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2004年10月のニュースバックナンバー

主要ニュース/「秋の交通安全運動期間、過去最低の死者数」、「富士スピードウェイの安全運転講習施設は「モビリタ」」、「4代目は安全装備に注力、ホンダ・レジェンド」

交通安全の研究発表会は12月9日、交通安全環境研究所

独立行政法人交通安全環境研究所は、29日、平成16年度研究発表会の開催要項を公表した。

12月8日水曜日と9日木曜日の両日、東京・平河町の砂防会館「シェーンバッハ・サボー」で開催する。

交通安全は9日に、自動車安全領域における研究の概要と方向性について、補助ブレーキ等の作動に伴う制動灯の自動点灯条件に関する基礎調査などの報告が行われる。

詳細は、http://www.ntsel.go.jp/happyoukai04/press04.html

(2004/10/29)

「ティーダ ラティオ」も安全装備は普通、日産

日産自動車は、29日、コンパクトセダン「ティーダ ラティオ」を発表、同日、発売を開始した。

電気式4WD「e・4WD」を設定するほか、カーテンエアバッグ、キセノンヘッドランプを全グレードオプションで用意する。

スピン防止装置は用意されない。プライバシーガラスはオプション。後席中央席は2点式シートベルト。

詳細は、ニュースリリースが、http://www.nissan-global.com/JP/STORY/0,1299,SI9-CH180-LO4-TI1215-CI908-IFY-MC109,00.html、商品紹介ページが、http://www.nissan.co.jp/LATIO/

(2004/10/29)

スピン防止装置は50%以上の単独事故を防止する、米国IIHS

米国The Insurance Institute for Highway Safety(IIHS)は、28日、スピン防止装置に関する調査結果を公表した。

約半数の衝突事故は単独で起きているが、スピン防止装置を装着することで単独事故を50%以上減少させる効果がある。またスピン防止装置は、致命的な事故を効果的に減少させることも明らかになった。

詳細は、http://www.hwysafety.org/news_releases/2004/pr102804.htm

(2004/10/29)

「デコトラ」に規制、パブリック・コメントを募集

国土交通省は、28日、運転者の視界を妨げる「装飾板」の規制に関する道路運送車両の保安基準の一部を改正に対するパブリック・コメントの募集を開始した。

装飾板を前面ガラスまたは側面ガラスの内側にはめ込んだ場合、可視光線透過率が70%未満となる状態は、基準不適合とする。

意見は、11月11日木曜日までにFAX、郵送、電子メールで送付する。

詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/09/091028_.html

(2004/10/29)

465万台がリコール対象に、過去最悪の台数

国土交通省は、28日、平成16年度のリコール届け出対象台数が過去最高になったと発表した。

28日付の届出で4,652,704台に達し、過去最高だった昨年度の4,416,471台を上回った。

詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/09/091027_3_.html

(2004/10/29)

11月の携帯電話使用禁止に向け携帯電話用ハンズフリーを発売、トヨタ

トヨタ自動車は、28日、新型携帯電話用ハンズフリーを29日から発売すると発表した。

着信の5秒後に通話を自動的に開始し、相手が電話を切ると、自動的に通話を終了する。

価格は19,950円。

詳細は、http://www.toyota.co.jp/jp/news/04/Oct/nt04_060.html

(2004/10/29)

スバル・アウトバック、最高の評価を獲得

米国運輸省道路交通安全局(National Highway Traffic Safety Administration: NHTSA)は、26日、2005年モデルの新車安全評価プログラムの結果を発表した。

スバル・アウトバックは、前席の前面、側面と後席の側面とも5つ星を獲得した初めてのモデルとなった。その他、クライスラー300が高い評価を獲得した。

日本車と米国車、合計9車種が評価された。

詳細は、http://www.nhtsa.dot.gov/nhtsa/announce/press/pressdisplay.cfm?year=2004&filename=pr44-04.html

(2004/10/27)

被災地の車検、自賠責の有効期限を1ヵ月延長

国土交通省は、26日、新潟県小千谷市や十日町市など新潟県中越地震の被災地域に使用の本拠の位置を有する約7,600台の車検の有効期限を11月23日まで延長すると発表した。

対象となるのは、10月23日から11月22日までに有効期限を迎えるもの。車検とともに自賠責保険の期限も延長される。

詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/09/091026_.html

(2004/10/26)

自転車に子供を乗せる時は、止まっている時も気をつけて

神奈川県警察は、26日、自転車の幼児用座席を使用者向けの注意を促すページを公開した。

子供が怪我をする事故は、走行中のみならず、32.2%は停車中に起きていた。自転車から手を離さないことや、サドルを低くして両足が地面に着くようにすることを呼びかけている。

また保護者向けのチラシをPDF化し配布している。

詳細は、http://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesf0108.htm

(2004/10/26)

[リコール] トヨタのSUVとワンボックス

国土交通省は、26日、トヨタ自動車から2件の安全関連のリコールの届け出があったことを公表した。

1件目は、平成15年7月24日から平成16年6月29日に製造されたライトエース、タウンエースの2車種、9,141台。ステアリングギヤボックスに不具合があり、ハンドル据え切り操作を頻繁に繰り返すと、最悪の場合、確実な操舵ができなくなるおそれがある。

詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/10/recall10-261.html

2件目は、昭和63年12月14日から平成8年5月31日に製造されたトヨタハイラックス4WD、トヨタハイラックスサーフワゴン、トヨタハイラックスサーフの3車種、330,496台。かじ取り装置のリレーロッドの強度が不足しているため、最悪の場合、リレーロッドが折損し操舵ができなくなるおそれがある。人身事故が1件発生している。

詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/10/recall10-262.html

(2004/10/26)

安全であれば……。三菱・コルト プラス

三菱自動車工業は、25日、コンパクトワゴン「コルト プラス」を発表、同日、発売を開始した。

コルトのリヤオーバーハングを約300mm延長したボディが特徴。前席サイドエアバックと前後席カーテンエアバックは全車オプション装備。

プライバシーガラスは標準装備。後席中央席は2点式シートベルト。

詳細は、ニュースリリースが、http://media.mitsubishi-motors.com/pressrelease/j/products/detail1149.html、商品紹介ページが、http://www.mitsubishi-motors.co.jp/COLTPLUS/

(2004/10/26)

空知支庁管内に交通死亡事故多発警報、北海道

北海道警察は、25日、空知支庁管内に交通死亡事故多発警報を発令したと発表した。

22日に岩見沢市、23日に滝川市内、24日に岩見沢市内で連続して死亡事故が発生した。

運転者には、この時季、夕暮れ時から夜間には歩行者・自転車が見えづらくなることに注意をし、後部座席でもシートベルトをすることを呼びかけている。歩行者・自転車利用者には、横断歩道を利用すること、夕暮れ時には反射材を用いることを呼びかけている。

詳細は、http://www.police.pref.hokkaido.jp/info/koutuu/anzen/keihou.htm

(2004/10/25)

シートベルトをしていれば、87人中50人は助かった可能性が、北海道

北海道警察は、22日、9月末現在の交通事故発生状況を公表した。

北海道は、9月末現在で283人が死亡しており、全国ワーストとなっている。北海道の事故の特徴として、国道での死者144人と全体の50.9%を占めていることが上げられる。特に、非市街地の国道での事故が多い。

自動車乗車中の死者163人中、53.4%の87人がシートベルトをしていなかった。このうち、50人は、シートベルトを着用していれば助かった可能性が大きいとしている。

詳細は、http://www.police.pref.hokkaido.jp/statis/jiko/jikomonth.html

(2004/10/22)

「救急車内画像遠隔取得システム」を開発、産総研

独立行政法人産業技術総合研究所は、21日、「救急車内画像遠隔取得システム」を開発したと発表した。

救急病棟の医師が遠隔操作で、診断に必要な画像を撮影し電送できるシステム。患者を撮影する車内カメラの他、事故現場等を撮影する車外カメラも搭載する。

産総研と筑波メディカルセンター病院、つくば市消防本部などとの共同開発。

詳細は、http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2004/pr20041021/pr20041021.html

(2004/10/21)

インテリジェント・ナイトビジョンシステムは、5%の装着率、ホンダ・レジェンド

本田技研工業は、21日、新型「レジェンド」の受注状況を発表した。

計画の約3倍に当たる1,500台を受注し、12月生産開始予定のインテリジェント・ナイトビジョンシステムは5%の、追突軽減ブレーキとE-プリテンショナーを含むアドバンスパッケージは47%の装着率だった。

レーンキープ機能を装備するアドバンスHiパッケージの装着率は明らかにされていない。

詳細は、http://www.honda.co.jp/news/2004/c041021.html

(2004/10/21)

『セーフティカーライフ2004-2005 すてきなカーライフのすごし方』自工会

社団法人日本自動車工業会は、21日、パンフレット『セーフティカーライフ2004-2005 すてきなカーライフのすごし方』を発行したと発表した。

エアバッグやチャイルドシートの基礎知識、夏・冬のドライブの注意点、タイヤのチェック・メンテナンスなどを紹介する。

450万部がディーラー、高速道路サービスエリア等で広く配布される。

詳細は、http://release.jama.or.jp/sys/news/detail.pl?item_id=530

(2004/10/21)

交通事故統計年報、イタルダ

財団法人交通事故総合分析センター(イタルダ)は、21日、『交通事故統計年報』平成15年版を発行したと発表した。

価格は3,150円。

詳細は、http://www.itarda.or.jp/pub/books02.html

(2004/10/21)

日産の軽「クリッパー」バンに助手席エアバック

日産自動車は、19日、軽ワンボックス「クリッパー」を一部改良、20日、発売を開始した。

バンは助手席エアバッグと運転席側の頭部衝撃緩衝材付アシストグリップを標準装備し、車体前部を補強し、衝突安全性を高めた。

詳細は、ニュースリリースが、http://www.nissan-global.com/JP/STORY/0,1299,SI9-CH180-LO4-TI1201-CI900-IFY-MC109,00.html、商品紹介ページが、http://www.nissan.co.jp/CLIPPER/

(2004/10/20)

レアルマドリードの試合会場で試験結果を発表、EuroNCAP

EuroNCAPは、18日、スペインのサッカーチーム「レアルマドリード」と交通安全問題に関して協働すると発表した。

レアルマドリードの試合が開催される11月25日、Bernabeu競技場で、EuroNCAPは、最新の自動車アセスメントの結果を発表する。

詳細は、http://www.euroncap.com/content/media/press_releases/oct_18_2004.html

(2004/10/19)

「今後の認証制度のあり方に関する検討会」を設置、国交省

国土交通省は、19日、「今後の認証制度のあり方に関する検討会」を設置したと発表した。

検討会は法制度面・審査の運用面からリコールに関する不正行為を行った自動車メーカー等に対する型式指定のあり方や、今後の型式認証制度のあり方を検討する自動車交通局長の私的諮問機関。

委員には防衛大学教授の吉本堅一氏や読売新聞社編集委員の鶴岡憲一氏の他、自工会やトラック協会、JAFなどの代表が選ばれている。

詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/09/091019_.html

(2004/10/19)

ヤマハ、ITS世界会議に「ヤマハASV」を展示

ヤマハ発動機は、18日、「ITS世界会議 愛知・名古屋2004」に出展、研究車両「ヤマハASV」を出品すると発表した。

250ccスクーター「グランドマジェスティ」をベースに、自車情報、車両周辺情報などを表示するマルチ表示メーターシステム、「Bluetooth」を用い専用ヘルメットに内蔵したスピーカー、マイクを通じ、道路環境情報や同乗者との会話などを提供する二輪車用HMIシステム、ウインカーと連動しライダーの死角をCCDカメラでメーターに表示する二輪車用後方視界補助システムなどが搭載される。

詳細は、http://www.yamaha-motor.co.jp/news/2004/10/18/its.html

(2004/10/18)

埼玉県警と島根県警が優勝、白バイ大会

警察庁は、15日、9日と10日の両日、茨城県ひたちなか市で開催された第36回全国白バイ安全運転競技大会の開催結果を発表した。

団体では、選手3人が参加する第一部は埼玉県警が優勝、第2位が神奈川県警だった。選手2人が参加する第二部では、島根県警が優勝、岡山県警が第2位だった。

個人競技の部は、優勝が埼玉県警、2位が警視庁、3位が大阪府警の警察官だった。

詳細は、http://www.npa.go.jp/koutsuu/shidou17/shirobai.htm

(2004/10/18)

ハリウッドと政府が協力。青少年の交通事故防止に

米国運輸省道路交通安全局(National Highway Traffic Safety Administration: NHTSA)は、15日、 Recording Artists, Actors and Athletes Against Drunk Driving (RADD) とNHTSAが、青少年の交通事故防止に共同で取り組むと発表した。

ティーンエージャーとその両親、ティーンエージャー同士が、シートベルト着用や飲酒運転防止、未成年の飲酒などの対話を促進する教育プログラムを提供する。

今回発表された2003年のデータでは、15歳から20歳までの死因で最も多かったのが交通事故だった。車内で志望した若者の74%がシートベルトを着用していなかった。

詳細は、http://www.nhtsa.dot.gov/nhtsa/announce/press/pressdisplay.cfm?year=2004&filename=pr10-15-04.html

(2004/10/18)

三菱ふそう、早く改修を進めよ。国交省

国土交通省は、15日、三菱ふそうトラック・バス(株)製トラック・バスの安全確保に関する発表を行った。

自動車交通局長が、三菱ふそうのポート社長に対し、リコール届出済み案件の改善措置の早期実施と未届出案件の早期届出を指示した。

また死亡事故が発生しているリコール対象車に対して、整備命令を発動する。

詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/09/091015_.html

(2004/10/15)

マイクロバス「シビリアン」ディーゼルAT車にABSを標準装備

日産自動車は、15日、マイクロバス「シビリアン」のディーゼルエンジン搭載車を一部改良、11月1日、発売を開始する。

AT車はABSを標準装備する。MT車はオプション。

詳細は、ニュースリリースが、http://www.nissan-global.com/JP/STORY/0,1299,SI9-CH180-LO4-TI1188-CI889-IFY-MC109,00.html、商品紹介ページが、http://www.nissan.co.jp/CIVILIAN/

(2004/10/15)

日産「フーガ」後席中央3点式シートベルトさえオプション

日産自動車は、14日、上級セダン「フーガ」を発表、同日、発売を開始した。

前席サイドエアバック、カーテンエアバック、後席中央3点式シートベルトは、標準装備される最上級グレードを除いてセットオプションの一部となる。

前席緊急ブレーキ感応型プリクラッシュシートベルトとインテリジェントブレーキアシストは、3.5L車でセットオプション、2.5Lでは装備できない。低速追従機能付きのインテリジェントクルーズコントロールも3.5L車のみオプション。2.5Lには設定なし。

プライバシーガラスは全車オプション装備。2WDの他、電子制御トルクスプリット4WDが用意される。

詳細は、ニュースリリースが、http://www.nissan-global.com/JP/STORY/0,1299,SI9-CH180-LO4-TI1182-CI885-IFY-MC109,00.html、商品紹介ページが、http://www.nissan.co.jp/FUGA/

(2004/10/15)

ドライブレコーダーを事業用車両に、効果を分析。国土交通省

国土交通省は、13日、映像収録型ドライブレコーダーの搭載効果に関する調査を開始すると発表した。

「自動車運送事業に係る交通事故要因分析検討会」に「映像記録型ドライブレコーダーの効果分析分科会」を設置し、タクシー車両約200台に装着し、事故等のデータを収集・分析する。トラック・バスは車内の映像を記録する装置を約20台に搭載する。

15日金曜日午後3時から、国土交通省にてタクシー用のドライブレコーダーを展示する。

詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/09/091013_.html

(2004/10/13)

交通安全運動期間中、死者は増加。神奈川県

神奈川県警察は、13日、秋の全国交通安全運動の実施結果を発表した。

運動期間中、事故は1.1%、負傷者数は2.5%減少したが、死者は、4人増加の10人となり、66.7%の大幅増加となった。

各警察署が実施した活動が写真付きで紹介されている。

詳細は、http://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesf0106.htm

(2004/10/13)

ホンダだから四輪も二輪も電動車いすも相互通信。ITS世界会議

本田技研工業は、12日、「ITS世界会議 愛知・名古屋2004」の出展概要を発表した。

二輪車・四輪車・電動車いす「モンパル」が相互に車車間通信をし、衝突を避けるシステムを展示する。

二輪車コンセプトカー「ASV ITスクーター」は、車車間通信を行うアンテナをライダーの上部に設け、衝突の危険性がある場合はライダー情報提供を行う。高輝度白色LEDを用い、被視認性も高めた。

新型「レジェンド」も展示し、レジェンドで採用されたインテリジェント・ナイトビジョンシステムやHiDS(Honda Intelligent Driver Support System)などの技術展示を行う。

詳細は、http://www.honda.co.jp/news/2004/4041012.html

(2004/10/12)

ひとさし指を格下げ、小指を格上げ、自動車損害賠償保障法施行令改正

国土交通省は、12日、自動車損害賠償保障法施行令の一部を改正する政令に関する発表を行った。

保険金等の支払対象となる後遺障害の等級(評価基準)を改正する。ひとさし指については、中指で代替できることが判明したため等級を引き下げ、小指については、握る機能の重要性に鑑み等級を引き上げる。

その他、ものが二重に見えてしまう後遺障害ある「複視」について、新たな等級を設ける。

本日、閣議決定が行われる。

詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/09/091008_3_.html

(2004/10/12)

「反射材に関する検討委員会報告書」内閣府

内閣府政策統括官交通安全対策担当は、12日、「反射材に関する検討委員会報告書」を公表した。

高齢者対策として、反射材の普及を推進するために設置され、反射材衣料などの現状分析を行い、高齢者を意識させないデザインなど製品作りの必要性を指摘し、消費者とアパレル業界など供給者、双方に働きかけることを提言している。

詳細は、http://www8.cao.go.jp/koutu/keihatsu/hansyazai/index.html

(2004/10/12)

自動車安全シンポジウム「トラック重大事故への挑戦」募集開始

国土交通省は、8日、第5回自動車安全シンポジウム「トラック重大事故への挑戦(事故の現実と車両安全対策の役割)」の参加者募集を開始した。

11月5日金曜日午後2時から千葉市の幕張メッセ国際会議場で開催する。申込は郵送、FAX、電子メールで事務局の三菱総合研究所に送付する。18日月曜日締切。

国土交通省自動車交通局技術企画課国際業務室長の和迩健二氏による「車両安全対策の最新動向」、財団法人日本自動車研究所安全研究部研究員の川佳弘氏による「大型車の事故の実態」、社団法人日本自動車工業会大型車部会部会長の杉浦秀明氏による「大型車の安全性向上」の講演が行われ、その後、6氏によるパネルディスカッションが行われる。

詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/09/091008_2_.html

(2004/10/08)

秋の北海道、行楽でも農産品の輸送でも気をつけて

北海道警察は、8日、秋の行楽・輸送繁忙期の交通死亡事故抑止特別対策の実施要項を発表した。

本日から27日月曜日までの期間中、速度違反、飲酒運転、交差点違反、シートベルト違反、過積載違反の取締り強化、週末対策の実施、夕暮れ時間帯の交通街頭活動の徹底、国道郊外部のレッド警戒活動の徹底を行う。

詳細は、http://www.police.pref.hokkaido.jp/info/koutuu/anzen/yokusitokubetu.htm

(2004/10/08)

JARIはテストコース移設、16年度事業計画

財団法人日本自動車研究所(JARI)は、8日、平成16年度の事業計画を公表した。

研究事業においては、「クルマ単体から人、クルマ、環境を繋ぐ社会システムまで幅広い領域の研究を目指す」としている。

また「つくばエクスプレス」の開業に伴い周回路と旋回試験場を含むテストコースは、平成17年10月をめどに移設される。

詳細は、http://www.jari.or.jp/ja/about/joho/jigyo.html

(2004/10/08)

4代目は安全装備に注力、ホンダ・レジェンド

本田技研工業は、7日、同社の最上級車種「レジェンド」を全面改良、同日、発売を開始した。

レジェンドは、ホンダとしては初となるフルタイム4WD「四輪駆動力自在制御システム:SH-AWD:Super Handling All-Wheel-Drive」が特徴。エンジンも日本車で初の280馬力を超える300馬力を発揮する。

グレードは一つだが、安全装備を中心にパッケージオプションを用意する。「アドバンスパッケージ」は、追突軽減ブレーキと追突直前にシートベルトを巻き上げる前席E-プリテンショナー、車速・車間制御機能を持つクルーズコントロールが、「アドバンスHIパッケージ」には、さらに車線維持支援機能が付く。「アドバンスHIパッケージ」は2005年3月生産開始予定。

また、歩行者を検知しドライバーに知らせる「インテリジェント・ナイトビジョンシステム」もオプションで用意される。こちらは2004年12月生産開始の予定。

各種エアバッグやスピン防止装置「VSA」、ステアリング連動ヘッドランプ「AFS」、リアシートの3つのヘッドレストを運転席から倒すシステムなどは標準装備する。ただし後席にはサイドエアバックとプリテンショナーシートベルトは装備されない。

後席には手動のサンシェードをオプションで用意し、プライバシーガラスは全車装備していない。

詳細は、ニュースリリースが、http://www.honda.co.jp/news/2004/4041007-legend.html、商品紹介ページが、http://www.honda.co.jp/auto-lineup/legend/

(2004/10/07)

ヘリ救急体制の早期確立を求めるアピール、日本救急医学会

日本救急医学会は、7日、ヘリコプター救急体制の早期確立の必要性に関するアピールを発表した。

日本救急医学会の提言として、日本国民は、誰でも、いつでも、どこでも、最適な救急医療を受ける権利を持っているが、この権利を十分行使できていないとしている。そして国民の権利を守るためや大災害時に、迅速な広域搬送により一人でも多くの貴い命を守るために、日常的なヘリコプター救急体制を全国的に整備する必要があるとし、ヘリコプター救急体制の必要性と重要性を認識し、その体制の速やかな確立を望むとしている。

詳細は、http://www.jaam.jp/html/info/info-20041007-02.htm

(2004/10/07)

三菱ふそう製バスの欠陥座席の使用停止を求める、国交省

国土交通省は、7日、三菱ふそう製バス非常口横の座席とその後部座席を使用停止にするよう、三菱ふそうトラック・バスに指示し、社団法人日本バス協会、社団法人全国自家用自動車協会に要請をした。

三菱ふそう製のバスにおいて、非常口横の座席の不具合があり改善対策を進めているが、大阪市営バスにおいて、急ブレーキをかけた際に可倒式座席が前倒しになり、座っていた乗客が負傷する事故が発生したことを受けるもの。

詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/09/091007_.html

(2004/10/07)

JARI、9月の所外論文、救急救命ドライブレコーダーなど

財団法人日本自動車研究所(JARI)は、7日、9月の所外発表論文を公表した。

安全関連の所外発表論文は、日本機械学会2004年次大会での「ドライブレコーダーと人体モデルを融合した自動車安全システムの将来展望ー安全・安心で快適な自動車社会を実現するためにー」、計測計測連合シンポジウム 先端計測2004での「救急救命ドライブレコーダー ~交通事故時のケガの大きさを測定する~」、7th International Symposium on Advanced Vehicle Controlでの「Effects of Rider's Vibration Characteristics on Motorcycle Weave Mode」、『月刊交通』8月号、東京法令出版に掲載された「交通警察官のため交通鑑定学入門5 自動車の基礎(その2)」があった。

詳細は、http://www.jari.or.jp/ja/hokoku/kanko/ronbun.html

(2004/10/07)

車線別の渋滞情報と天気をナビ画面に、ホンダ・レジェンド

本田技研工業は、6日、明日発表する新型「レジェンド」に、車線別の渋滞情報や気象情報をリアルタイムに提供するナビゲーションを搭載すると発表した。

車線別渋滞情報は、複数車線がある都市高速において車線別に渋滞情報を提供する。これは「プレミアムメンバーズVICS」システム搭載車が提供する車速情報を用いて、渋滞情報を精緻化するもの。このサービスは既存のHDDインターナビシステム搭載車でも提供される。

また降雨、風雪情報を地図画面上に表示する。台風接近時には、進路予報も提供する。これはレジェンド以降の車種のみ。

詳細は、http://www.honda.co.jp/news/2004/4041006-navi.html

(2004/10/06)

富士スピードウェイの安全運転講習施設は「モビリタ」

トヨタ自動車は、5日、来年4月に静岡県富士スピードウェイ内に開設する新交通安全講習施設の名称を「トヨタ 交通安全センター モビリタ(mobilitas)」と決定したと発表した。

また安全運転講習会「トヨタ ドライバーコミュニケーション」の企業・団体向けプログラムの概要も公表し、同日から予約の受付を開始した。業務や通勤で車を利用する1日コースや2日コース、指導者やコーチ向けの一日コース、安全運転管理者向けのコースなどが用意されている。

一般・個人向けのプログラムは後日公表される。

詳細は、ニュースリリースが、http://www.toyota.co.jp/jp/news/04/Oct/nt04_058.html、案内ページが、http://www.toyota.co.jp/mobilitas/

(2004/10/05)

高齢者交通安全対策モデル地区実施状況、神奈川県警

神奈川県警察は、5日、高齢者交通安全対策モデル地区実施状況を公表した。

7月以降に実施したものを写真付きで紹介している。駅前でのパンフレット配布や町内会館での講習会などが行われた。

詳細は、http://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesf0105.htm

(2004/10/05)

[リコール] 日産の高級車、シーマなど

国土交通省は、5日、日産自動車から2件の安全関連のリコールの届け出があったことを公表した。

1件目は、平成15年12月19日から平成16年2月27日に製造された シーマ、プレジデント、ステージアの3車種、159台。制動灯スイッチに不適切な潤滑剤を吹き付けていたものがあり、制動灯が点灯しなくなるおそれがある。

詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/10/recall10-051.html

2件目は、平成12年12月18日から平成16年6月30日に製造されたシーマ、スカイライン、ステージアの3車種、25,818台。4WDの前側推進軸が外れるおそれがある。

詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/10/recall10-052.html

(2004/10/05)

オートバイの二人乗りの安全教育、警察庁

警察庁は、4日、自動二輪車の二人乗りに関する安全教育の在り方を発表した。

自動二輪車の二人乗りに関する安全教育検討委員会が取りまとめた。一人乗りとの運転特性の違いを十分に把握し、同乗者に配慮しながら安全運転を行うことと、同乗者に対して、 運転者が安全を確保する上で必要な事項について、的確にアドバイスできるようにすることを目標に、免許取得時、免許証の更新時、免許取得後の各段階において、適切な指導をするとしている。

二人乗りの一人乗りとの運転特性の違いや二人乗りに関する法規制、後部座席がある自動二輪車を選択することなどを教育する。

詳細は、骨子が、http://www.npa.go.jp/koutsuu/kikaku29/kosi.pdf(PDFファイル)、本文が、http://www.npa.go.jp/koutsuu/kikaku29/honbun.pdf(PDFファイル)。

(2004/10/04)

秋の交通安全運動期間、過去最低の死者数

警察庁は、4日、秋の全国交通安全運動期間中の交通事故発生状況を発表した。

期間中の死者は208人で、前年同期比25人、10.7%の減少であった。さらに9月30日現在の累計の死者も167人減の5,260人となっている。

期間中の事故発生件数、負傷者数とも増加している。

詳細は、http://www.npa.go.jp/toukei/koutuu19/akiundou.pdf(PDFファイル)。

(2004/10/04)

高速道路は高速道路交通警察隊が守る、神奈川県警

神奈川県警察は、4日、高速道路交通警察隊関連のホームページを更新した。

高速道路交通警察隊の管内では、今年に入り、9件の死亡事故が発生し、12名が死亡している。特に保土ヶ谷バイパスで3件発生しているのが注目される。

また高速道路のトンネルや長大トンネル内で事故が発生した場合の対処法などを紹介するページが公開された。

詳細は、交通死亡事故発生状況が、http://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mes87014.htm、トンネルが、http://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mes87013.htm

(2004/10/04)

サーブ9-3が初の「DOUBLE BEST PICK」、米国IIHS

米国The Insurance Institute for Highway Safety(IIHS)は、3日、衝突試験結果を公表した。

サーブ9-3、Acura TL、Lexus ES 330、三菱・ギャランがGood、メルセデスベンツ・CクラスとVolvo S40がacceptable、 ジャガーXタイプがmarginalだった。

サーブ9-3は、前面オフセット衝突でもbest pickとなっており、側面も合わせてDOUBLE BEST PICKとなった。

詳細は、http://www.hwysafety.org/news_releases/2004/pr100304.htm

(2004/10/04)

大型トラックの被害低減ブレーキの実用化へ、国交省

国土交通省は、1日、大型トラックの被害軽減ブレーキの実用化を促進するためASV推進検討会に大型車ワーキンググループを設置すると発表した。

大型トラックメーカー4社とユーザー団体である全日本トラック協会、日本自動車研究所(JARI)、国土交通省の事務局が、毎月1回のペースで、被害軽減ブレーキの茶道タイミングや最低限速度を調査し、テストコースで運転行動や車両特性を調査、公道において通常運転行動を調査する。

2006年中に、実用化指針案を策定する。

詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/09/091001_.html

(2004/10/01)

損保最大手「東京海上日動」今日スタート

東京海上火災保険と日動火災海上保険は、1日、合併し東京海上日動火災保険となった。

国内の損害保険市場における同社のシェアは25%に達する。

詳細は、http://www.tokiomarine-nichido.co.jp/j0201/pdf/041001.pdf

(2004/10/01)

自動車教習所の通信簿公表、大阪府

大阪府警察本部は、9月30日、指定自動車教習所の事故者率を公表した。

事故者率が最も低かったのは箕面自動車教習所で0.48%、高かったのは藤井寺自動車教習所の2.02%だった。

詳細は、http://www.police.pref.osaka.jp/kotsu/kyoshujo/images/jikosharitsu.pdf(PDFファイル)。

(2004/10/01)

日産「ティーダ」後席中央は2点式シートベルト

日産自動車は、9月30日、1.5Lエンジン搭載のコンパクトカー「ティーダ」を発表、同日、発売を開始した。

後輪をモーターで駆動する電動4WD「e・4WD」を用意する。カーテンエアバッグ、キセノンヘッドランプは全車オプション。

後席中央は2点式シートベルト。プライバシーガラスは、上級グレードで標準、下位ではオプション。

詳細は、ニュースリリースが、http://www.nissan-global.com/JP/STORY/0,1299,SI9-CH180-LO4-TI1160-CI868-IFY-MC109,00.html、商品紹介ページが、http://www.nissan.co.jp/TIIDA/

(2004/10/01)

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