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2004年11月のニュースバックナンバー

主要ニュース/「第5回自動車安全シンポジウム トラック重大事故への挑戦」、「後部座席シートベルト装着率、一般道が7.5%、高速道路11.5%」、「安全・環境分野で国際基準。最初はドアラッチの強度」

リコールをしっかりしないと認証を与えません、国交省

国土交通省は、30日、「今後の認証制度のあり方に関する検討会」中間とりまとめとリコールと認証制度に関する新方針を明らかにした。

リコールに関する重大な不正を行ったメーカーに対しては、保安基準適合性審査の厳格化と不正行為への対応状況等の確認を行う。

詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/09/091130_3_.html

(2004/11/30)

ヘッドレストを改良、スバルR2

富士重工業は、29日、軽自動車「R2」を一部改良、同日、発売を開始した。

後突対策として、前席に頚部へのダメージを軽減する高剛性ヘッドレストを装備した。新ヘッドレストは、小型化し斜め後方視認性を向上した。

詳細は、http://www.fhi.co.jp/news/04_10_12/04_11_29.pdf(PDFファイル)。

(2004/11/29)

12月は交通死亡事故抑止の一ヶ月、神奈川県警

神奈川県警察は、29日、交通死亡事故抑止年末対策と年末の交通事故防止運動の実施要領を公開した。

薄暮時間帯に交通事故多発交差点等で街頭アドバイスを行い、交通事故多発路線警察車両の赤色灯を点灯した警戒活動をする。事業所に対しては、管理者に対して飲酒運転を絶対しないように働きかけを行う。

これに先立ち、12月1日水曜日、午後3時30分から、横浜市みなとみらいの観光バスターミナル駐車場において、「アンダー300出陣式」を行う。本部長の巡閲を受けた後、一斉に各地に出動する。

神奈川県では、昨年12月の死者が34人で、月別では最も多かった。

詳細は、http://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesf0093.htm

(2004/11/29)

シボレートレイルブレーザーの後付キセノンヘッドライトに不具合

国土交通省は、29日、ヤナセから自主回収の届出があったことを公表した。

平成15年10月1日から平成16年7月31日に製造されたシボレートレイルブレーザー用の後付キセノンヘッドライト、156セット。2004年モデルに装着されたものだけが対象。対策用ハーネスを追加装着する。

詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/09/091129_.html

(2004/11/29)

右カーブの走り方、JARI「交通安全教室」

財団法人日本自動車研究所(JARI)は、26日、交通安全教室「右に曲がるときは大回り」を公表した。

対向車がある場合を想定し、車のアンダーステア特性を理解し、右カーブの走り方を解説している。

詳細は、http://www.jari.or.jp/ja/kotsu/kotsu07/kotsu07.html

(2004/11/26)

高齢者交通安全対策モデル地区実施状況、神奈川県

神奈川県警察は、26日、高齢者交通安全対策モデル地区実施状況を公表した。

各警察署が実施した高齢者対象の講話などの様子を写真付きで紹介している。

詳細は、http://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesf0105.htm

(2004/11/26)

ミニカーとして初の5つ星、ルノー・Modus

Euro NCAPは、25日、新車評価プログラムの結果を発表した。

14車種を乗員、子供、歩行者の各面に渡って評価した。乗員保護では7車種が、子供乗員保護では9車種が最高の5つ星を獲得した。しかし歩行者保護では最高の4つ星を獲得した車はなく、9車種が最低の1つ星に留まった。

シトロエン C4は、乗員保護、子供乗員保護でそれぞれ最高の評価を得たほか、歩行者保護でも現状で最高点の3つ星を獲得した。

乗員保護で、アウディA6は5つ星だったが、BMW5シリーズは4つ星だった。

Euro NCAP会長は、自動車メーカーが適切な設計をすれば、EU全域で1,700人の死者と4万2,000人の重傷者を救えるとし、自動車メーカーに対して、消費者が安全装備にコストを払いたくないと考えることは間違っていると指摘した。

詳細は、http://www.euroncap.com/content/media/press_releases/phase_15.html、メーカーへのアピールは、http://www.euroncap.com/content/media/press_releases/november_25_2004.html

(2004/11/26)

海外のVehicle Safety Communicationsを紹介、JARIシンポ

財団法人日本自動車研究所(JARI)は、25日、「VSC(Vehicle Safety Communications)の海外検討動向」講演会の開催概要を公表した。

欧米のVSCプロジェクトの位置づけや検討動向が報告された後、AHSの開発動向やVSCタスクグループなどの国内動向が報告される。

12月21日火曜日、13時30分から17時まで、東京・霞ヶ関ビルの霞が関プラザホールで開催する。

12月17日金曜日までに、FAXまたは電子メールで申し込む。

詳細は、http://www.jari.or.jp/ja/sanjyo/vsc041221.html

(2004/11/25)

ASEANと交通分野で協力を推進

国土交通省は、25日、「第2回日ASEAN交通大臣会合」等の結果を公表した。

交通大臣会合では21プロジェクトの一つとして、交通安全プロジェクトで専門家会合やセミナー等を通じ、日本やASEAN域内の先進国における交通インフラ整備・規則・キャンペーン等の施策や情報の共有化を図る。

詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/01/011125_3_.html

(2004/11/25)

JARI、『自動車研究』10月号は交通事故分析/衝突安全特集

財団法人日本自動車研究所は、24日、『自動車研究』10月号の概要を公表した。

特集は「交通事故分析/衝突安全特集」。解説記事は「自動車保険データにみるシニアドライバー事故の現状と予測」。

研究速報は次の8本。

詳細は、http://www.jari.or.jp/ja/hokoku/kikan/jido/jinew.html

(2004/11/24)

ほとんどの州でシートベルト着用率が上昇

米国運輸省道路交通安全局(National Highway Traffic Safety Administration: NHTSA)は、23日、シートベルトの着用率に関する調査結果を発表した。

27州とワシントンD.C.、プエルトリコでシートベルト着用率が向上した。アリゾナ州とハワイ州では95%を超えた。

低かったのは、63.2%のミシシッピー州、63.3%のマサチューセッツ州など。

NHTSAでは、"Click It or Ticket"(シートベルトか違反切符か)キャンペーンが効果を上げたとしている。

詳細は、http://www.nhtsa.dot.gov/nhtsa/announce/press/pressdisplay.cfm?year=2004&filename=pr46-04.html

(2004/11/24)

動物との衝突による死者は防げた

米国The Insurance Institute for Highway Safety(IIHS)は、18日、動物との衝突事故に関する調査結果を公表した。

多くの死者は、動物との衝突の後の、路外逸脱や二輪車の転倒が原因だった。死者の60%がシートベルトを着用せず、65%がヘルメットをかぶっていなかった。

77%が鹿との衝突だった。

詳細は、http://www.hwysafety.org/news_releases/2004/pr111804.htm

(2004/11/24)

安全・環境基準の統一、相互認証を目指して「第9回アジア地域官民会議」

国土交通省は、24日、「第9回アジア地域官民会議」の開催概要を公表した。

12月1日から2日まで、タイのバンコクに、インドネシア、韓国、シンガポールなど16カ国が参加し、アジア地域を含む世界的な自動車基準の調和と認証の相互承認の促進を図る。

これに先立ち、30日には「第3回アジア基準認証フォーラム」を開催する。マレーシア、フィリピン、ヴェトナム、日本など8カ国が参加する。

詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/09/091124_.html

(2004/11/24)

北海道全域に死亡事故多発警報

北海道警察は、22日、道内全域に交通死亡事故多発警報を発令した。

18日から20日までの3日間に、8件の事故で10人が死亡した。

運転者には速度に注意すること、歩行者には道路を横断する際に一層の注意を払うことと、反射材の利用を呼びかけている。

詳細は、http://www.police.pref.hokkaido.jp/info/koutuu/anzen/keihou2.htm

(2004/11/22)

秋田県も死亡事故多発非常事態宣言

秋田県は、21日、交通死亡事故多発非常事態宣言を発令した。

11日から20日までの間に、10人の死者が発生した。

詳細は、http://www.pref.akita.jp/cont_dsp.htm?prm_offerid=9702&prm_contnm=%ba%c7%bf%b7%a5%cb%a5%e5%a1%bc%a5%b9

(2004/11/22)

安全・環境分野で国際基準。最初はドアラッチの強度

国土交通省と米国運輸省道路交通安全局(National Highway Traffic Safety Administration: NHTSA)は、19日、自動車の安全・環境に関する世界統一基準(gtr:global technical regulation)が採択されたと発表した。

車外放出を防ぐために、ドアラッチとヒンジの強度について基準を定める。各国はこの合意に基づいて国内基準を制定、改正する。

NHKが1989年に、「NHKスペシャル・死者半減 西ドイツはこうして成功した第二次交通戦争への処方せん〜」を放送した際に取り上げたトピックの一つは、日本車とドイツ車のドアロック強度の違いだった。

詳細は、国土交通省が、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/09/091119_2_.html、NHTSAが、http://www.nhtsa.dot.gov/nhtsa/announce/press/pressdisplay.cfm?year=2004&filename=pr0011-04.html

(2004/11/19)

ニーエアバックを装備、日産ディーゼル大型トラック「クオン」

日産ディーゼル工業は、18日、大型トラック「クオン」を発表し、19日より発売を開始する。

世界で初めて運転席ニーエアバッグを採用、クラッシャブルゾーンを後方に設け衝突安全性を向上させた新キャビンを設計した。

詳細は、http://www.nissandiesel.co.jp/newsrelease/2004/1118quon.html

(2004/11/19 2004/11/29: 修正)

飲酒運転追放キャンペーン、道警

北海道警察は、17日、飲酒運転追放キャンペーンのサイトを公表した。。

飲酒運転事故は死亡率が5倍にもなるとしている。

詳細は、http://www.police.pref.hokkaido.jp/info/koutuu/anzen/insyucampaign.htm

(2004/11/17)

運転免許統計を公表、警察庁

警察庁は、17日、運転免許統計を公表した。

平成13年から15年までの統計が公開された。運転免許保有者数や、指定自動車教習所の数、行政処分、講習に関する統計がある。

詳細は、http://www.npa.go.jp/toukei/menkyo/index.htm

(2004/11/17)

「高齢者の交通安全」自動車技術会公開委員会

社団法人自動車技術会は、16日、公開委員会「高齢者の交通安全」の開催要項を公表した。

12月16日木曜日、13時30分から16時30分まで、東京九段の自動車会館2階大会議室で開催する。

日本損害保険協会の坂本仁一氏が「自動車保険データにみるシニアドライバー事故の現状と予測」、科学警察研究所の西田泰氏が「高齢者の交通事故実態と問題点」、交通事故総合分析センター(イタルダ)の吉田伸一氏が「シニアカーの交通事故事例」、トヨタ自動車の木村賢治氏が「トヨタのユニバーサルデザイン開発」を講演し、パネルディスカッションを行う。

12月9日木曜日までにFAXまたは電子メールで申込が必要。先着30名まで。

詳細は、http://www.jsae.or.jp/sub_menu.php?tmplatefile=topics/0000000082/0000000082.html

(2004/11/16)

10月は死者、負傷者、事故件数とも同期比減少

警察庁は、16日、10月末現在の交通事故統計を発表した。

10月の一ヶ月間は、前年同期比で死者は12.0%、負傷者は5.6%、件数は5.8%、それぞれ減少した。

しかし年間では死者は4.1%減少しているが、負傷者は0.2%、件数は0.4%増加している。

詳細は、http://www.npa.go.jp/toukei/koutuu16/h16_10_jikotoukei.pdf(PDFファイル)。

(2004/11/16)

スウェーデン車が高評価、追突衝突試験

米国The Insurance Institute for Highway Safety(IIHS)は、14日、追突事故における衝突安全性に関する試験結果を公表した。

63モデルの73シートについて衝突試験を行い、頸部の安全性を評価した。

73シート中、8つが「good」、16が「acceptable」、19が「marginal」だった。30は「poor」と評価された。このうち、24シートは設計図上で不適と評価され、衝突試験は行われなかった。

ボルボの全モデル、サーブ9-3と9-2Xの評価が高かった。

詳細は、http://www.hwysafety.org/news_releases/2004/pr111404.htm

(2004/11/15)

台風で延期のITSシンポジウム、1月22日に開催

ITS JAPANは、15日、10月20日に予定されていたが台風の影響で延期になっていた『第3回 ITSシンポジウム2004』を2005年1月22日に開催すると発表した。

論文セッション「事故・安全」が二つ、「交通計画・道路管理」と「交通管制」が一つずつ開催される。

会場は、名古屋市の名古屋大学野依記念学術交流館。新たに参加を希望するものは26日金曜日までに申し込む。10月20日の申込者は再申込をする必要はない。

詳細は、http://www.its-jp.org/topics/topics019.htm

(2004/11/15)

やっと後席中央席3点式シートベルトを標準に、スカイライン

日産自動車は、8日、「スカイライン セダン」と「スカイライン クーペ」を一部改良、同日、発売を開始した。

セダンでは後席中央席3点式シートベルトや前席アクティブヘッドレストを標準装備にした。

スピン防止装置VDCは上級グレードで標準装備されるが、その他では装備できず。

詳細は、ニュースリリースが、http://www.nissan-global.com/JP/STORY/0,1299,SI9-CH180-LO4-TI1230-CI916-IFY-MC109,00.html、商品紹介ページが、http://www.nissan.co.jp/SKYLINE/

(2004/11/15)

[リコール] ニッサンディーゼルもフロントハブが

国土交通省は、12日、日産ディーゼル工業から安全関連のリコールの届け出があったことを公表した。

平成9年10月9日から平成16年9月17日に製造された17車種、30,989台。フロントハブに不具合があり、亀裂が進行し、最悪の場合、破断するおそれがある。

詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/11/recall11-121.html

(2004/11/12)

後部座席シートベルト装着率、一般道が7.5%、高速道路11.5%

警察庁は、11日、シートベルトの着用状況を公表した。

一般道路では運転席が90.7%、助手席が78.5%、高速道路では、運転席が97.3%、助手席が91.3%だったが、後部座席は一般道が7.5%、高速道路が11.5%だった。

高速道路での運転席、助手席の着用率は前年から0.1ポイント低下しており、装着率は上昇は頭打ちになっている。

調査はJAFとの合同で、一般道路では全国780箇所、高速道路では109箇所で行われた。今後は指導取り締まりの強化、広報啓発活動、交通安全教育を強化するという。

詳細は、警察庁が、http://www.npa.go.jp/koutsuu/kikaku30/seatbelt.pdf(PDFファイル)、JAFが、http://www.jaf.or.jp/profile/news/file/104_17.htm

(2004/11/11)

軽自動車で初「歩行者頭部保護基準」の認可を取得、ダイハツ

ダイハツ工業は、11日、軽自動車で初めて「歩行者頭部保護基準」の認可を取得したと発表した。

ボンネットの構造を最適化したほか、堅い部分であるヒンジやカウルの位置を工夫した。

詳細は、http://www.daihatsu.co.jp/wn/041111-1f.htm

(2004/11/11)

[リコール・改善対策] COTYは獲得したが改善対策・レジェンド

国土交通省は、11日、マツダから安全関連のリコール、本田技研工業から改善対策の届け出があったことを公表した。

マツダは、平成11年5月10日から平成16年10月30日に製造されたボンゴ、ボンゴ ブローニイ、タイタンとOEMのニッサン・バネット、三菱・デリカの5車種、40,576台。四輪駆動車のフロントハブベアリングに不具合があり、ベアリングが破損し走行不能に至るおそれがある。また前軸差動装置に不具合があり、四輪駆動から二輪駆動への切り換え操作をしても、二輪駆動になっていないことがある。最悪の場合、前輪がロックして走行不能に至るおそれがある。

詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/11/recall11-111.html

ホンダは、平成16年9月22日から平成16年10月27日に製造されたレジェンドの806台。パワーステアリングフィードホースに不具合があり、据えきり状態から急激にハンドルを戻すとパワーステアリングオイルが漏れてハンドルの操作力が増大するおそれがある。

詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/11/recall11-114.html

(2004/11/11)

北海道、昨年よりも死者増加

北海道警察は、10日、10月末現在の交通事故状況を公開した。

10月末現在で死者は316人となっており、前年比2人増加している。都道府県別で全国ワースト。

事故の特徴としては、国道での事故が多い、正面衝突と車両単独事故が多い、昼間の時間帯の事故が多いことが挙げられる。

詳細は、http://www.police.pref.hokkaido.jp/statis/jiko/jikomonth.html

(2004/11/10)

[リコール] ブレーキが甘くなる、ボルボS40、V40

国土交通省は、10日、ピー・エー・ジー・インポート(ボルボ)から安全関連のリコールの届け出があったことを公表した。

平成15年10月28日から平成16年1月15日に製造された ボルボ S40、ボルボ V40の2車種、236台。制動装置のチェックバルブキャップに不具合があり、制動力が低下するおそれがある。

詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/11/recall11-102.html

(2004/11/10)

グレードにより安全装備に差があるのは変わらず、トヨタ・マークX

トヨタ自動車は、9日、高級セダン「マークX(エックス)」を発表、同日、発売を開始した。

頭部保護性能を追求したボディ構造や、運転席のニーエアバッグの標準装備が特徴。前席サイドエアバッグとカーテンエアバッグは一部で標準、その他でオプション。

通常走行時に前輪に30%、後輪に70%の駆動力を配分する4WDもあるが、スピン防止装置のVSCは装備できない。2WDでは、上級グレードに標準、中位はオプション、下位グレードには装備できず。

プライバシーガラスは一部のグレードで標準装備だが、その他は装備されない。後席中央席は3点式シートベルト。

詳細は、ニュースリリースが、http://www.toyota.co.jp/jp/news/04/Nov/nt04_061.html、商品紹介ページが、http://toyota.jp/Showroom/All_toyota_lineup/markx/

(2004/11/10)

神奈川では東名高速の上りで特に注意を

神奈川県警察は、9日、管内の高速道路での交通死亡事故の状況と、高速道路交通安全運動の情報を公開した。

東名高速の上り線で5件の死亡事故が発生していることに注目される。下り線では発生していない。その他、保土ヶ谷バイパスで3件の、横浜新道で2件の死亡事故が発生している。

11月21日から30日までの10日間、高速道路交通安全運動を行う。19日金曜日には東名高速道路上り線海老名サービスエリア内で出陣式を行う。

詳細は、死亡事故発生地点が、http://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mes87014.htm、高速道路交通安全運動が、http://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mes87007.htm

(2004/11/10)

スマートウェイ推進会議に作業部会を設置

国土交通省は、9日、スマートウェイ推進会議の下に作業部会を設置すると発表した。

スマートウェイ推進会議が提言した「ITS、セカンドステージへ」を受け、作業部会は提言内容の進捗状況、および提言内容の具体化にあたっての実務的な観点からの検討や評価に関する事項について議論する。

部会長は慶應義塾大学理工学部管理工学科教授の川嶋弘尚氏。第1回会合は12日に開催される。

詳細は、http://www.mlit.go.jp/road/press/press04/20041109_2/20041109_2.html

(2004/11/10)

JARI、『自動車研究』と所外論文

財団法人日本自動車研究所は、8日、『自動車研究』9月号と、10月の所外発表論文を公表した。

『自動車研究』9月号の特集は「ITS/予防安全特集」。巻頭言には「WP29におけるITSインフォーマル・グループの活動について」。研究速報として、「運転支援機能への信頼感と行動影響に関する予備的検討」、「運転支援機能への信頼感と行動影響に関する予備的検討」、「運転席部の回転によるドライビングシミュレータの運転違和感の低減」、「運転支援装置使用によるドライバの運転行動の変化に関する研究」などが掲載されている。

研究活動紹介には「ITS自動決済システム実証実験」や「5.8GHzの周波数を用いた車車間通信の情報伝達特性について」など。

詳細は、http://www.jari.or.jp/ja/hokoku/kikan/jido/jinew.html

安全関連の所外発表論文は、日本機械学会での「人体コンピュータモデル開発に関する自動車工業会の取り組み」、IRCOBIでの「Influence of Neck Muscle Tension on Cervical Vertebral Motions During Direct Loading of Human Head」などがあった。

詳細は、http://www.jari.or.jp/ja/hokoku/kanko/ronbun.html

(2004/11/08)

[リコール] KTM、人身事故が3件

国土交通省は、8日、KTM JAPANから安全関連のリコールの届け出があったことを公表した。

平成10年10月19日から平成15年2月12日に製造された 400 LC-4、640 LC-4、640 LC-4adventureの3車種、152台。前輪ホイールのスポーク部が折損することがある。折損したスポークがタイヤチューブを損傷させ、前輪タイヤがパンクし走行不能となるおそれがある。人身事故が3件発生している。国土交通省からの指示で不具合が見つかった。

詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/11/recall11-082.html

(2004/11/08)

第38回東京モーターショー2004―働くくるまと福祉車両―

社団法人日本自動車工業会は、2日から7日まで、「第38回東京モーターショー2004―働くくるまと福祉車両―」を開催している。

seatbelt.netでは、タカタの車椅子システムとモリタの「消救車」を取材した。詳細は、特集記事へ。

(2004/11/06)

第5回自動車安全シンポジウム トラック重大事故への挑戦

国土交通省は、5日、「第5回自動車安全シンポジウム トラック重大事故への挑戦」を開催した。

シンポジウムでは、フロント・アンダーラン・プロテクターの効果と義務化の方針や、ASV技術を利用した被害低減ブレーキの開発状況などか報告された。

seatbelt.netでは、シンポジウムに参加し特集記事を執筆した。詳細は、特集記事へ。

(2004/11/05)

国際交通安全学会、特集は環境と医療

財団法人国際交通安全学会は、5日、機関誌『IATSS Review』、英文機関誌『IATSS RESEARCH』、英訳抜粋版交通安全白書『WHITE PAPER ON TRAFFIC SAFETY IN JAPAN 2004』に関する情報を公開した。

IATSS Review Vol.29, No.2の特集は「規制・基準と環境・エネルギーへの効果」。論壇として、呉景龍氏が「交通事故死者数半減の研究課題」を、報告として徳田克己氏が「障害者用信号機の押しボタンの不適切な設置状況について」を執筆している。

IATSS RESEARCH Vol.28, No.2の特集は、「TRANSPORT AND EMERGENCY MEDICAL RESPONSE SYSTEMS」。全般的なトピックの他、スウェーデンと韓国の事例が紹介されている。

WHITE PAPER ON TRAFFIC SAFETY IN JAPAN 2004は、1,700円。

詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/09/091105_.html

(2004/11/05)

15年度のリコール、分析結果

国土交通省は、5日、平成15年度自動車のリコール届出内容の分析結果を公表した。

リコール届出件数・対象台数は過去最高を記録した。車種別では乗合車と二輪車の件数の増加が顕著だった。

国産車では部品の共通化が進み、1件あたりの対象台数が増加している。

詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/09/091105_.html

(2004/11/05)

セカンドステージITSへの意見募集の結果

国土交通省は、5日、セカンドステージのITSの方向性に関する意見募集の結果を公表した。

57名が165件の意見を寄せた。

路車間通信による走行支援システムの実用化に期待する意見や、事故多発地点情報等のデータベースとの連携を求める意見があり、提言書に反映された。

詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/boshu/kekka/kisha060617_.html

(2004/11/05)

『交通事故例調査・分析報告書』イタルダ

財団法人交通事故総合分析センター(イタルダ)は、4日、平成15年度の『交通事故例調査・分析報告書』を公表した。

茨城県つくば市のつくば交通事故調査事務所を中心に、専従職員14名で平成15年は一年間で301件の事故を調査した。

詳細は、http://www.itarda.or.jp/pub/h1510/h15-10.html

(2004/11/04)

違法駐車取締りの民間委託、説明会を開催。神奈川県警

神奈川県警察は、4日、 改正道路交通法に基づく違法駐車取締り関係事務委託に関する情報提供に関する情報を公表した。

受託を希望する法人を対象に、25日木曜日に、横浜・二俣川の運転免許試験場にて、道路交通法の改正の内容についての情報提供を行う。

詳細は今後、警察庁で詰めるが、現時点で判明している情報を事業者に提供する。

詳細は、http://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesf4026.htm

(2004/11/04)

11月下旬は「TOKYO交通安全キャンペーン」

警視庁は、4日、「TOKYO交通安全キャンペーン」の実施概要を公表した。

21日日曜日から30日火曜日までの期間中、二輪車の交通事故防止、高齢者の交通事故防止、違法駐車対策の推進を行う。

詳細は、http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotu/kyanpen/kyanpen.htm

(2004/11/04)

[リコール] トヨタのハイエースと救急車、関連で日野も

国土交通省は、4日、トヨタ自動車と日野自動車から安全関連のリコールの届け出があったことを公表した。

トヨタは、平成元年11月1日から平成12年4月30日に製造されたハイエースワゴン、ハイエースワゴン 4WD、ハイエースバン、ハイエースバン 4WD、レジアスエースバン、レジアスエースバン 4WD、ハイエースコミューター、ハイエースコミューター 4WD、トヨタ 救急車、トヨタ 救急車 4WDの10車種、651,366台。尾灯および制動灯が退色し、当該灯火の灯光の色が保安基準に適合しなくなるおそれがある。

詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/11/recall11-041.html

日野は、平成11年5月19日から平成12年4月21日に製造された日野 デュトロとOEMのトヨタ ダイナ200、トヨタ トヨエースG25、ダイハツ デルタの4車種、630台。尾灯および制動灯が退色し、当該灯火の灯光の色が保安基準に適合しなくなるおそれがある。

詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall04/11/recall11-042.html

(2004/11/04)

犬用シートベルト発売、BMW

ビー・エム・ダブリュー(BMW)は、1日、犬用シートベルトを開発、5日より発売すると発表した。

価格は21,000円で、3種類のサイズで7kgから40kgまでの犬に対応する。犬用シートベルトは犬の前足と胸部を固定する。

衝突の際、シートベルトで固定されていない小動物は、それ自身が傷害を負うだけでなく、乗員に傷害を負わす可能性がある。

詳細は、http://www.bmw.co.jp/News/2004/PDF/04-076B.pdf(PDFファイル)。

(2004/11/03)

社会実験、着実に進行中。国交省

国土交通省は、2日、社会実験の進行状況を更新した。

各地域の実施スケジュールが新しくなった。

東京都目黒区の自由が丘地区では、「トランジットモールと楽しく安全に歩ける歩行空間創出実験」が11月後半の2週間を中心に行われるなど、各地のスケジュールが公開された。

詳細は、http://www.mlit.go.jp/road/demopro/plan/h16schedule.html

(2004/11/02)

リコール調査員室発足、国交省

国土交通省は、1日、独立行政法人交通安全環境研究所に外部専門家等からなる「リコール調査員室」を発足させた。

外部から採用した3名のリコール調査員が、専門的知識による実証的、統一的な検討を進める。

リコール調査員に対する応募は12名あり、3名が採用された。

詳細は、国土交通省が、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/09/091101_.html、交通安全環境研究所が、http://www.ntsel.go.jp/ogani/recall/press041101.pdf(PDFファイル)。

(2004/11/01)

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