2003年1月のニュースバックナンバー |
主要ニュース/平成14年の死亡事故の特徴と取り締まり状況、JAFアンケート調査(自動車ユーザー意識)、高齢ドライバーの被害傾向
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平成14年の死亡事故の特徴と取り締まり状況 |
警察庁は、30日、 平成14年中の交通死亡事故の特徴及び道路交通法違反取締状況を公開した。
各種統計情報の他、統計の警察庁による分析がなされている。詳細は、http://www.npa.go.jp/toukei/koutuu2/h14jiko-tokuchou.pdf(PDFファイル)。(2003/01/31)
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交通切符の生年月日から元号を削除、平成生まれが刑事責任年齢に |
国家公安委員会は、30日、平成14年12月5日の定例委員会の概要を公開した。
同日の委員会で、警察庁は、平成15年1月8日以降、平成生まれの者が刑事責任年齢に達することから、交通切符の様式を変更するための、道路交通法施行規則の一部を改正する内閣府令案を報告した。詳細は、http://www.npsc.go.jp/report14/12_5.pdf(PDFファイル)。(2003/01/31)
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新キャタピラー三菱とシトロエンがリコール |
国土交通省は、30日、新キャタピラー三菱とシトロエン・ジャポンからリコールの届出があったことを公表した。
新キャタピラー三菱は、平成13年3月23日から平成14年12月13日に製造された三菱ホイールローダWS510、三菱ホイールローダWS510Aの2車種、115台。ブレーキ液の粘度が不適切なものがあるため、低温時に制動力が低下するおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/01/recall01-30_1.html。
シトロエン・ジャポンは、平成14年10月30日から平成14年12月3日に製造されたシトロエンC3の、116台。ABSのコントロールユニット取り付け部に不具合があり、漏電しABSの機能が停止し、最悪の場合発火するおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/01/recall01-30_2.html。(2003/01/30)
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4WDシステムを高度化、ランサーエボリューションVIII |
三菱自動車は、29日、新型「ランサーエボリューションVIII」 を発表、1月31日より発売を開始する。
特徴は、トップグレードに進化した電子制御4WDシステムを搭載したこと。センターディファレンシャル機構と新開発のヨーコントロールを組み合わせることにより、旋回性能とトラクション性能を向上した。
詳細は、http://www.mitsubishi-motors.co.jp/NEWS/0210-03/3564.html(ニュースリリース)。(2003/01/30)
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後部座席のシートベルトを調査、ホンダ、「SJ 1月号」を公開 |
本田技研工業は、29日、ホンダ安全運転普及本部の機関紙『セーフティジャパン』1月号の要約をホームページにて公開した。
特集は、「新春対談:夢見る力~科学・地球・人間-人間が生き存在するための安全と環境」。宇宙飛行士で日本科学未来館館長の毛利衛氏と本田技研工業社長の吉野浩行氏の対談。
後部座席でのシートベルト着用の調査をした。自動車専用道路で有料道路の第三京浜国道の東京インターチェンジで、土曜日の午後、観察による調査を行った。大人270名中、シートベルトを着用していたのは、3.8%の10名。このうち、6名はチャイルドシートに座った子供と同乗していた母親とみられる女性だった。小学生87名中、シートベルトをしていたのは、14.9%の13名だった。これに対して、チャイルドシートは、67名中、91.0%の61名が着用していた。この記事は、http://www.honda.co.jp/safetyinfo/sj/saishin/SJ03-01.pdf(PDFファイル)。
その他の記事に、財団法人日本交通安全教育普及協会会長の古橋源六郎氏や東洋大学経済学部の白石真澄助教授に対するインタビューがある。詳細は、http://www.honda.co.jp/safetyinfo/sj/saishin/index.html。(2003/01/29)
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欧州のNCAP、SUVや2シーターも評価 |
Euro NCAPは、28日、SUVや2シーターロードスターなどの車種の自動車アセスメントの結果を発表した。
BMW X-5、三菱パジェロPinin、アウディTT、MGTFなど、6車種がテストされた。乗員保護では、パジェロPininが3つ星、それ以外が4つ星だった。
歩行者保護では、MGTFが3つ星を獲得したが、ファミリーカーのSkoda SuperbとアウディTTは星なし、その他の3車種は1つ星であった。
詳細は、http://www.euroncap.com/press_releases/press_release_phase_12.htm。(2003/01/29)
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チャイルドシート装備の電動ハイブレッド自転車、ヤマハ発動機 |
ヤマハ発動機は、27日、チャイルドシートを標準装備した電動ハイブリッド自転車 「PASリトルモア」 を発表、2月25日より発売を開始する。
チャイルドシートには3点シートベルトや幼児をガードするクッションを装備する。またタイア空気圧の低下をサインで知らせる機能も搭載する。
詳細は、http://www.yamaha-motor.co.jp/news/2003-01-27/03_littlemore.html(ニュースリリース)と、http://www.yamaha-motor.co.jp/pas/product/littlemore.html(商品紹介ページ)。(2003/01/28)
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大阪府の交通事故発生マップ |
大阪府警察本部は、27日、あなたのまちの交通事故発生マップを発表した。
今回の更新で、平成14年一年間の発生地点が網羅された。平成14年の大阪府では、死者は4人減少したが、負傷者は50人増加している。
詳細は、http://www.police.pref.osaka.jp/kotsu/map/index.html。(2003/01/27)
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韓国と安全・環境分野で研究協力 |
独立行政法人交通安全環境研究所は、24日、韓国自動車研究院との間で、自動車の安全・環境に係る分野における研究協力協定を締結したと発表した。
今後、両研究機関の間で、共同研究、研究者の相互派遣などの学術的交流、セミナー・ワークショップ・国際会議の共同開催が行われる。
詳細は、http://www.ntsel.go.jp/news/press030124.pdf(PDFファイル)。(2003/01/25)
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扇国土交通相、AHSを体験 |
国土交通省国土技術政策総合研究所は、24日、15日に扇千景国土交通大臣が、同研究所を訪問したと発表した。
扇大臣は、AHS(走行支援道路システム)の実験車に同乗した。試験コースでは、雨霧環境実験施設の車線逸脱防止支援や前方障害物衝突防止支援、カーブ進入危険防止支援を体験した。扇大臣は、「AHSを初めて体験したが、霧の多い地域では有効。高齢社会にふさわしい装置。世界でも日本の研究が一番進んでいるので、このような装置の開発で事故をなくし、安心して車が利用できるようにしたい。」とのコメントを発表した。
詳細は、http://www.nilim.go.jp/japanese/report/daijin/index.html。(2003/01/25)
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JARI、『自動車研究』1月号 |
財団法人日本自動車研究所(JARI)は、24日、『自動車研究』2003年1月号を公開した。
新年にあたり、展望として「研究分野の課題と対応(研究体質改革と人材育成)」という論考が掲載され、「新しい衝突用ダミーの開発の経緯」、「変形エネルギ解析ソフトの開発」といった論文がある。
詳細は、http://www.jari.or.jp/ja/ron/jido/ji-new.html。(2003/01/25)
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三菱ふそうトラック・バスが初リコール、日産ディも |
国土交通省は、24日、日野自動車からリコールの届出があったことを公表した。
平成12年2月5日から平成14年9月30日に製造された日野スーパードルフィンプロフィアの2,565台。右サイドフレーム内のバッテリー配線の取り回しが不適切なため、ナイロンチューブからエアーが漏れ、走行不能になるおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/01/recall01-24_.html。(2003/01/24)
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2シータ軽自動車ツイン、安いので…… |
スズキは、22日、新型車「ツイン」を発表、同日発売を開始した。
ツインは、2人乗りの軽自動車。通常のガソリンエンジン搭載車と、軽自動車初となるハイブリッド車を用意した。安全面の特徴は、運転席SRSエアバッグ、ブレーキアシスト付ABS、シートベルトプリテンショナー・フォースリミッターを全車標準装備するが、最廉価グレードには、助手席SRSエアバッグがオプションでも用意されないこと。
詳細は、http://www.suzuki.co.jp/release/a/a030122b.htm(ニュースリリース)と、http://www.suzuki.co.jp/dom4/lineup/twin/index.html(商品紹介ページ)。(2003/01/24)
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三菱ふそうトラック・バスが初リコール、日産ディも |
国土交通省は、23日、三菱ふそうトラック・バスから2件、日産ディーゼル工業から1件のリコールの届出があったことを公表した。
三菱ふそうトラック・バスの1件目は、平成6年11月18日から平成14年9月7日に製造されたKC-FS410TZ、KC-FS411TZなどの24型式の7,837台。低床式後2軸駆動車の動力伝達装置に不具合があり、走行不能になるおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/01/recall01-23_1.html。
三菱ふそうトラック・バスの2件目は、平成12年1月29日から平成14年11月21日に製造されたふそう、ふそうエアロスターの2車種、50型式、6,611台。原動機の可変ノズル付過給機に不具合があった。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/01/recall01-23_2.html。
日産ディーゼル工業は、平成14年8月21日から平成14年11月29日に製造された、コンドルなどの2車種、25型式、1,571台。プロペラシャフトに不具合があり、走行不能にいたるおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/01/recall01-23_3.html。(2003/01/23)
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33.5%が後部座席シートベルト着用率向上には法制化が必要 |
社団法人日本自動車連盟(JAF)は、20日、JAFアンケート調査(自動車ユーザー意識)の結果を公開した。
後席に同乗した際のシートベルト着用状況について、「常に着用している」、「大体着用している」と回答したのは、一般道路で18.1%、高速道路では28.9%だった。しかし警察庁とJAFの調査によれば、一般道路での着用率は6.7%、高速道路では9.3%だった。10%から20%の回答者が「嘘をついている」ことになる。
シートベルトをしない理由としては、42.2%が「前席と比べ装着しづらいから」、37.3%が「窮屈だから」と回答した。その他に「シートベルトをするのが面倒」、「違反点数が付かないから」という回答があった。
着用率の向上には、33.5%が「義務・罰則を伴う法制度の改正」を、11.6%が「後席シートベルトを着用しやすいようにする」ことを挙げた。
この他に、ASV(先進安全自動車)に関する調査があった。
詳細は、http://www.jaf.or.jp/profile/news/file/103_02.htm。(2003/01/23)
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運転免許の取消処分者講習を委託 |
国家公安委員会は、22日、平成14年11月28日の定例委員会の概要を公開した。
委員から、昨年6月の道路交通法の改正により、飲酒運転に対する罰金の額が引き上げられたことに関連して、制度改正により増収があったのか、その使途を決定する主体とその裁量の余地について質問があった。
これに対して、警察庁からは、取り締まり状況については、検証ができていないとし、反則金を収入とする「交通安全対策特別交付金」の配分は、総務省が事故件数や道路延長などの数値に基づいて配分を行っていること、罰金は、国庫の一般会計に納入されているとの説明があった。
詳細は、http://www.npsc.go.jp/report14/11_28.pdf(PDFファイル)。(2003/01/23)
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救命救急センターの97.5%が「合格点」 |
厚生労働省は、22日、平成14年度の救命救急センターの評価結果を公表した。
全国160ヶ所の救命救急センターを対象とし、診療体制や患者受入実績等を点数化した。97.5%が、補助金が100%交付される「充実段階A」と評価された。昨年度は、A評価は92.4%だった。
補助金が90%交付されるB評価は、釧路市立釧路総合病院、青森県立中央病院、新潟県の長岡赤十字病院、兵庫県の公立豊岡病院但馬救急センターの4施設。C評価はなかった。
詳細は、http://www.mhlw.go.jp/houdou/2003/01/h0115-2.html。(2003/01/22)
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欧州委員会と安全・環境対策で協力 |
国土交通省は、22日、欧州委員会企業総局と、自動車技術分野における安全・環境対策等について双方が協力して推進することで合意した。
中山国土交通省自動車交通局技術安全部長とワイゼンベルグ欧州委員会企業総局F局
(単一市場、消費財担当)局長が、合意文書に署名した。合意事項は、年一回程度の定期会合を開催し、情報の交換を行うことや、国連自動車基準調和世界フォーラム(UN/ECE/WP29)など場で、協力を行うこと。
日本は、米国とも同様の合意を昨年の9月にしている。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/09/090122_.html。(2003/01/22)
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高齢ドライバーの被害傾向、イタルダ・インフォメーション |
財団法人交通事故総合分析センター(イタルダ)は、21日、『イタルダ・インフォメーション』NO.40 全国市区町村別交通事故死者数(平成13年)と、NO.41 高齢運転者の傷害状況(前面で衝突した自動車運転者の場合)を公開した。
シートベルト着用した死傷者を、車両損壊度別に調査したところ、30歳付近の運転者の死亡率、負傷率が最も低く、年齢が上がるにつれ、怪我の程度が重くなることが明らかになった。
45歳以下では、頭部に傷害を受ける事例が多いのに対して、55歳代以上では、胸部の損傷が大きくなる傾向があった。これに関連して、高齢者ではシートベルトによる胸部への傷害が見られた。
今回の公開から、ファイル形式がPDFとなり、10.2MB(NO.40)、3.2MB(NO.41)とファイルサイズが肥大化している。NO.40は、http://www.itarda.or.jp/pub/h1312/h13-12.html(PDFファイル)、NO.41は、http://www.itarda.or.jp/info41/info41.pdf(PDFファイル)。(2003/01/22)
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『IATSS Review』Vol.27, No.3は、航空機の安全 |
財団法人国際交通安全学会(IATSS)は、20日、学会誌『IATSS Review』Vol.27, No.3の概要を公表した。
特集は、「民間航空の運航における安全確保の現状と展望」。その他に守谷俊著「交通安全と外傷治療」が掲載されている。
詳細は、http://wwwsoc.nii.ac.jp/iatss/review/v27-n3/rev-moku.html。(2003/01/21)
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Euro NCAPの5つ星が登場、サーブ9-3 |
日本ゼネラルモーターズ株式会社は、20日、サーブ9-3 スポーツセダンを発表、2月8日より発売を開始する。
サーブ9-3の特徴は、Euro NCAPにて、史上初の5つ星を獲得したこと。AピラーからCピラーのサイドウインド上部に収納されたルーフレールエアバッグ、ロー、ハイビームともにキセノン式ヘッドランプを採用し、ESP(エレクトロニックスタビリティプログラム)を装備する。
詳細は、http://www.gmjapan.co.jp/cgi-bin/whatsnewDetail_GMJ.cgi?RecNo=00344(ニュースリリース)。(2003/01/21)
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WISH、安全装備は平凡 |
トヨタ自動車は、20日、新型車「ウィッシュ(WISH)」を発表、同日発売を開始した。
ウィッシュは、1.8lエンジン搭載の5ナンバーサイズの7人乗りミニバン。安全面の特徴は、前席SRSサイドエアバッグと、前席とセカンドシートの乗員を保護するSRSカーテンシールドエアバッグをオプション設定した。セカンド中央席を含む全席にヘッドレストを装備したが、セカンド中央席のシートベルトは2点式。
4WDも用意されるが、通常時は、FF状態で走行するパートタイム4WDになる。プライバシーガラスは、全車標準装備。詳細は、http://www.toyota.co.jp/News/2003/Jan/nt03_006.html(ニュースリリース)と、http://www.toyota.co.jp/Showroom/All_toyota_lineup/wish/index.html(商品紹介ページ)。(2003/01/20)
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救急救命士の業務のあり方等に関する検討会、議事録公開 |
厚生労働省は、17日、第4回「救急救命士の業務のあり方等に関する検討会」議事録を公開した。
第4回会合では、「ワーキングチーム報告書」が読み上げられ、「除細動」「気管挿管」「薬剤投与」の各論について議論をした。
この中で、除細動器に関して、3年間を目処に全消防本部に一台以上配備する予定であることが、消防庁救急救助課長から明らかにされた。また、4月から救急救命士に対し包括的指示による除細動が解禁される。
12月11日の開催であった第4回会合は、25名中7名の委員が欠席した。議事録は、http://www.mhlw.go.jp/shingi/2002/12/txt/s1211-1.txt。
検討会の議事録や中間報告へのリンク集「救急救命士の業務のあり方等に関する検討会」は、こちら。(2003/01/17)
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内閣府政策統括官(総合企画調整担当)に、山本信一郎氏 |
福田康夫内閣官房長官は、17日、午前の記者会見にて、内閣府政策統括官(総合企画調整担当)に、大臣官房審議官(沖縄担当)の山本信一郎氏を起用すると発表した。
本日の閣議にて人事案件が承認された。発令は本日付け。平成13年の省庁再編により、総務庁大臣官房交通安全対策室は、内閣府政策統括官(総合企画調整担当)の下に、交通安全対策として再編されている。
詳細は、http://www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/rireki/2003/01/17_a.html。(2003/01/17)
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ITS関連のリンクを4件追加 |
seatbelt.netは、16日、「交通安全リンク」を更新し、「ITS Japan」、「国土交通省道路局ITSページ」、「AHS研究組合」、「ITS世界会議 愛知名古屋 2004」へのリンクを追加した。
ITSは、IT技術などを駆使して自動車の高度化を図るアイディア。ITS Japanは、日本のITS研究開発のまとめ役である。ITS世界会議は、2004年は名古屋で開催される。
技術研究組合 走行支援道路システム開発機構(AHS研究組合)が中心となって研究開発しているAHSは、道路と車両で通信を行い、安全性や利便性を向上させるシステム。
「交通安全リンク」は、ここから。
HTMLコードのオーサリングミスにより、Mac OS XのSafariで、追加した項目が表示されないバグを修正しました。(2003/01/16 : 掲載) (2003/01/17 : 修正)
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スカイラインクーペ、VDCを標準装備 |
日産自動車は、16日、スカイラインにクーペを追加、AT車は同日より、MT車は2月6日より発売を開始する。
横滑り防止装置であるVDC(ビークルダイナミクスコントロール)や運転席・助手席SRSサイドエアバッグシステム、SRSカーテンエアバッグシステム、キセノンヘッドライトを全車標準装備した。プライバシーガラスもオプションとなっている。
クーペは乗車定員が4名のため、後部座席中央席はない。詳細は、http://www.nissan-global.com/JP/STORY/0,1299,SI9-CH-LO4-TI721-CI559-IFY-MC92,00.html(ニュースリリース)と、http://www2.nissan.co.jp/SKYLINE/V35/0301/(商品紹介ページ)。
また、同社は、同日、スカイラインセダンを一部改良し、27日より発売する。
サスペンションのチューニングを硬めに変更し、操縦安定性を向上した他、ブレーキパットの摩擦係数を高め、放熱性に優れるブレーキロータを採用した。
しかし、セダンでは、SRSカーテンエアバッグシステム、運転席・助手席SRSサイドエアバッグシステム、前席アクティブヘッドレスト、後席中央席ELR付3点式シートベルトは、「セーフティーパック」として、一部グレードにオプション装備される点に変更はない。詳細は、http://www2.nissan.co.jp/SKYLINE/V35/0301/(商品紹介ページ)。(2003/01/16)
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妊婦を対象にチャイルドシート講演会とコンサート |
チャイルドシート連絡協議会は、14日、チャイルドシート安全装着シンポジウム「SAVE THE CHILDREN 2003」を開催すると発表した。
3月12日水曜日午後6時から8時30分、東京都渋谷区の「こどもの城・青山円形劇場」。対象は「初産のプレママ1名と同伴者1名」で、100組200名。2月23日日曜日までに、ホームページ、または、葉書、FAXで申し込みをする。応募多数の場合は抽選。
日本保育園保健協議会会長でこどもの城・小児保健クリニック院長の巷野悟郎氏による講演、社団法人日本自動車連盟(JAF)の稲垣昇氏と女優の芳本美代子さんによる「チャイルドシートの効用と正しい取付け方法について」 、ウカララ 、EPOが出演する「参加型マタニティ・コンサート」が予定されている。
詳細は、http://www.child-seat.gr.jp/whats/20030115.html。(2003/01/15)
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首相、死者減少の都道府県を表彰 |
小泉純一郎内閣総理大臣は、14日、昨年の交通事故死者数が減少した7府県を表彰した。
表彰をされたのは、山梨県、京都府、広島県、香川県、高知県、佐賀県、長崎県及び大分県の各府県。各知事が、首相官邸にて表彰状を受け取った。表彰の基準は明らかでない。
詳細は、http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2003/01/14koutu.html。[参考ページ]平成14年交通事故死者統計・絶対数、増減数、増減率(seatbelt.net)(2003/01/15)
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国土交通省図書館、12月の新着図書 |
国土交通省は、14日、国土交通省図書館の2002年12月の新着図書を公開した。
12月は主に各種統計のほか、航空・鉄道事故調査委員会の『航空重大インシデント調査報告書』、『航空事故調査報告書』が、政策形成関連として城山英明(編著)『続・中央省庁の政策形成過程 -その持続と変容-』、宇賀克也『ケースブック 情報公開法』が収蔵された。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/library/sinchaku.htm。(2003/01/14)
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『自動車工学 -基礎-』を発売、自動車技術会 |
社団法人自動車技術会は、10日、若手技術者・学生向けの基礎的な自動車工学のテキスト『自動車工学 -基礎-』を、15日に発売すると発表した。
エンジンやドライブシャフトに関する章の他、衝突安全やITSの章がある。価格は、自動車技術会の会員は2,520円、一般価格は3,150円。
詳細は、http://www.jsae.or.jp/07pub/newpub.html#KOGAKUKISO。(2003/01/11)
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運転免許の取消処分者講習を委託 |
国家公安委員会は、10日、平成14年11月21日の定例委員会の概要を公開した。
この日、警察庁は、現在、都道府県公安委員会が行っている運転免許の取消処分者講習を、指定講習機関に行わせることとし、講習を行う運転適性指導員の要件に係る規定を整備することを報告し、国家公安委員会の決裁を受けた。この措置で、道路交通法に定められた13の講習全てが、指定講習機関に委託することになった。
詳細は、http://www.npsc.go.jp/report14/11_21.pdf(PDFファイル)。(2003/01/10)
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交通安全教育指導者研修会は2月20日、21日 |
財団法人日本交通安全教育普及協会は、9日、平成14年度
「交通安全教育指導者研修会」の開催概要を公開した。
2月20日木曜日と21日金曜日に、東京都渋谷区代々木の独立行政法人「国立オリンピック記念青少年総合センター」にて開催する。
対象は、都道府県・市区町村交通安全担当者、交通指導員等で、募集人員は80名。詳細は、http://www.jatras.or.jp/text/kensyu/11b.html。(2003/01/10)
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「交通安全教育」1月号、特集は「交通安全教育をどう評価するか」 |
財団法人日本交通安全教育普及協会は、9日、月刊誌「交通安全教育」1月号の情報を公表した。
特集は、「交通安全教育をどう評価するか」。筑波大学心理学系教授・新井邦二郎氏が、「効果的な安全教育を進めるために」を執筆している。東京電機大学理工学部教授・佐野彰一氏が、連載「自動車の走るはなし」を開始し、「自動車事故第1号はなぜ起こったか」を執筆している。
日本交通安全教育普及協会会長の古橋源六郎氏、 内閣府大臣官房審議官の石川正氏、 文部科学省スポーツ・青少年局長の遠藤純一郎氏、警察庁交通局長の属憲夫氏が年頭あいさつを寄せている。詳細は、http://www.jatras.or.jp/text/jtse441.html。
また、科学警察研究所交通安全研究室の藤田悟郎氏の、連載「《検証》事故はなぜ起こったか」は、「大型車の幅寄せにより発生した高速道路上の事故」を取り上げている。大型トラックが幅寄せをしたことが事故を誘発し、後部座席の乗員がシートベルトを着用していなかったことが、事故の被害を大きくした事例を紹介している。記事は、http://www.jatras.or.jp/text/jtse13_0036.htmlで読める。(2003/01/10)
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救急救命士の業務のあり方等に関する検討会、議事録公開 |
厚生労働省は、9日、第5回「救急救命士の業務のあり方等に関する検討会」ワーキングチーム議事録を公開した。
第5回ワーキングチームでは、ワーキングチーム報告書(案)について議論をした。http://www.mhlw.go.jp/shingi/2002/12/txt/s1203-1.txt。
検討会の議事録や中間報告へのリンク集「救急救命士の業務のあり方等に関する検討会」は、こちら。(2003/01/10)
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今年のスタートも死者は減少 |
警察庁は、7日、「平成14年中の交通事故死者数について」と「年末・年始における交通事故発生状況」を発表した。
「平成14年中の交通事故死者数について」には、交通事故発生状況の推移や死者数4人以上の交通死亡事故、交通事故発生件数・運転免許保有者数・自動車保有台数の推移、交通安全基本計画の推移(計画期間、目標、結果)が含まれている。URLは、http://www.npa.go.jp/toukei/koutuu6/h14-shisha.pdf(PDFファイル)。
「年末・年始における交通事故発生状況」では、12月28日から1月5日の期間中の死者は、前年比24人減、率にして11.5%減の184名だった。URLは、http://www.npa.go.jp/toukei/koutuu2/nenmatsunenshi-jiko.pdf(PDFファイル)。(2003/01/10)
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三菱自動車、スズキ、マツダ、MINIがリコール |
国土交通省は、9日、三菱自動車工業から2件、スズキ、ビー・エム・ダブリューからそれぞれ1件のリコールの届出があったことを公表した。
三菱自動車工業の1件目は、平成9年6月18日から平成13年2月8日に製造されたデリカの17,644台。クランクシャフトプーリを固定するベルトが不適切なため、エンジンが正常に作動しなくなるおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/01/recall01-09_1.html。
三菱自動車工業の2件目は、平成11年12月16日から平成13年5月29日に製造されたプラウディア、ディグニティの2車種、441台。V8エンジン搭載車において、リレーボックス内の部品に不具合があった。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/01/recall01-09_2.html。
スズキは、平成14年5月7日から平成14年7月31日に製造された、スズキ・エブリイ、キャリイとマツダ・スクラムの3車種、17,801台。ボルトとナットの締付け力が不足しているものがあるため、最悪の場合、ハンドル操作困難となるおそれがある。ボルトとナットを規定トルクで締め付ける対策をとる。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/01/recall01-09_3.html。
BMW(ビー・エム・ダブリュー)は、平成13年11月13日から平成14年6月13日に製造された「MINI One、Cooper、Cooper S」の3車種、6,517台。駐車ブレーキに不具合があり、良品と交換する。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/01/recall01-09_4.html。 (2003/01/09)
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自動車図書館、12月の新着図書 |
社団法人日本自動車工業会は、8日、自動車図書館の2002年12月の新着図書を公開した。
12月は主に各種統計が収蔵された。詳細は、http://www.jama.or.jp/lib/car_library/new_books0212.html。(2003/01/09)
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サニーの制動灯がつかなくなるリコール |
国土交通省は、8日、日産自動車からリコールの届出があったことを公表した。
平成14年4月15日から平成14年5月24日に製造されたサニーの3,627台。電気配線の回路が不適切なため、制動灯が点灯しなくなるおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/01/recall01-08_.html。
また、12月の対象台数100台未満のリコールも同日公表された。ハーレーダビッドソンジャパンは、駐車した際、サイドスタンド支持脚が溶接部から突然破損して折れ曲がり、車両が転倒するおそれがある。日野自動車株式会社はスーパードルフィンプロフィア、三菱自動車工業株式会社はふそうエアロスターをリコールした。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/01/recall01-08_.pdf(PDFファイル)。(2003/01/08)
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チャイルドシートの登録制度で修理率が向上、米国 |
米国運輸省高速道路安全局(National Highway Traffic Safety Administration (NHTSA))は、6日、チャイルドシートの登録制度が効果を上げている、との調査結果を発表した。
1993年から始まった登録制度により、リコールされたチャイルドシートの修理率は、13.8%から21.5%に向上した。一方で、この制度に要する費用は、チャイルドシート一台あたり43セントに過ぎないとしている。
チャイルドシートの登録制度によって、チャイルドシートのメーカーは、郵送料無料の登録カードの製品への添付が義務づけられている。このカードの返送率は、27%になっている。登録は、NHTSAのウェブサイトで行えるほか、NHTSAに電話で請求することもできる。
詳細は、ニュースリリース・http://www.nhtsa.dot.gov/nhtsa/announce/press/pressdisplay.cfm?year=2003&filename=pr01-03.htm、または、調査結果・http://www.nhtsa.dot.gov/cars/rules/regrev/evaluate/809518.html。(2003/01/08)
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JARI、所外発表論文を公開 |
財団法人日本自動車研究所(JARI)は、7日、所外発表論文と『自動車研究』2002年12月号を公開した。
所外発表論文では、交通安全関連の論文題名として、 「顔面打撲時の頚椎挙動解析ー非骨傷性頚椎損傷の受傷機序解明に向けてー」『第37回日本脊髄障害医学会』「How to Assist a Driver : -Information Presentation , Warning and Control-」『ITS導入とシステム・法律・ユーザの諸問題』
がある。また、自動車技術会2002年秋季学術講演会や、第11回交通・物流部門大会で発表された論文題名も掲載されている。詳細は、http://www.jari.or.jp/ja/ron/ronbun.html。
『自動車研究』2002年12月号の特集は、JCAPで、環境問題が中心となっている。詳細は、http://www.jari.or.jp/ja/ron/jido/ji-new.html。(2003/01/08)
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10年以内に死者数5,000人以下に、官房長官 |
福田康夫内閣官房長官は、7日、同日の閣議において、今後10年間を目途に交通事故死者数を5千人以下に減らすことを表明した、と記者会見で明らかにした。
発生件数及び負傷者数の減少傾向を定着させることを目指すことも明らかにされた。また、谷垣禎一国家公安委員会委員長が、閣議にて「交通事故防止対策の推進」について発言を行った。
官房長官記者発表は、http://www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/rireki/2003/01/07_a.html。(2003/01/07)
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4.8%の減少、昨年の死者数 |
12月31日の交通事故死者日報によると、平成14年の交通事故による死者は、前年比421人減の8,326人、率にして4.8%の減少だった。
死者の増加した都県は、14都県。増加率が最悪だったのは、秋田県の30.7%増、最も減少率が高かったのは、香川県の38.1%減だった。
seatbelt.netでは、都道府県別の、死者の絶対数によるソート、死者の増減数によるソート、増減率によるソートの3種類の表を用意した。平成14年交通事故死者統計・絶対数、増減数、増減率。日報は、http://www.itarda.or.jp/kouki/021231.html。(2003/01/06掲載・2003/01/07記事更新)
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三菱ふそうトラック・バス株式会社、発足 |
三菱自動車工業のトラック・バス部門が分社した「三菱ふそうトラック・バス株式会社」が、6日、発足した。
三菱ふそうには、ダイムラー・クライスラーが資本参加している。ホームページは、http://www.mitsubishi-fuso.com/。(2003/01/07)
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初日の出暴走84台に整備命令 |
国土交通省は、6日、年末年始に実施した街頭特別検査の結果を公表した。
137台の車両を検査し、84台に整備命令を出した。実施場所は、1都11県の14か所で、112名の自動車検査官が出動した。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/09/090106_.html。(2003/01/06)
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15年ぶりに交通事故死者500人以下に。北海道警10大ニュース |
北海道警察は、1日、「平成14年北海道警察10大ニュース」を発表した。
10台ニュースの2番目に、「昭和62年以降15年ぶりに交通事故死者500人を切る」が入った。その要因として、「交通死亡事故抑止緊急大作戦」と「デイ・ライト(昼間点灯)運動」を挙げ、「死亡事故抑止に直結した画期的な交通規制・管制体制」を行ったとしている。
詳細は、http://www.police.pref.hokkaido.jp/info/keimu/news/news.html。(2003/01/04)
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統計開始以来最低の8,326人、平成13年の交通事故死者数 |
政府は、2日、平成13年中の交通事故による死者は、8,326人であった、と発表した。
発生件数と負傷者数も12年ぶりに減少した模様。中央交通安全対策会議会長である小泉純一郎内閣総理大臣は、「新年を迎え、今後10年間を目途に、交通事故死者数を更に半減する決意を固めました。」との談話を発表した。詳細は、http://www.kantei.go.jp/jp/koizumispeech/2003/01/02danwa.html。(2003/01/02)
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謹賀新年 |
明けましておめでとうございます。
旧年中は、seatbelt.netをご愛読頂き、ありがとうございました。本年も、最新で詳細な情報を提供して参ります。よろしくお願いいたします。
2003年元旦 seatbelt.net 上田啓史 (2003/01/01)
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情報提供のお願い
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交通安全に関する情報をseatbelt.netまで御寄せください。メールアドレスは、webmaster@seatbelt.netです。
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