2003年8月のニュースバックナンバー |
主要ニュース/頭部保護機能付きサイドエアバックは、死者を45%削減、「クルマの車名別乗員死亡率に関する質問主意書」、軽傷事故に関する調査研究、イタルダ
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9月は、自賠責制度のPR月間。今年は上戸彩 |
国土交通省は、29日、平成15年度自賠責制度PRの実施について、発表を行った。
9月の一ヶ月間を全国統一PR期間とする。自賠責制度と被害者救済対策、無保険(無共済)車問題について、ポスターの掲示やニッポン放送系列32局ネットのスポットCMを放送する。ポスターに登場するのは、女優上戸彩。キャッチコピーは『 乗ってるヒトも乗ってないヒトも、知っていてほしいな、「自賠責」のこと。』。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/09/090829_3_.html。(2003/08/29)
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不正車検に係る書類送検に関する自動車交通局長コメント |
国土交通省は、29日、不正車検に係る書類送検に関する自動車交通局長コメントを発表した。
公正であるべき検査業務の遂行で、事件が発生したことを厳粛に受け止め、自動車検査独立行政法人と連携し、再発防止に取り組み、国民の信頼回復を期すとしている。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/09/090829_4_.html。(2003/08/29)
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レガシー3Lに、ドライバー支援システムを搭載 |
富士重工業は、27日、9月に発売する新型「レガシィ ツーリングワゴン 3.0R」に、改良したドライバー支援システム「ADA」を搭載すると発表した。
2基のCCDカメラに加え、ミリ波レーダーを搭載する。新たに、先行車に自車が一定以上の速度で接近している場合に警報音で知らせる「追従モニター」、車両のふらつきを検知し、センターディスプレイ表示や警報音によって注意を促がす「ふらつき警報」、VDCからの情報を元に、路面状況に応じたタイヤのグリップ力の変化を予測し、センターディスプレイに表示する「グリップモニター」を実現する。
詳細は、http://www.fhi.co.jp/news/03_07_09/03_08_27b.htm。(2003/08/28)
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東京モーターショー、前売り券は9月1日から |
社団法人日本自動車工業会は、28日、10月25日から11月5日に開催する東京モーターショーの前売入場券を、9月1日月曜日から販売を開始すると発表した。
一般は1000円、中学高校生は500円。従来は高校生は一般扱いであったが、今回からは半額とした。また、販売チャネルに、農協観光などを加えた。
東京モーターショーの期間中、社団法人自動車技術会が、併催シンポジウムを開催する。
詳細は、モーターショーが、http://www.tokyo-motorshow.com/、併催シンポジウムが、http://www.jsae.or.jp/02evnt/calender.html#SYMP0503。(2003/08/28)
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日野と三菱ふそうがリコール |
国土交通省は、28日、日野自動車と三菱ふそうトラック・バスからそれぞれ1件のリコールの届出があったことを公表した。
日野は、平成2年5月22日から平成12年6月28日に製造された日野ブルーリボンの6,402台。ステアリングに2個の不具合があり、操舵できなくなるおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/08/recall08-28-1.html。
三菱ふそうは、平成12年8月4日から平成15年2月24日に製造されたWR11-3、WA80-3などの11車種、467台。後輪車軸のブレーキホースの取り回しが不適切なため、サスペンションと干渉し、制動力が低下するおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/08/recall08-28-2.html。(2003/08/28)
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ホンダ、インストラクターの競技大会を開催 |
本田技研工業は、27日、9月5日、6日の二日間、「第7回セーフティジャパンインストラクター競技大会」を開催すると発表した。
参加するのは、ホンダの交通教育センターのインストラクター、ホンダ社内の各事業所で従業員への安全運転普及に携わるインストラクター、四輪販売会社でユーザーに安全指導するセーフティコーディネーター、二輪の販売店などでユーザーに乗り方や安全指導するライディングアドバイザーなど102名。
四輪、二輪の実技の他、インストラクターを対象とする指導力部門もある。
詳細は、http://www.honda.co.jp/news/2003/c030827c.html。(2003/08/27)
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警察庁の来年度の計画 |
警察庁は、27日、「平成16年度警察庁予算概算要求・要望の概要」、「平成16年度警察庁の組織改正要求の概要」、「平成16年度地方警察官の増員要求について」を公表した。
来年度予算は、前年度比9.1%増の2826億5200万円。「あんしん歩行エリア」における歩行者等の死傷事故の3割抑止等の目標達成に向けた交通安全施設等整備事業の推進や新しい駐車取締りシステムの構築など、安全・快適な交通環境実現のための施策の推進に、234億9800百万円を要求する。
交通関係の組織改正は予定されていないが、地方警察官を全国的規模で4,500人の増員を要求する。
詳細は、予算概算要求が、http://www.npa.go.jp/chotatu/kaikei3/gaiyou.pdf(PDFファイル)、組織改正要求が、http://www.npa.go.jp/seisaku/soumu3/gaiyou.pdf(PDFファイル)、地方警察官の増員要求が、http://www.npa.go.jp/seisaku/jinji1/zouin.pdf(PDFファイル)。(2003/08/27)
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頭部保護機能付きサイドエアバックは、死者を45%削減 |
米国IIHS/HLDI (Insurance Institute for Highway Safety, Highway Loss Data Institute) は、26日、「Status Report」Vol.38 No.8を公表した。
頭部保護機能を含むサイドエアバックは、側面衝突におけるドライバーの死者を45%前後削減する効果がある。頭部保護機能がないサイドエアバックは、効果が薄れ、10%前後になる。より高い位置で衝突が起きる、車高の高いクルマが増えているので、頭部保護機能が重要になっていると、IIHSは指摘している。
サイドエアバックの効果は、男性と女性、年齢、大型車と小型車で、効果の差が見られなかった。
米国では、2003年モデルでは、40%が頭部保護機能付きのサイドエアバックを装備している。
調査は、道路上で発生した事故の統計を用いた。サイドエアバックの効果に関する最初の研究だと、IIHSは述べている。
詳細は、ニュースリリースが、http://www.hwysafety.org/news_releases/2003/pr082603.htm、調査結果が、http://www.hwysafety.org/srpdfs/sr3808.pdf(PDFファイル)。(2003/08/26)
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米国のシートベルト着用率、過去最高の79% |
米国運輸省道路交通安全局(National Highway Traffic Safety Administration (NHTSA))は、26日、シートベルト着用率が、過去最高の79%に達したと発表した。
米国連邦運輸省のノーマン・ミネタ長官は、「ブッシュ政権は、交通における安全を最重要課題としている。全ての人が、いつもシートベルトをするまで満足しない。」と述べた。
2002年は、75%だった。またシートベルト着用義務違反のみで検挙される州では、装着率は83%に上ったが、他の違反と同時に取り締まる州では75%にとどまった。ピックアップトラックは69%だったが、SUVは83%に達した。地域別では、北東部と中西部で低く、西部と南部で高い傾向があった。
詳細は、ニュースリリースが、http://www.nhtsa.dot.gov/nhtsa/announce/press/pressdisplay.cfm?year=2003&filename=pr39-03.html、調査結果が、http://www-nrd.nhtsa.dot.gov/pdf/nrd-30/NCSA/Rpts/2003/SafetyBelt2003.pdf(PDFファイル)。(2003/08/26)
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メルセデスEクラスワゴン、荷物に配慮して…… |
ダイムラー・クライスラー日本は、26日、大型ステーションワゴン「メルセデス・ベンツ Eクラス ステーションワゴン」を全面改良、同日、発売を開始した。
ワゴンモデルでは、後輪サスペンションに、セルフレベリング付リアエアサスペンションを採用。ESPやサイドバッグ(前席・後席)、ウインドウバックは、全車標準装備する。
上位グレードのE320には、エアサスペンションであるAIRマティックDC サスペンションをオプション装備できるが、同時にプライバシーガラスも装備されてしまう。
11月には、高性能モデルとともに、4WDモデルも追加する。
詳細は、http://www.mercedes-benz.co.jp/news/news/03_0826.html(ニュースリリース)と、http://www.mercedes-benz.co.jp/showroom/passenger/e_class_sw/index.html(商品紹介ページ)。(2003/08/26)
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アクティブAFSは全車標準、シーマ |
日産自動車は、26日、高級セダン「シーマ」を一部改良、同日、発売を開始した。
ステアリング操作に合わせてヘッドランプの照射範囲を自動的に変化させる「アクティブAdaptive Front-lighting System」は、全車に標準装備する。「インテリジェントブレーキアシスト」と「前席緊急ブレーキ感応型プリクラッシュシートベルト」は、上位グレードには標準、下位グレードではオプション設定。
セルシオは、プライバシーガラスを標準装備したが、シーマは、メーカーオプションにとどめた。
スピン防止装置であるVDCは、上位グレードに標準装備されるが、下位グレードでは、装備できない。
詳細は、http://www.nissan-global.com/JP/STORY/0,1299,SI9-CH-LO4-TI880-CI666-IFY-MC92,00.html(ニュースリリース)と、http://www.nissan.co.jp/CIMA/(商品紹介ページ)。(2003/08/26)
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小松製作所が2件のリコール |
国土交通省は、26日、小松製作所からリコールの届出があったことを公表した。
1件目は、平成8年1月9日から平成13年9月30日に製造されたPW128UU-1、PW128UU-1Sの2車種、247台。変速機作動油の二次フィルターの定期交換時期が明示されていないため、交換しない場合、変速できなくなるおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/08/recall08-26-1.html。
2件目は、平成14年7月1日から平成15年1月29日に製造されたWR11-3、WA80-3などの11車種、467台。原動機のスタータモータ用リレーに不具合があり、始動できなくなるおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/08/recall08-26-2.html。(2003/08/26)
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政府答弁はいい加減、「クルマの車名別乗員死亡率に関する質問主意書」 |
長妻昭衆議院議員(民主党)は、「クルマの車名別乗員死亡率に関する質問主意書」、「クルマの車名別乗員死亡率に関する再質問主意書」の質問と答弁書を公表した。
長妻代議士は、財団法人交通事故総合分析センター(イタルダ)が公表する予定の「研究報告書 交通事故と運転者と車両の相関についての分析結果」にて、車名別に、「一万台当たり乗員死亡事故台数」「一万台当たり乗員死傷事故台数」「一万台当たり運転者死者数」「車両台数」を公表するように求めた。
これに対して、政府は、長妻代議士が求める4つの数値は、「資料は存在せず、お答えすることは困難である」との答弁を行った。
長妻代議士は、イタルダが、車名別に死亡事故台数、死傷事故台数、運転者死者数、それぞれの実数を公表していることを指摘し、再度、車名別の公表を求める再質問を行った。
政府は、これらの数値は、「センターが、利用者の参考に供するため、自主的に作成し公表したものであると承知している」と答弁した。それに加えて、「交通事故は、人、道路交通環境、車両等様々な要因によって発生するものであり、乗用車の通称名ごとに事故に遭う傾向の高低を比較することは必ずしも適当ではないと考えており、『一万台当たり乗員死亡事故台数』が多い乗用車を通称名順に示す資料を作成することは考えていない」との考えを示した。
最初の政府答弁は、イタルダが最新の研究報告書 交通事故と運転者と車両の相関についての分析結果」で、車名を公表した事実を把握しておらず、不誠実な答弁といわざるを得ない。政府が、車名別の資料を作成する意思がないことが明らかになり、次回の公表後も、非政府機関が、車名別のリストを作成しなければならない。
詳細は、質問が、http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a156130.htm、政府答弁が、http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b156130.htm。
再質問が、http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a156143.htm、答弁が、http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b156143.htm。(2003/08/25)
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軽傷事故に関する調査研究、イタルダ |
財団法人交通事故総合分析センター(イタルダ)は、25日、『研究報告書 軽傷事故に関する調査研究」の概要を公表した。
研究は、軽傷事故と物損事故が増加していることを指摘し、軽傷事故増加要因を、(1) 交通参加の機会増大による事故暴露度の増大、(2) 渋滞時・混雑時走行が増えた、(3) 交差点での錯綜事象が増加した、(4) 警察に事故の発生を報告するか否か、病院で受診するか否か等の交通事故に遭った後の当事者の行動に変化が出ている可能性の4点を推察している。
詳細は、http://www.itarda.or.jp/pub/h1408/h14-08.html。(2003/08/25)
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JARI、『自動車研究』8月号、特集はITS/予防安全 |
財団法人日本自動車研究所(JARI)は、25日、『自動車研究』2003年8月号を公開した。
特集は、ITS/予防安全。解説「先進安全自動車(ASV)推進計画とその活動状況について」や、研究速報「高齢者のカーナビ操作基準に関する検討」、「ドライバにおける対象物検知パフォーマンス低下の検討」、「配光可変型前照灯のまぶしさに関する研究」などが掲載されている。
詳細は、http://www.jari.or.jp/ja/hokoku/kikan/jido/jinew.html。(2003/08/25)
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乗用車専用道路に意見が多数、パブリック・コメント |
国土交通省は、25日、「道路構造令の一部を改正する政令案」に対するパブリックコメントの募集の結果を公表した。
43人が82意見を提出した。「『乗用車専用道路』であること示す標識を定めるべき」との意見に対しては、国土交通省は、「今後、検討する予定です」と回答している。警察庁との協議が行われると思われる。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/pubcom/03/kekka/pubcomk31_.html。(2003/08/25)
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ルノー・トゥインゴがリコール |
国土交通省は、25日、ルノー・ジャポンからリコールの届出があったことを公表した。
平成7年2月23日から平成12年2月7日に製造されたトゥインゴの、3,314台。電子制御式クラッチの油圧畜圧器に不具合があり、最悪変速できなくなるおそれがある。国内で595件のクレームが発生した。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/08/recall08-25.html。(2003/08/25)
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プリウスの新車発表会をWeb中継、トヨタ |
トヨタ自動車は、22日、ハイブリッド乗用車「プリウス」の新車発表会をWeb中継すると発表した。
中継は、9月1日月曜日、16時から。対象OSや、動画ソフトなどは公表されていない。
詳細は、http://www.toyota.co.jp/company/prius/。(2003/08/23)
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秋の交通安全運動、国土交通省の実施計画 |
国土交通省は、22日、平成15年秋の全国交通安全運動国土交通省実施計画を公開した。
国土交通省は、交通安全施設等の点検・整備の充実、大型車両等の通行についての指導取締り、事業用自動車等の安全運行の確保、車両の安全対策の推進などを行う。
正しい方法によるシートベルトとチャイルドシートの着用の徹底等では、タクシー・ハイヤー事業者や、高速道路を通行するバス事業者に対して、(1) 装備されているシートベルトを乗客が常時着用することができる状態にしておくこと、(2) 乗客にシートベルトの着用を促すこと、(3) 着用状況を運行前に点検することを求めている。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/kotsuanzen/H15keikakuf.html。(2003/08/22)
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JARI通信、公開 |
財団法人日本自動車研究所(JARI)は、21日、『JARI通信』8月号を公開した。
第18回ESV国際会議(The 18th International Technical Conference on the Enhanced Safety of Vehicles)の様子などが紹介されている。
詳細は、http://www.jari.or.jp/ja/hokoku/kikan/jatsu/jatsu0308.pdf(PDFファイル)。(2003/08/21)
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「バス事業存亡の危機」、日本バス協会会長 |
国土交通省は、21日、社団法人日本バス協会の「飲酒運転防止対策会議」の概要を公表した。
この中で、国土交通省自動車交通局長は、説示として、マスコミによる批判を受けていることをふまえ、全国のバス事業者に対し、「バス事業全体が危機的状況にあるということを認識すること」、「経営トップ自ら陣頭に立ち、真に対策の実効が上がるよう取組むこと」を求めた。
日本バス協会会長の齋藤寛・神奈川中央交通会長は、「昨年来1年間に5件もの飲酒運転が発生したことはまさに異常な事態」との認識を示し、飲酒運転対策について、「形骸化していないか、本当に実効の上がる対策になっているか、各事業者が真剣に見直していく必要がある」との考えを明らかにした。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/09/090821_.html。(2003/08/21)
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視覚障害者用信号機音響を変更、大阪府警 |
大阪府警察は、21日、「音の出る信号機(視覚障害者用信号機)の音響切り替えのお知らせ」を公表した。
5年間で、「メロディ式(とおりゃんせ・故郷の空)」から「擬音式(カッコー・ピヨピヨ)」に変更する。幅の広い道路が「カッコー」、狭い道路が「ピヨピヨ」になる。
今年10月から12月にかけて、大阪市北区・都島区・福島区・此花区・中央区・西区・港区・旭区・城東区・鶴見区・東成区・生野区の12の地域で変更を行う。
詳細は、http://www.police.pref.osaka.jp/topics/10.html。(2003/08/21)
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ホンダ・アコードをリコール |
国土交通省は、21日、本田技研工業からリコールの届出があったことを公表した。
平成14年10月2日から平成15年5月8日に製造されたアコードとアコードワゴンの2車種、29,494台。ブローバイ・ガス還元装置の配管が不適切なため、ブローバイ・ガスが大気中に放出されるおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/08/recall08-21.html。(2003/08/21)
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飲酒運転防止対策会議を開催、国交省と日本バス協会 |
国土交通省は、20日、ジェイアールバス関東の運転手による飲酒運転関連の対策を公表した。
21日木曜日、東京大手町の経団連会館にて、社団法人日本バス協会が、「飲酒運転防止対策会議」を開催する。国土交通省は、同会議にて、自動車交通局長が説示を行う。他に、自動車交通局の旅客課長と総務課安全対策室長が出席する。
また、19日には、関東運輸局が、ジェイアールバス関東に対して、特別監査を行った。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/09/090820_2_.html。(2003/08/20)
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損保協会の交通事故医療研究助成、阪大強し |
社団法人日本損害保険協会は、20日、2003年度交通事故医療研究助成の採択研究テーマと対象者を公表した。
合計20件の研究が採択された。そのうち、大阪大学大学院医学系研究科が3件、大阪大学医学部付属病院高度救命救急センターが2件採択されたのが、特筆される。
詳細は、http://www.sonpo.or.jp/kensho/josei2003kekka.html。(2003/08/20)
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NHTSA、750万ドルを州政府に支出 |
米国運輸省道路交通安全局(National Highway Traffic Safety Administration (NHTSA))は、18日、48州やコロンビア特別区などに対して、750万ドルの補助金を支出すると発表した。
米国連邦運輸省のノーマン・ミネタ長官は、「米国は、子供の安全に関して、大きな進歩を遂げているが、この補助金は、主にチャイルドシートの必要性と正しい使用方法を、両親に教育するために使われる」と述べた。
補助金は、チャイルドシートのチェックポイントの設置や、マイノリティーや低所得者層に対する助成などに使われる。
詳細は、http://www.nhtsa.dot.gov/nhtsa/announce/press/pressdisplay.cfm?year=2003&filename=pr38-03.html。(2003/08/14)
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「高速バス乗務員の労働環境の研究と改善を」、seatbelt.net |
seatbelt.netは、20日、Opinion「高速バス乗務員の労働環境の研究と改善を」を発表した。
JRバスグループの問題点や、高速バス業界全体の経営環境から、高速バス乗務員の労働環境と、飲酒、運転との関連を研究する必要性を説き、労働環境の改善を訴える。
Opinion「高速バス乗務員の労働環境の研究と改善を」は、ここから。(2003/08/20)
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旧盆を中心とした10日間、死者は17人減 |
警察庁は、19日、旧盆を中心とした10日間の交通事故発生状況を発表した。
9日土曜日から18日月曜日までの10日間、死者数は、前年同期比17人減の213人だった。状態別では、自動車乗車中、二輪車、自転車乗車中は、いずれも減少したが、歩行中は、5名増加した。シートベルト着用別死者数は、着用が5人減少したのに対して、非着用は3名増加した。
帰省者が関連した死亡事故は、前年は、9件が往路、1件が滞在中に発生したが、今年は往路が1人、滞在中が5名、復路が2名だった。
詳細は、http://www.npa.go.jp/toukei/koutuu10/syukei.pdf(PDFファイル)。(2003/08/19)
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チャイルドシートのリーマン、民事再生手続き |
ソフトバンク・インベストメントは、18日、同社子会社「エスビーアイ・キャピタル」が、同日、名古屋地裁に民事再生手続きを申立てたリーマン株式会社(本社:愛知県名古屋市)と、スポンサー契約を結んだと発表した。
リーマンは、チャイルドシートの国内シェア20%。チャイルドシートの装着義務化に伴い、需要増大を見込み、新工場の建設など過大な設備投資をし、また、今年に入り推進した低価格化戦略により利益が圧迫されたため、資金繰りが悪化した。
詳細は、http://www.sbinvestment.co.jp/ir/release/030818/sbi_press030818.html。(2003/08/19)
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国道1号、16号、246号を重点的に対策、神奈川 |
神奈川県警察は、18日、「かながわセーフティロード対策」に関する情報を公開した。
9月から12月までの4ヶ月間、県内の国道1号、16号、246号の3路線において、警察、沿線事業所等及び道路管理者が三位一体となって各種対策を行う。対策は、公開取り締まり、沿道対策、道路管理者との連携に重点が置かれる。
公開取り締まりでは、同一時間帯に沿線の警察署が一斉に取り締まりを行う。
詳細は、http://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesf0089.htm。(2003/08/18)
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警察署協議会の成果、神奈川県警 |
神奈川県警察は、15日、神奈川県警察署協議会制度発足後2年のあゆみを公表した。
交通安全関連では、川崎臨港警察署では、東扇島のドリフト族取り締まりの要望を受け、警察本部と協力し、一斉取り締まりを実施した。また、川崎土木事務所に働きかけを行い、道路にチャッターバーを設置した。
また、川崎警察署、高津警察署では、通学路の通行禁止規制に対する違反摘発を強化した。
詳細は、http://www.police.pref.kanagawa.jp/conf/conf_2003nen.htm。(2003/08/15)
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NHTSA、チャイルドシートを追加リコール |
米国運輸省道路交通安全局(National Highway Traffic Safety Administration (NHTSA))は、13日、Graco Children's Products製のチャイルドシートのリコールに関する情報を公開した。
5月12日付のリコールに、今回、追加されたのは、53,926台の「SnugRide」チャイルドシート。
詳細は、http://www.nhtsa.dot.gov/nhtsa/announce/press/pressdisplay.cfm?year=2003&filename=pr37-03.html。(2003/08/14)
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高齢者交通安全対策モデル地区、神奈川県警 |
神奈川県警察は、14日、高齢者交通安全対策モデル地区実施状況に関する情報の更新を行った。
警察署単位で実施している施策について、写真入りで解説している。
詳細は、http://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesf0086.htm。(2003/08/14)
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ドイツでも、チャイルドシートの利用が低下傾向 |
ドイツ・交通交通安全評議会(Deutscher Verkehrssicherheitsrat : DVR)は、4日、自動車乗車中の子供の安全に関する調査結果を公表した。
ドイツでは、10歳になるまで、チャイルドシートを使用する法的な義務があるが、特に6歳以上の利用が低下している。チャイルドシートを使用していたのは53%で、大人用のシートベルトが40%、7%は何もしていなかった。2001年には、59%がチャイルドシートを、34%が大人用のシートベルトを使用していた。
ドイツでは、子供の、自転車での死者が20%減少、歩行者の死者も低下傾向にあるのに対して、自動車乗車中が12%増加している。
DVRは、両親に対して、身長と体重に対応したチャイルドシートを、長距離のドライブだけでなく、短距離でも、常に使用するよう勧告している。
詳細は、http://www.dvr.de/asp/dms.asp?url=/aktuelles/presse/pm0803.htm。(2003/08/13)
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神奈川で死亡事故が激増 |
神奈川県警察は、13日、「夏の交通死亡事故抑止20日間対策実施結果」を公表するとともに、8月に入り、死亡事故が急増していると発表した。
「夏の交通死亡事故抑止20日間対策」は、7月11日金曜日から30日水曜日までの20日間、実施された。期間中は、対前年比で、死者は4人減の11人、負傷者は769人減の4,144人、事故件数は627件減の3,462件だった。
だが、8月に入り、11日までの死亡数が、対前年比倍増の20人となっている。二輪車と自転車の事故が増加しているのが、特徴。8月の統計では、全国ワースト。
詳細は、20日間対策が、http://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesf0084.htm、8月中の状況が、http://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesf0090.htm。(2003/08/13)
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来年の交通安全スローガンを募集 |
財団法人全日本交通安全協会は、13日、平成16年に使用する交通安全スローガンの募集に関する情報を公開した。
締め切りは、9月30日火曜日。一般部門は、同乗者を含む運転者に対するものと、歩行者・自転車利用者に対するものの二つ。子供部門は、小中学生自身に呼びかけるもの。
『高校教育資料』は、PDFにて公開されている。
詳細は、http://www.jtsa.or.jp/topics/T-27.html。(2003/08/13)
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偽装交通事故、消費者向け情報誌『Sonpo』 |
社団法人日本損害保険協会は、13日、消費者向け情報誌『Sonpo』第27号を公開した。
交通安全関連では、「シリーズ社会問題を考える」で、偽装交通事故が取り上げられている。
『高校教育資料』は、PDFにて公開されている。
詳細は、http://www.sonpo.or.jp/publish/sonpo/book_sonpo.htmlと、http://www.sonpo.or.jp/publish/sonpo/book_sonpo_027.pdf(PDFファイル)。(2003/08/13)
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「交通安全教育」8月号、特集は「香川県における交通安全教育への取組み」 |
財団法人日本交通安全教育普及協会は、12日、月刊誌「交通安全教育」8月号の情報を公表した。
特集は、「香川県における交通安全教育への取組み −「危険予測」 の普及を最重点に」。香川県交通安全教育推進会議評価専門委員会・委員長の井原健雄氏と、委員の正岡利朗氏が、論文を執筆している。
詳細は、http://www.jatras.or.jp/text/jtse448.html。
また、科学警察研究所交通安全研究室の藤田悟郎氏の、連載「《検証》事故はなぜ起こったか」は、「サンキュー事故」を取り上げている。記事は、http://www.jatras.or.jp/text/jtse13_0043.htmlで読める。(2003/08/12)
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自動車分解整備業実態調査 |
国土交通省は、12日、平成14年度自動車分解整備業実態調査結果の概要を公開した。
総整備売上高は5兆7,283億円で、対前年比較4,419億円、7.2%の減少 だった。昭和39年の調査開始以来、下げ幅、減少率ともに最大。
整備要員1人当たり年間整備売上高は、1,492万円で、対前年比6.6%の減少。整備要員の平均年齢は、対前年比0.5歳増の39.4歳。整備要員の平均給与は3,872千円 で、4年連続の減少だった。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/09/090812_2_.html。(2003/08/12)
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公道以外でも暴走を禁止、北海道条例 |
北海道警察は、8日、「北海道暴走族の根絶等に関する条例」が、同日施行され、暴走行為の禁止規定は、11月1日から施行されると発表した。
公園や駐車場など、公道以外の場所での暴走行為が、禁止される。違反した場合は、5万円以下の罰金、拘留、もしくは科料に処せられる。
また、共同危険行為等の勧誘等の禁止も規定され、6ヶ月以下の懲役または20万円以下の罰金になる。
詳細は、http://www.police.pref.hokkaido.jp/info/koutuu/zokudame/zokudame.htm。(2003/08/08)
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42箇所の「道の駅」追加 |
国土交通省は、8日、第19回の「道の駅」の登録を行い、全国で42箇所を追加したと発表した。
ヘリポートや岸壁を有する災害時の防災拠点の一部を活用した静岡県下田市「開国下田みなと」、高速道路のバス停を併設する「舞ロードIC千代田」などの42箇所が追加指定され、全国で743箇所となった。
「道の駅」事業は、駐車場の整備部分が、交通安全施設等整備事業に関する緊急措置法の交通安全事業の対象事業となっている。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/06/060808_.html。(2003/08/08)
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運転中の行為に関する調査、米国 |
米国のNPO/NGOであるAmerican Automobile Association Foundation for Traffic Safetyは、6日、運転中のドライバーによる運転行為以外の行動に関する研究調査結果を発表した。
調査は、同団体と、ノースカロライナ大学高速道路安全研究所が、車内にビデオカメラを設置し、観察する手法で行った。
携帯電話の使用は、30%の事例で見られた。このうち25%は停車中の使用だった。
詳細は、http://www.aaafoundation.org/multimedia/index.cfm?button=distractII。(2002/08/08)
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事故多発地点の対策効果、『イタルダ・インフォメーション』 |
財団法人交通事故総合分析センター(イタルダ)は、『イタルダ・インフォメーション』No.44を公開した。
特集は「事故多発地点の対策効果」。「10年間に1件以上の死亡事故が再起して発
生する可能性が高い箇所」が、全国で3,196箇所(単路部1,483箇所、交差点部1,713箇所)あった。平成13年度までに全体の94%で、対策を実施した。
対策前と比較して、事故件数が、実数で約7%減少していた。効果を分析すると、約3割の事故を削減できたことになるという。
詳細は、http://www.itarda.or.jp/info44/info44.pdf(PDFファイル)。(2002/08/07)
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死者数は減少も、負傷者、件数は増加、大阪府 |
大阪府警察は、7日、7月末の交通事故発生状況を公開した。
死者数は、対前年比10.3%減の165人だったが、負傷者数は、1.9%増の44,222人、事故件数は2.4%増の36,708人だった。
死亡事故の特徴では、歩行者が36.9%減少したが、乗車中の死者が14.0%増加した。
詳細は、http://www.police.pref.osaka.jp/topics/01.html。(2002/08/07)
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交通事故統計の英訳要約版 |
財団法人国際交通安全学会(IATSS)は、6日、交通事故統計の英訳要約版 『STATISTICS: ROAD ACCIDENTS JAPAN』を公開した。
定価は、2,000円。
詳細は、http://www.iatss.or.jp/gakkai/kouhou/kou-form/kou-form.html。(2002/08/06)
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医療行為に53.9%の支持。消防・救急に関する世論調査 |
内閣府は、4日、「消防・救急に関する世論調査」の結果を発表した。
消防車を呼んだ経験があるのは9.0%、救急車が42.6%だった。救急車の搬送費用について、現状維持の無料が51.1%、一部有料が36.5%、全額有料が4.1%だった。
消防・救急の分野で、行政が注力すべき事項では、医療行為は除く病院への搬送などの救急活動が62.0%、医療行為の一部である高度救急救命処置が実施できる救急活動が53.9%だった。
詳細は、http://www8.cao.go.jp/survey/h15/h15-shoubou/index.html。(2003/08/05)
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モーターショー期間中にシンポジウムを開催、自動車技術会 |
社団法人自動車技術会は、8日、東京モーターショーの開催期間中、幕張メッセ国際会議場にて、シンポジウムを開催すると発表した。
デザインや高齢者のモビリティ、42Vバッテリーなどの論題の他、「事故死半減を目指して −事故を見つめ広い視点と知恵で安全・安心−」が予定されている。
「事故死半減を目指して」は、10月29日14時から17時30分まで、幕張メッセ国際会議場2F201号室で開催される。参加費は無料だが、モーターショーの入場料が必要。定員は250名。
日本医科大学付属千葉北総病院救命救急センターの益子邦洋氏が、基調講演「交通事故死者数を大幅に削減する外傷システム−事故発生から1時間の対応が生死を分ける!−」を、財団法人交通事故総合分析センター(イタルダ)の吉田伸一氏が、「運転中のミスは無くならない!」、実践女子大学生活学部の垣本由紀子氏が、「注意と不注意は紙一重」、モータージャーナリストの岩貞るみこ氏が、「お母さんドライバーに期待するチャイルドシートの正しい装着」、モータージャーナリストの柏秀樹氏が、「『速い』から『上手い』の時代へ−バイク安全教育の現場から−と題する講演を行う。
詳細は、http://www.jsae.or.jp/02evnt/sympo/symp0703.pdf(PDFファイル)。(2003/08/05)
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国際交通安全学会、英文の活動報告書を公開 |
財団法人国際交通安全学会(IATSS)は、5日、英文の活動報告書『IATSS ACTIVITIES』を公開した。
2002年度には、9件の調査研究が行われ、4月18日に行われたシンポジウムで、発表されたことなどが10ページに渡って記述されている。
詳細は、http://www.iatss.or.jp/english/news/activities/act.html。(2002/08/05)
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ニッサンも先進安全技術を採用、シーマ |
日産自動車は、5日、今夏一部改良を行う高級セダン「シーマ」に先進安全技術を搭載すると発表した。
新たに採用する先進安全技術は次の3つ。1) レーダーで追突の危険を感知し、ドライバーに警報を鳴らし、さらに自動的にブレーキを作動させる「インテリジェントブレーキアシスト」、2) ブレーキ操作から緊急ブレーキを判断した場合、またはインテリジェントブレーキアシストが作動した場合に、シートベルトを巻き上げる「前席緊急ブレーキ感応型プリクラッシュシートベルト」、3) ステアリング操作に合わせてヘッドランプの照射範囲を自動的に変化させる「アクティブAdaptive Front-lighting System」。
プリクラッシュシートベルトに関しては、日産自動車が所有する基本特許を他社に対して、ライセンス供与することを決定している。
詳細は、http://www.nissan-global.com/JP/STORY/0,1299,SI9-CH-LO4-TI868-CI654-IFY-MC92,00.html。(2003/08/05)
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RAV4に、VSCとサイド・カーテンエアバック |
トヨタ自動車は、5日、小型SUV「RAV4」を一部改良し、同日発売を開始した。
VSCが、一部グレードで新たにオプション設定され、前席サイドエアバックと前後席カーテンエアバックが全車オプション設定された。
しかし、5ドアの後席中央のシートベルトは、2点式のまま。
詳細は、http://www.toyota.co.jp/News/2003/Aug/nt03_066.html(ニュースリリース)と、http://www.toyota.co.jp/Showroom/All_toyota_lineup/RAV4/index.html(商品紹介ページ)。(2003/08/05)
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コンビがチャイルドシートを自主回収 |
国土交通省は、5日、コンビがチャイルドシートの自主回収を届け出たと発表した。
フランス・ティームテックス社製のコンビ・ブループランSの5,142台。自社による定期衝突試験で、本体の背もたれ部に亀裂、または破損が認められた。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/09/090805_.html。(2003/08/05)
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反対側のサイドエアバックが作動、プジョーが改善対策 |
国土交通省は、5日、プジョージャポンから改善対策の届出があったことを公表した。
平成13年8月23日から平成15年4月25日に製造されたプジョー406セダン2.0、プジョー406セダンV6、プジョー406クーペV6、プジョー406ブレーク2.0、プジョー406ブレークV6の5車種、613台。配線が不適切なため、衝突した側の反対側のサイドエアバックが作動するおそれがある。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/08/kaizen08-05.html。
また、国土交通省は、同日、7月中に届け出られた、対象台数100台未満のリコールを公表した。
川崎重工業、コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッド(フェラーリ)、エイチアンドケイコーポレーション(フィアット)、タダノの4社が届け出た。詳細は、http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall03/08/recall08-05.pdf(PDFファイル)。(2003/08/05)
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セルシオに先端の安全装備を追加 |
トヨタ自動車は、4日、同社の最高級セダン「セルシオ」を一部改良し、同日発売を開始した。
安全装備が多数追加されたのが特徴。まず、アクティブ・セーフティーでは、車速とステアリング角度に応じて、ヘッドライトの光軸を動かす「インテリジェントAFS」を採用した。
さらに、衝突直前に、シートベルトをあらかじめ巻き取る「プリクラッシュシートベルト」、ブレーキを作動させる「プリクラッシュブレーキ」などで構成される「プリクラッシュセーフティシステム(レーダー方式)」を一部グレードを除きオプション設定した。SUV「ハリアー」の同システムに対して、新たに、制動時に車両前部が下がるのを抑制するサスペンション制御を追加した。
また、前席にSRSニーエアバッグを全車標準採用。トップテザー付チャイルドシート固定専用のアンカーを後席左右席に採用した。
トヨタの安全ボディ「GOA」には、SUVとのコンパティビリティの概念を取り入れ、ハイラックスサーフとの50%ラップオフセット前面衝突試験(50km/h)、側面衝突試験(50km/h)、50%ラップオフセット後面衝突試験(50km/h)を実施し、トヨタ社内の基準をクリアした。
しかし、以前は一部グレードでのみ装備されていたプライバシーガラスが、全車標準装備になった。
詳細は、http://www.toyota.co.jp/News/2003/Aug/nt03_065.html(ニュースリリース)と、http://www.toyota.co.jp/Showroom/All_toyota_lineup/Celsior/index.html(商品紹介ページ)。(2003/08/04)
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損害保険に関する高校生向け教材 |
社団法人日本損害保険協会は、4日、高校の授業やホームルームのための損害保険情報誌『高校教育資料』No.224を公開した。
交通安全関連では、弁護士の岸憲治氏が、連載「判例に学ぶ〜交通事故の傷跡〜」において、 「被害者請求と『他人』性」を取り上げている。
『高校教育資料』は、PDFにて公開されている。
詳細は、http://www.sonpo.or.jp/publish/kyoiku/book_kyoiku.htmlと、http://www.sonpo.or.jp/publish/kyoiku/book_kyoiku_224.pdf(PDFファイル)。(2003/08/04)
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チャイルドシートのリコール制度導入に関連する動き |
国土交通省は、4日、「道路運送車両法施行規則等の一部を改正する省令」を発表した。
道路運送車両法施行規則の一部改正し、個人輸入などの正規輸入品以外のチャイルドシートを、リコールの対象から外す。また、リコール届出者は、国土交通大臣に対して、3ヶ月ごと、3年間に渡って、リコールの実施状況を報告することになる。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/09/090804_2_.html。(2003/08/04)
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アジア諸国に対する自動車基準認証制度・検査整備セミナーを実施 |
国土交通省は、4日、自動車基準認証制度・検査整備セミナーを実施したと公表した。
自動車基準認証国際化研究センター(JASIC)が、7月22日から8月1日まで、中国、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、ヴェトナム、サウジアラビアの7カ国13名を対象に、自動車基準認証・検査整備制度の講義などを行った。
このセミナーは、国連欧州委員会自動車基準調和世界フォーラム(ECE/WP29)における、国際協調活動の一環とされている。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/09/090804_.html。(2003/08/04)
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車名別乗員死亡率、再質問 |
政府は、1日、民主党の長妻昭衆議院議員提出「提出クルマの車名別乗員死亡率に関する再質問に対する答弁書」を閣議決定した。
この質問主意書は、7月25日の再質問。
詳細は、首相官邸が、http://www.kantei.go.jp/jp/kakugi/index.html、長妻代議士が、http://www.amy.hi-ho.ne.jp/nagatsuma/situmon.htm。(2003/08/04)
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ランドクルーザー100バンにもVSC |
トヨタ自動車は、1日、4WDの「ランドクルーザー100シリーズ」を一部改良し、同日発売を開始した。
バンの一部グレードに、VSCとアクティブTRCのオプション設定を拡大した。また、セカンドシート中央席と右席に、ISO FIX対応チャイルドシートの取り付け装置を装備した。
しかし、サードシート中央席のシートベルトは2点式のまま。プライバシーガラスも全車標準装備。
詳細は、http://www.toyota.co.jp/News/2003/Aug/nt03_061.html(ニュースリリース)と、http://www.toyota.co.jp/Showroom/All_toyota_lineup/LandCruiser100/index.html(100シリーズの商品紹介ページ)、http://www.toyota.co.jp/Showroom/All_toyota_lineup/LandCruiserCygnus/index.html(シグナスの商品紹介ページ)。(2003/08/01)
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国土交通省の重点施策 |
国土交通省は、1日、重点施策を公開した。
第6章に、「安心でくらしやすい社会の実現」があり、バリアフリー施策の推進とともに、交通安全対策の推進が挙げられている。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/01/010801_.html。(2003/08/01)
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「新道路技術五箇年計画」の重点計画を更新 |
国土交通省は、1日、「新道路技術五箇年計画」の重点計画を更新し、公開した。
重点計画の一つに、「情報提供と運転補助により事故防止を図る走行支援道路システム(AHS)の開発」が挙げられている。
また、道路に関する最先端の技術開発について、情報・意見交換を行う「道路新技術フォーラム(http://www.jice.or.jp/cart/)」を紹介している。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/road/road/new5/index.html。(2003/08/01)
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リコール件数、台数とも過去2番目 |
国土交通省は、1日、自動車のリコール届出内容の分析結果を公開した。
リコール届出件数は、対前年度比1件増の170件、対象台数は、27万8000台減の301万2000台だった。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/09/090801_2_.html。(2003/08/01)
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道路行政の業績計画書、国土交通省 |
国土交通省は、1日、「平成15年度道路行政の業績計画書」の策定に関する情報を公開した。
道路行政に、1年後の数値目標(アウトカム指標)を宣言し、成果主義を導入する。
アウトカム指標には、「道路交通における死傷事故率」や「事故危険箇所(交差点)の死傷事故率」が用いられる。都道府県ごとなど、地域ごとの「業績計画書」も策定し、1年後には、「達成度報告書」としてとりまとめ、以降の施策や事業に反映させる。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/road/press/press03/20030731_2/20030731_2.html。(2003/08/01)
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シートベルトをしていたら12人が助かったかも、神奈川県警 |
神奈川県警察は、1日、「注意点を知るための交通事故分析」情報を公開した。
神奈川県内では、事故件数、死者数、負傷者数とも、対前年比で減少している。年齢層別では、65歳以上が最も多くなっている。
自動車乗車中の死者、38人中、26人がシートベルトを着用していなかった。このうち、12人に関しては、シートベルトを着用していれば助かった可能性があったとしている。
詳細は、http://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesf0082.htm。(2003/08/01)
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警視庁の二輪車講習会 |
警視庁は、1日、二輪車講習会の情報を公開した。
世田谷区喜多見の多摩川河川敷にある警視庁交通安全指導センター、府中運転免許試験場、鮫洲運転免許試験場では、8月3日、10日、24日、31日の日曜日に開催される。
中野警察署では、30日土曜日に、杉並区和田の立正佼成会「法輪閣駐車場」で、二輪車実技教室を開催する。
詳細は、夏のライディングスクールが、http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotu/nirin/summer.htm、交通安全指導センターが、http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotu/nirin/anzen.htm、中野警察署が、http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kankatu/event/event.htm#nakano。(2003/08/01)
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観光路線でスピード違反を取り締まり、道警 |
北海道警察は、1日、観光ルートスピードダウン作戦と題する公開速度違反取り締まりに関する情報を公開した。
国道5号線、39号線、40号線など、9路線、27警察署で取り締まりを行う。
詳細は、http://www.police.pref.hokkaido.jp/info/koutuu/speed/speed.html。(2003/08/01)
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情報提供のお願い
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