全に関する普及啓発活動の展開など、10項目の大項目が挙げられている。
詳細は、http://www8.cao.go.jp/koutu/kihon/16keikaku.pdf(PDFファイル)。
(2004/06/03)
国土交通省は、3日、日産自動車から1件、三菱自動車工業から3件、三菱自動車のオランダ子会社のネザーランズカーB.V.から1件のリコールの届けがあったことを公表した。
日産自動車は、平成12年7月20日から平成15年12月12日に製造されたブルーバード シルフィの 73,556台。原動機制御コンピュータのプログラムが不適切なため、故障しても警告灯が点灯せず、排ガス基準を満たさないおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-031.html。
三菱の1件目は、平成13年9月21日から平成16年2月12日に製造されたトッポBJ、ミニカ、eK-SPORT、eK-WAGON、eK-CLASSYの5車種、1,051台。4WDのリヤアクスルシャフトに不具合があり、脱輪するおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-032.html。
三菱の2件目は、平成10年5月22日から平成12年3月31日に製造されたパジェロイオ、ミニカ、ピスタチオの3車種、106,839台。方向指示器の橙色コーティング塗装が剥離するおそれがある。市場からの情報により国土交通省から調査指示があった。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-033.html。
三菱の3件目は、平成10年5月26日から平成11年6月3日に製造されたデリカの126台。動力伝達装置に不具合があり、部品が脱落するおそれがある。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-034.html。
ネザーランズカーB.V.(三菱)は、平成8年10月8日から平成10年9月4日に製造された カリスマの8,336台。方向指示器の橙色コーティング塗装が剥離するおそれがある。市場からの情報により国土交通省から調査指示があった。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-035.html。
同日、5月中に届け出られた対象台数100台未満のリコールを公表した。豊田自動織機、フォルクスワーゲングループジャパン(ベントレー)、ビー・エム・ダブリュー(BMW)の3社が届け出た。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/06/recall06-036.pdf(PDFファイル)。
(2004/06/03)
米国運輸省道路交通安全局(National Highway Traffic Safety Administration: NHTSA)は、1日、15人乗りのバンは、乗車人員が増えるほど、ロールオーバーの危険性が高まると警告した。
15人定員乗車時のロールオーバーの危険性は、1名乗車時の5倍に達するという。NHTSAは、熟練したドライバーが運転すること、シートベルトを常に着用すること、タイヤの空気圧を点検することなどを推奨している。
また、15人乗りバンのユーザーが気を付けるべき5項目のチェック項目が列挙されたタグを配布する。
詳細は、ニュースリリースが、http://www.nhtsa.dot.gov/nhtsa/announce/press/pressdisplay.cfm?year=2004&filename=pr25-04.html、特別サイトが、http://www.nhtsa.dot.gov/cars/problems/studies/15PassVans/15PassCustomerAdvisory.htm。
(2004/06/02)
独立行政法人交通安全環境研究所は、2日、マン・マシン・インターフェイスの研究者の公募を発表した。
応募資格は、博士の学位を有し、人間工学、制御工学に関する開発・研究経験があり、高度な研究能力があること、年齢は40歳程度まで。
詳細は、http://www.ntsel.go.jp/recruit/040601.pdf(PDFファイル)。
(2004/06/02)
政府は、1日、閣議に「交通事故の状況及び交通安全施策の現況等(交通安全白書)」を提出した。
細田博之官房長官は、定例の記者会見で、死者数を10年間で5千人以下にするという政府目標の達成とともに、増加している負傷者数の削減にも取り組む姿勢を示した。
詳細は、『交通安全白書』概要が、http://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/h16kou_haku/h16koutugai.pdf(PDFファイル)、官房長官記者会見が、http://www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/rireki/2004/06/01_a.html。
(2004/06/01)
北海道警察は、1日、「高齢の交通事故防止 反射材貼ります5万人キャンペーン」に関する情報を公開した。
65歳以上を対象に、直接訪問や街頭指導、老人クラブ活動を通じて、高齢者の靴に反射材を貼り付ける。
北海道では、歩行者死亡事故は、秋期から初冬期にかけて多くなるため、8月末までの期間中、5万人を目標に配布する。
詳細は、http://www.police.pref.hokkaido.jp/info/koutuu/anzen/koureisya.html。
(2004/06/01)
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